レバノン出張報告

日時 2003年8月24日−8月28日
場所 レバノン ベイルート
便宜供与  大使館主催レセプションの開催、大統領・外相訪問の手配
同行議員 谷本龍哉代議士、世耕弘成、小林温、山本一太参議院議員

日程
8月25日 
 13:50 ベイルート着
 20:00 駐日クウェート大使主催夕食会

8月26日 
 10:00 エミール・ラフード大統領
 11:00 ミシェル・サマーハ情報相
 12:00 フアード・セニョーラ蔵相
 13:00 蔵相主催昼食会
 15:00 首相官邸訪問
 15:30 ソリデール社(ベイルート中心市街復興)訪問
 15:00 レバノン投資開発公社訪問
 19:00 日本大使館主催レセプション

8月27日
 09:00 ヌールエルデイン・ブジュクジ アラブ議員連盟事務総長
 10:00 エミール・ラフード・ジュニア議員
 11:00 ジャン・オベイド外相
 12:00 マルワーン・ハマーデ経済貿易相
 14:00 ガジ・ザイテール議員主催昼食会(於バールベック)
 16:00 バールベック遺跡訪問

特記事項 

この数ヶ月、河野太郎事務所が総力を挙げて準備してきた、第一回目のJapan-Arab
Leadership Network(JALN)という日本と中東の若手政治家が、数日間合宿をして、日
本とこの地域の問題を議論しながら、個人的な交流を深めていこうという国際会議を
開くことが目的でした。

8月半ばまでに、ヨルダンのバセム・アワダラー計画大臣、チュニジアのモハマド・
ヌリ・ジャウィーニ開発大臣、パレスチナのアブデル・カリム・アブ・サラー司法大
臣など中東各国の大臣やエジプトのガマル・ムバラク、レバノンのエミール・ラフー
ド・ジュニア、クウェートのハマド・サバーハ・アル・アハマッド・アル・サバーハ
などの若手実力者を初め、アラブ十一カ国から二十数名の政治家が参加を予定する大
会議になりそうでした。

ベイルートにある国連ハウスが大会議場をこの会議のために提供してくれることにな
り、サウジアラビアのワリド・ビン・タラール王子が所有するベイルートのムーブン
ピックホテルの協力も得ることができました。

ところが好事魔多し、この会議の開催が、レバノンに於ける、もとい、レバノンをめ
ぐる政治勢力の介入を招くことになりました。

結局、表向きは、レバノンの国会議長からの大変強硬な会議の開催延期要求(延期し
ない場合はアラブ各国からの参加者のレバノン入国を認めない)ということになり、
残念ながら土壇場での会議延期ということになりました!!

ところが、中東各国は、日本との政治レベルの交流に極めて前向きだったため、この
延期決定がいろいろな波紋を呼び、結局、シリアのダマスカスに本部があるアラブ議
員連盟が、JALNを全面的にサポートをし、レバノンの全ての政治勢力が次回の会
議開催を全面的に支援するという約束をしてくれました。

今回のベイルート訪問では、アラブ議員連盟の事務総長と会談し、またレバノンの大
統領、蔵相、経済貿易相、情報相、外相、またマロン派、スンニ派、シーア派、ヒズ
ボラなどレバノンの政治勢力の代表者にお目にかかり、JALNに関する支援の約束
を頂くことができました。

総裁選挙、そして総選挙の直前のこの時期に、あえて無理して五人の議員で中東を訪
問した成果は十分にあったと思います。

在ベイルートの日本大使館にもJALNに関しては、絶大なご支援を頂き、我々滞在
中に、レバノンの要人を招待したレセプションを開いていただきました。国会副議長
を初めとする政治家、ジャーナリスト、経済界などから大勢の参加を頂きました。

また、昨年のミスインターナショナルと今年のミスレバノンの出席という思いがけな
いできごともあり、しっかりと一緒に写真を写しました。

中東は、日本を待っている(自衛隊ではなく政治家を)ということを実感しました。