Daily Topics

(Daily Topicsは「ごまめの歯ぎしり」メールマガジン版のバックナンバーです。

メールマガジンへの登録は http://www.taro.org/ でどうぞ。)

 

 

7月14日

キャリアの新人官僚の合同研修会で、建設省に入ったばかりの新人が自治省からきた講師に対して、「自治省の存在価値が今問われていると思いますが、それについてどう思いますか」と聞いたそうな。自治省の官僚、その場はなんとか冷静におさまったものの、控え室でぶちきれて、人事院の研修担当者に「あの失礼な野郎は何だ」とあたりちらしたそうな。あげくのはてに、建設省に怒鳴り込み、かわいそうにその新人、配置転換になってしまったとさ。
教訓  新人研修でも本音の質問はしてはいけない

国会内で盗聴行為が行われていないかどうか調べろという野党の提案が議運で取り上げられた。議員会館なども含めて調査すると、議員一人あたり八万円の経費がかかる。衆議院だけで四千万円かかることになるので、自民党の理事から、それでは希望者に対して、費用個人負担で、実施ということでいいかと提案。野党は、全員に対し、国費で調査せよと突っ張り、継続審議。

7月12日

ダイオキシン規制成立。「土壌と水に規制を....」というのを聞いて「ドジョウと水煮規制かと思った」と言った方が一名。周りは受けていたが、本人結構真剣みたいだった。

議員サロンで某野党の長老が、「ウチの最近の若いもんは、賛否を聞かれると私の立場は修正ですなんて、何をどう修正するのかも言えんくせに」 私にそんなこと言われてもねえ。

ちなみにこの議員サロン、議員会館の地下一階にあって、議員以外は配偶者でも入れない。なかは何のことないテレビ一台と四人がけのテーブル八脚と囲碁、将棋の打てる対面式のセットがいくつかおいてあるだけ。地下二階の食堂に入っている二つの食堂が交代でお昼の注文を取ってくれる。

例外的に月曜日の本会議。今日、大蔵大臣の財政演説をやらないと明日から代表質問ができないからだそうだ。所要時間はダイオキシン規制法の採決と財政演説で十分間。補正予算の本会議採決は木曜日の委員会終了後、夕方に、という話だったが、誰も特に反対しないから金曜日に他の上がり法案と一緒に採決らしいよという噂が流れる。
だれがいつどうやって作った補正予算かもよく分からんが、何千億円の金の使い道決めるのに安易じゃない?

日の丸君が代をもっと慎重審議してくださいという陳情に日教組が来たけれど、正直いえば、今の国会、どの法案だって審議なんかしてんのかな。野党は日程の引き延ばし闘争だし、与党は党議拘束一本槍だし。与野党の平議員は今の国会運営のルールに怒ってるぞ。

7月9日

8時自民党金融問題調査会。金融再生委員会から資本注入後の報告。
中小企業向けの融資が予定より注入行合計で7000億円少ない。とくに5000億円計画より少ない某銀行に対するかなり厳しい意見続出。法案の提出者であり、当時、委員会答弁に立った山本代議士が怒りをあらわにしていた。金問調(金融問題調査会の略)で、某銀行がつるし上げられていた、ということは、銀行関係者はいないはずなのにすぐに銀行業界に広く知れ渡ることになる。このスピードたるや、光速とはいかなくても音速並み。

9時対外経済協力特別委員会。委員長より提言案提出。ODAにからむ16省庁と外務省の引っ張り合い。役所OB議員が露骨にODAの一本化に反対する。政治のリーダーシップが問われるぜ。

11時外務省の国連政策課長と国連行政課長が、国連改革法案の取り扱いについて議員会館で1時間ねばる。もし、明日、本会議採決になったら衆議院では可決されてしまう、というのが外務省の読み。それは、困ります、の一本やり。まだ、提出もされていないのに。
外務省はキャリアの官僚の研修会でこの法案を名指しで批判したそうだ。まあ、それでこの法案も有名になったから、いいか。
外務省が議員立法の法案に対して、議員の間をおかしなご説明に回ったら、悪意を持ってやってると解釈しますよ、と申し上げる。
行政課長「でも説明に来いといわれたら、行かざるをえません」
河野太郎「その時は、河野太郎を説明に行かせますと言って下さい、ぼくがご説明に回ります」
「そんなこと外務省が言えるわけ無いじゃないですか。」
「言って下さい、河野太郎本人が行くって言っているんですから。」

動物の管理と愛護に関する法案に関して、雲行きが怪しい。鹿児島市議会が動物実験の規制を盛り込んだ請願を提出してきたのが発端らしい。動物実験は今回の改正の枠外ということでNGOを含め、合意したのに、どこかで、だれかが勇み足。連絡会の塩坪さんが、走り回る。しかし、国対は、国会日程がきつくて、今国会への提出は無理らしい。

7月8日

遺伝子組換え議連で、三菱商事、宝酒造からのPCR法を用いた遺伝子組換え原材料の検査方法についてのプレゼンテーションがありました。農水省は、両社に対して、プレゼンテーション後の議連の反応を報告するようにと「行政指導」したそうです。議連の反応については、私から農水省に報告することにしました。

表示および安全性評価に関する法案を衆議院法制局と作成中です。今後、EUからヨーロッパの現状について報告をいただくことを予定しています。

プレゼンテーションは
http://www.taro.org/idenshigiren78.htm
を参照して下さい。

7月7日

マルチメディア懇話会の視察。バスに乗り込むや否やベテラン議員から、デジタルって何、と質問が飛ぶ。同行する郵政省の課長が答えに苦しんでいると、アナログって何、どこが違うの。
視察先でも、メディアは知っているけど、それにマルチが付くとどうなるの。テレビは、メディアですか、マルチメディアですか。視察先の担当の方、絶句。
それでも役所は、もう釈迦に説法ですが、とか、先生方のほうがお詳しいかと存じますが、とか、言いながら答える。それは、多分、うそだ。

武見外務政務次官中国から帰国。すぐ政務次官室に伺って、いろいろと相談。
高知県で武見政務次官と橋本知事がガイドライン関連法に関するティーチインを予定しているが、外務省は、役所をあげてこれに反対。寝た子を起こすな、ということらしいが、それのどこが総理の言う、国民と共に歩む外交なのか。とにかく議論を避ける体質だ。市民の納得なしで物事を進めようというのか。
総理訪中の前に、武見政務次官が訪問することにも、外務省は反対だった。外務、郵政、自治各大臣が同行するのに、その前に政務次官が訪中して地ならしをしているように見られるのは困るらしい。
九日の外交部会流れる。国連改革法案が議題だったのに。十四日に首相訪中の報告といっしょにやることになった。

7月6日 

初登院の時の本会議の座席は、最前列で、年功序列は下から五番目だった。ところが度重なる補欠選挙と比例の繰上げ当選者の続出のおかげで、とうとう、今日から本会議の座席が前から二列目に繰り上がった。へーえ、お前も出世したねえ、とは周りの声。

本会議で憲法調査会の設置を決める。共産党は反対。ところが、なにを思ったか、社民党は、そろって退席。賛成か、反対かの意思表示も無く、退席っつうのは、どーしちゃったんだろう。55年体制への先祖帰りか?

議員サロンで昼飯食べていると、細田外交部会長が、河野さん、ちょっと。国連改革法案、提出までいけばいいか、ときかれる。なんとか、提出まで、というのがとりあえずの本音。インターナショナルヘラルドトリビューンのLetters to the Editorに河野太郎の意見が載る。それを見た外国人記者クラブが8月にクラブで講演してくれ、との申込み。

確定拠出型年金制度の小委員会。橋本前総理が前にどっかと座る。
厚生省が出してきた資料、どこを見ても厚生省とは書いていないし、検討項目の答えも出ていない。役所が来て、口頭で説明するだけ。二言目には、事務的には....。塩崎参議院議員が、あいつら、責任逃れをしてるんだよ、とぼそっ。
とりあえず、サラリーマンの妻は対象となるか、なる。加入年齢の上限は、65歳。公務員への適用は、適用されるけどそれはボクたち厚生省には関係ないもんね。事業主が、個々の従業員の意志に関係なく運用できるか、ダメ。
橋本前総理が、公務員のことについて厚生省がやらないなら、党が直接人事院とやっていいんだな、とギョロッとにらんだら、厚生省飛び上がって、じ、じ、事務的には、そ、そ、総務庁と.....。橋本前総理、この間今年入ったキャリアの研修の講師で呼ばれたら、公務員の年金はどうなるんだと質問で聞かれたぞ。聞いたのは今年その総務庁に入った奴だ。爆笑。

年金の財源問題、払わない人がこれだけいるのに、なんの手も打たない、打てない厚生省に対する批判は自民党の中でも強い。ぼくは断固、税方式を支持。

ボランティアの応募、多数、ありがとうございました。とりあえず、議員会館のへやに入りきれないぐらいになりましたので、募集を夏休み期間は、中断します。又、九月にお願いします。

7月2日

今後の国会日程。7月12日補正予算の財政演説。13日、衆参で代表質問。14、15日で衆議院予算委員会、15日本会議に補正予算を緊急上程で可決。16、19日で参議院予算委員会、19日夜にでも補正予算参議院で可決。21日、国旗国歌法案、衆議院内閣委員会で可決。22日、衆議院本会議で可決。てな日程だそうでございます。

(なんと月曜日の12日に本会議! えっ、おめーら、月曜日には仕事しねえのかって。そうなんです。本会議の定例日は火、木、金曜日で、これ以外の日に本会議開くと野党が怒る。なんで、野党が怒るんだって? だって、頻繁に本会議開いたらどんどん審議が進んじゃって野党の国対の面子が丸つぶれになるから。変な世界!)

ということは、小渕総理8日に北京へ出発、9日のみ北京。次のモンゴルはなんと10日、11日の土日だけ。国会日程のしわ寄せはみーんな外交日程に。
中国は、沖縄でサミットが開かれることに、心理的な圧迫感を感じている。これを総理が無事クリアできるか。また、テポドンもトーゼン議題になるだろうし。

日本−オーストラリアのAPECをめぐる会議。船橋洋一さんに声かけられてレセプションとディナーだけ出席。小林陽太郎富士ゼロックス会長がディナーでスピーチ。そーいえば、昔、富士ゼロックスの調査統計部にいたころ、小林(当時の)社長のスピーチを書かされた。徹夜して書いても使ってもらえなかったっけ。あれ以来、こっちも伸びた(と思う)けど、向こうも伸びて、差は縮まってないぞ。帰り道、虎ノ門の駅まで歩きながら山本一太参議院議員と、外国に出たら小林、船橋ってほとんどの国会議員より上なんじゃない?

国会で....。
−−−君が代のメロディの出だしは、中国の影響を強く受けている。しかし、真ん中はハイドン。とくに、さざれ石のウンヌンというところは、全くハイドンの作の丸写しである。そして、また、終わりは中国の影響。そんでもって歌いかたは韓国の影響をすこぶる受けている。だから、日本の国歌にふさわしい、とある高名な音楽家が言っておった。(はあ、そうすか)
−−−君が代には、二番と三番があるのをしっとるか。カイフトシキがこの間二番を歌っとった。(ほんとすか)
−−−蛍の光にも三番がある。だけど樺太から台湾までという歌詞だから、好ましくないということで歌われなくなった。(博識でいらっしゃる)
こーいうのを年の功というんでしょうか。

6月29日

議運理事会。司法制度改革審議会の同意人事について、民主党は井上委員に反対−盗聴法案の推進的役割を果たしたから。三浦委員に反対−多忙で、他にも審議会を掛け持っているから。社民党は井上委員に反対−民主と同じ。三浦委員に反対−人権擁護委員を自ら辞めた。大事な仕事を途中で辞めるような人は認められない。
同意人事のようなものはもっと慎重にやれば良いと思うが。今のままでは官庁のいいなりではないか。委員会に招致して、質疑をやるべきだ。

定数50人削減法案について、自由党と民主党は早く委員会に付託せよ。民主党は早く議論したいとせっつく。

国旗と国歌。法案を制定するならば、国旗に対する侮辱行為(燃やしてしまうとか)を処罰する規定を入れるべきではないか。(おまえの歌は国歌を侮辱しているとまぜっかえされる)諸外国の例をみても、国旗を法で制定するのは処罰規定を設ける為というのが多いようだ。だからかどうか、国歌を法律で制定するのはそれよりも少ないのではないか。

私が会長を務める神奈川県のトライアスロン連合は毎年、秋に相模原の米軍デポで大会を開く。米軍の音楽隊が両国の国歌を吹奏する時に、通りがかった米軍兵士と家族は立ち止まって敬意を表してくれるのに対し、日本人の参加者と家族はわいわいがやがや、全く注意を払わない。他国の国旗、国歌にも敬意を表すことを知らないのは、国際的な礼儀として絶対にまずい。

インド公使来訪。カシミール問題に関する説明を受ける。
自民党の外交部会での外務省の最初の説明は、この季節によくある事件だといっていたが、この27年間で最大の衝突であり、事実認識が違う。明確にパキスタン側からの進入であることを日本政府はコメントすべきとインド公使は訴える。

この事件、北京にいたパキスタン軍の司令官が、パキスタンにいる副官と電話で会話しているところを盗聴されている。この事件がゲリラによるものと見せかけている、という発言が出てくる。軍の関与を認めないパキスタンに業を煮やしたインドがこれを公表。インドの盗聴か、あるいはアメリカの盗聴をインドが入手したのか。

6月25日

今日午後五時に平塚市長といっしょに、Jリーグのチェアマンにご挨拶に伺う。フジタが撤退する事になり、新球団で再出発します、という報告。名称については、Jリーグの規則が既に改正され、地域名でも良くなっているとのこと。平塚でいくのか、湘南でいくのか、これから議論をしていくことになるが、少なくとも選択肢が今の時点で二つあることが確認できた。
29日にフジタの株主総会があり、それが終わって7月1日から正式に再建運動がスタートする。
サッカーくじがスタートしたら、運営コストのなかにJリーグ各チームへの支援を含めるべきだろう。リーグがなくなったらサッカーくじもないのだから。(党議決定に反して、サッカーくじ法案に反対したのはだれだって?タナカマキコとコウノタロウだったっけ。)

6月24日

アメリカの外交問題評議会の北東アジアタスクフォース来日。朝食を食べながらのディスカッション。ほとんど武蔵丸に立ち向かう舞の海という感じで、がっぷり四つに組んだ議論にならず、力の差を感じた。

テポドンの発射に関して、オプション1からオプション5までならべ、それぞれについて議論する。北は原爆を二つ持っている。この現実は変わらない。という前提をさらっといって、では、どうする?ほんとうにKEDOでいいのか? と突っ込んでくる。

こっちは表面をなぜてきただけで、自分で突っ込んで考えていないところも多いし、お前、それでも国会議員かと自分で反省。うーん、すみません。だから、日本はなめられるんだよ、という声がどっかから聞こえてきそうだ。

アブラモウィッツ氏をはじめ、アメリカ政府の政策決定に実際に関わってきた人物ばかりだから、一年生議員とはレベルが違うんだよ、といわれるかもしれないが、四十代の総理大臣を創ろうなどと言っている以上、こっちもそれだけの勉強をしていなくては。

大いに反省し、小さくなってよーっと。

6月22日

外交関係幹部会。国連改革法案の取り扱いについて協議。来週の外交三部会合同会議(外交部会、外交調査会、対外経済協力特別委員会)の議題にすることがきまる。また、一歩前進。
外務委員会は条約審議を終えているから、あとは国際情勢の議論をがんがんできるはず。

朝八時から情報産業の21世紀ビジョン研究会。自民党本部の恒例のご飯とみそ汁、それにおかずと卵の朝食。民主党から参加している岡田代議士が、民主党は朝、ろくな朝食が出ない。朝食をしっかり食べる自民党と朝食を抜く民主党、何年かすると体力に大きく差がついて負けてしまうとポツリ。爆笑。

厚生省からCodex総会についての説明。議連も次回からオブザーバーでいったらどうだろうか。今回は、消費者団体が政府代表に入ると言うことは流れた。

この間まで自民党最年少だった小此木八郎代議士の誕生祝い(べつにそれだけで集まったわけではないが)。今は、南関東ブロックの比例で繰り上がり当選した水野さんが32歳で最年少。34歳は小此木、木村太郎(改革クラブ)、丸谷佳織(公明)、古川元久(民主)。
席上、梶山さんが「一年たったら(去年の総裁選挙から)、また、頭を持ち上げるから」

6月20日

皇后陛下ご尊父(この肩書きで正しいのだろうか)ご逝去に伴い、弔問記帳を皇后陛下がお受けになる旨、連絡がある。

不思議な事に、自民党本部人事局からの通達で、「XXXの旨の連絡が衆議院秘書課からあったからお知らせします」となっている。なんで衆議院秘書課は衆議院議員に直接連絡しないで、政党を通すのだろうか。国会法よりも一政党の幹事長からの手紙を優先し、議員の法案提出もさせない衆議院の体質を見たようでため息。

とにもかくにも午前九時から午後九時までの間に宮殿北溜にて受け付けるとある。服装指定はダークスーツに黒ネクタイ(喪章はつけない)。これが結構大事な事で、黒い服装はいけない。

まだ、学生のころ、お通夜に黒い礼服を着ていって、オヤジに張り倒されたことがあったが、お通夜に黒い服を着ていくのは用意して待っていた、ことになるから絶対にしてはいけないことらしい。だから、皇族は、お通夜には黒い服を着ていかないし、黒い服で弔問も来ないでくれということなのだろう。

ただ、最近のお通夜にはみんな黒い服で来るから、相変わらず普通の服に黒ネクタイで行くこっちの方がなんとなく気後れする。閑話休題。

皇居には車で、坂下門か乾門から入らねばならない。坂下門はちょうど前の道路が歩行者天国(サイクリング天国?)になっているので、北の乾門に回る。皇宮警察に「記帳に」というと番号札をくれて通してくれる。乾門を入って真っ直ぐに南におりて、宮殿のほうに右に曲がったところが北車寄。黒い制服(これはいつもの制服だから黒い)を着た、えっとなんて言えばいいのか職名がわからん、がさっと出迎えてくれて、車を降りて宮殿に入ったところが北溜。記帳台がおいてあって、横長の半紙が広げられ、すずりがおいてある。筆に墨で、官職と氏名のみを記帳する。いやー、書道をやっておけばよかった、と冷や汗をかきながら「衆議院議員 河野太郎」と書いて、ふと横をみるとケッコウみんな苦労したんだなと微笑みたくなるような字もあった。大使、県会議長、県知事、某新聞社社長などがいらしていた。横文字圏の大使達はどうするのだろうとふと考えた。

タコ踊りになってしまった「衆議院議員」と書きなれているせいかちょっとましな「河野太郎」が終わると、それで記帳終了。一礼して車に戻り、しゃーっと乾門から出ておしまい。約十分。皇后陛下がこの記帳された字をごらんになるのだろうか。

(ちなみに、皇居は事前に申し込めば結構奥まで見学ができます)

6月18日

動物の愛護と管理に関する法律改正案まとまる。党の環境部会・内閣部会合同会議で承認。

遺伝子議連、次回は木曜日。

国連改革促進法案、民主党、自由党、改革クラブからも共同提案者続々と。次回の外交部会で再び議題に。23日には佐藤国連大使と朝食会。

国会の会期大幅延長。野党は反対討論の中で一度閉会し、臨時国会を召集せよと訴える。要するに、今までに成立しない法律を廃案にせよ、というタテマエ。「野党のなかには日程の駆け引きで飯を食っているのがまだまだ生き残っているからね」ということだそうだ。本来の会期末である6月17日を前に、農水委員会は法案をまだ、大量に抱えている。野党の理事が「どうせ会期延長になるのだからあせらずのんびりやろうよ」ということだそうだ。どっちもどっち。

中馬外務委員長、張り切る。会期延長になったから、委員会改革ができるかもしれないという期待感がみんなの中にある。こうなったら一つでも実現しよう。

河野太郎報道局次長名で海外メディアにアンケート発送。日本の政治に対する取材に問題はないか。特に記者クラブ制度について。「自民党がこんなことやってくれるんですか」とすぐに半信半疑の問い合わせが来る。

太郎塾外交政策版立ち上げ。学生中心にどこまでできるかやってみよう。ボランティアスタッフ急増。議員会館の部屋が小さく、人口密度が異常に高くなってきた。

6月15日

14日午前中に、幹事長、国対委員長会談、そして官房長官を交えた三者会談。正午に与党、政府連絡会議。夕方、党役員会。「超大幅会期延長」へ。
14日の午前十時ごろから永田町で、噂駆け巡る。私は、地元で、全く知らず、夜、二宮の座談会で、「新幹線のなかのテロップで見たけど、大幅延長だって」「えっ、知らない」

会期延長の話をするための議運理事会の設定で、民主党がクレーム。会期延長は議運が決めることだ。外野で決まったことのような発言をするな。でも、総理の海外出張があるから、議運の理事会をひらいてもいいよ。
ところが共産党が、会期は十七日までなので、総理の海外出張は十八日からだから会期外だ、会期延長も必要ないから理事会は必要ないと反対。与党は、総理の出発は十七日夜の出発だから、会期内だ、だから理事会が必要だと主張。もちろん理事会では、会期延長の議論になる!!

佐藤信二代議士の勤続二十五年。
それにしても、この二年半で一体何人が、勤続二十五年を迎えたのか。随分多い。こんな表彰なんてやめたらどうか。長くやったら偉いわけじゃない。

外務委員会改革案、民主党国対がなにやらいちゃもんをつけているらしい。山中−藤田会談で決着を図る。明日の理事懇でいよいよ提案へ。

6月13日

茅ヶ崎市円蔵で、あるお宅にあがりこんで、十数人の国会報告会(というより座談会)。なんといきなり最初から外交問題に関する質問が出て、外交で盛り上がる。数多い国会報告会でもこれは初めて。驚くとともに感激!

党本部にて。
村岡幹事長代理「河野さん、この間、テレビつけたら、あなたの歌みたいなのがしばらく流れていたけれど」
森幹事長「あれは、とても歌にはきこえないね。でも、今度、一度、生で聞かせてくれ。」
少なくとも、この分野に限っては亀井静香代議士と互角にやっています。

外務委員会改革案、いよいよ外務委員会理事懇談会へ。詳細はhttp://www.taro.org/gaimuikaikaku.htm

こんなのあたりまえじゃん、と思っているあなた。一度、今の外務委員会聞きに来て下さい。

日米安保条約では、「アメリカは、核兵器、通常兵器を問わず、あらゆる手段を用いて、日本を守る」ことになっています。ところが、KEDOのもとになっているアメリカと北朝鮮の「合意された枠組み」(Agreed Frameworkの直訳)では、アメリカは北朝鮮に対し、核兵器を使わないことを約束しています。これは、日米安保に矛盾するではないか。ということを、外務委員会で質問したのですが、メディアはどこも取り上げてくれなかつた。これ、結構、すごいことなんですけれど。

国連改革法案について、世界各国の英字新聞に投稿しまくっています。もし、私の投稿をご覧になったら、ご一報ください。五月末から六月初めにかけてです。シンガポールのストレートタイムズでは取り上げていただいたようです。

6月2日

外務委員会でKEDOの質問に立つ。戦後の日本の核戦略の矛盾を突く鋭い質問をくりだし、後に続いた先輩に「同僚議員の質問を傾聴していましたがウンヌン」とほめられ、よし、今日のごまめは、手柄話を書くぞ、と意気込んだものの.....

あーあ、盗聴法案! はいはい、わかってます。だーれも、外交問題の事なんか聞きたくないんだから。日米安保にほころびが、という大事件なのに、世の中は盗聴法案!! なんで、盗聴法案に賛成したのか?!!! 今日だけは、「外交はアクセサリーだから」といった長老に思わずうなずきたくなりますが、とにもかくにも盗聴法案、始まりはじまりーい。(えっ、盗聴法案じゃねぇ、通信傍受法案だって。だって長いんだもの。)

それは、ムラヤマ首相がナポリタンスパゲッティを食べておなかをこわした(と、私の妹は信じている)ナポリサミットに始まります。ちょっと長いけど、付き合って下さい。

ナポリサミットの経済宣言のなかに「国際犯罪及び資金洗浄に対抗する協力」という一項があり、「...我々は、国際的組織犯罪に関する世界閣僚級会議が本年十月にナポリで開催される事を歓迎する。...(中略)...我々は、各国が適当な場合には必要な立法措置をとることを求める」

で、国際組織犯罪に関する世界閣僚級会議(1994年)国際組織犯罪に対するナポリ政治宣言及び世界行動計画
「(世界行動計画B17)電子的監視、潜入捜査、コントロールド・デリバリーなどの信頼できる証拠収集の方法は、国内法上これらが考慮され、国際的に認められた人権及び基本的自由、特にプライバシーの権利を完全に尊重しながら、かつ、適切な司法的承認または監督の下で運用される場合には、検討されるべきである。」

そして国連決議49/159「...三、国際組織犯罪に対するナポリ政治宣言及び世界行動計画を是認し、各国に対し、緊急の課題としてこれを履行する事を求める。...」

つまり、早い話が、国際的な犯罪組織による犯罪が極めて増え、悪質になり、国際的な取り決めに基づいて、各国政府が共同して、これに対処しなければならない状況になった、とサミットなどでも認識されるようになりました。これ以後、サミットや国連の重要議題の一つとして、組織犯罪対策が常に取り上げられるようになり(今年のケルンサミットのコミュニケにも入ります)、28カ国が参加するFATFという組織も設立されました。

主要国のなかに、対策が遅れている国があれば、そこが弱い環になり、犯罪組織に狙われる、あるいはそれが犯罪収益規制であればマネーロンダリングの拠点として使われるということになります。

そこで、犯罪対策の国際協調の一環として、「組織的な犯罪に関する刑を重くし、また、犯罪によって得られた収益を剥奪する手続きを整備する」組織的な犯罪の処罰および犯罪収益の規制に関する法律案と「一定の犯罪の捜査に関し、裁判官の発する令状により、通信を傍受する手続きを整備する」通信傍受に関する法律案と「裁判所による証人の現住所などに関する尋問の制限を定める」刑事訴訟法改正案が、今回、一括して提案され、審議されました。

サミット参加国では、アメリカは1968年、イギリスは1985年、ドイツは1968年、フランスは1991年、カナダ、イタリア(制定年不明)もそれぞれ刑法、刑事訴訟法のなかで、通信傍受が法制化済みです。日本は、通信傍受の法制化が遅れていましたが、それよりも、犯罪収益の収奪に大きな欠陥があり、国際協調の足を引っ張ると指摘されていました。

今回の通信傍受法案は、「薬物関連犯罪、銃器関連犯罪、集団密航の罪、組織的殺人」の四つの犯罪のみを対象とし、「1.対象犯罪そのものが犯された、2.対象犯罪が犯され、さらに同様の犯罪が引き続き犯される、3.対象犯罪の準備の為にこれと一体として他の重い犯罪が犯され、引き続き対象犯罪が犯される(注)」と疑うに足る十分な理由があり、通信傍受以外の方法では犯人を特定し、犯行状況が明らかになることが著しく難しい場合に、「裁判所の令状を得て」通信傍受を認める、というものです。
(注)無差別大量殺人を行う為に毒物を違法で製造しているケース等

特に、上記四つの犯罪で、末端の者が検挙されても、組織の中枢にいて、指示をするけれど、自らの手を汚さないといった幹部について、末端のものが自白する事がなくなってきたあるいは知らないため、真相解明のための手段として、組織犯罪捜査のための通信傍受が必要になってきたという国際的な認識が高まりつつあります。

他の先進国の通信傍受の要件よりも、今回の法案で定める要件のほうが厳格でもあり、不必要な傍受が行われないよう制限しているということもあり、賛成しました。

警察が乱用するのではないか、というご質問もありましたが、まず傍受のためには、裁判所が令状を出さなければならず、警察が独自の判断で、実施する事はできない、傍受した通信は全て記録され、立会人が封印し、裁判所が保管するため、警察が、乱用したかどうか、事後にチェックできる、この記録をもとに不服申し立ても勿論できます。その結果、通信の秘密が警察によっておかされたと判断された場合、三年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。

ちょっと、長くなりましたが、以上が私の賛成した理由の骨子です。きっといろいろご質問があると思いますので、遠慮なくメールください。

あー、だれか、安保条約と核のこと聞きたい人いない??

5月29日

与野党の外務委員会の一回生で、再び外務委員会改革案を作成。中馬委員長をはじめ、各党の理事に根回し。来週にでも理事会で取り上げてもらう予定。日本外交が変わる第一歩になるか(ちょっとおおげさか)

遺伝子組換え議員連盟立ち上がる。メンバーは60名近くに増える。しかし、依然として、「クローンは遺伝子組換えか」という質問もあったりして。でも、地道にいこう。
安全性の適合確認のための資料の公開が不適切ではないか、という議論に関して、EU議会は、企業秘密のため公開できないということは認められない。なぜなら、企業が知的所有権を主張する為には特許等を取っていなければならず、それは既に公開対象である。だから、安全性の確認のための資料のなかで、公開できないものはない、という立場を取っている。で、厚生省にどうですか、と聞いたら、反論できず。挙げ句の果てに「その資料の著作権は企業に属するから公開できない」だと。政府に提出する資料って、著作権のために公開できないの??? 満場爆笑。だから、厚生省の安全宣言は信用されない。次回から、法案のたたき台を作って審議に入るようにして、スピードアップを図る。

経済援助をめぐる各省ヒアリング。技術協力はJICAに一本化すると決めたはずなのに、あーだ、こーだと例外をほとんど全ての省が作ろうとする。やや、切れかかっておかしいじゃないか、と突っ込んだら、役所の族議員が必死に擁護。

元北海道の大学の先生をしていて、新進党の東海ブロックの比例代表で当選した山中あきこ代議士、新進党解体後、改革クラブに入る。ところが、今日まで、選挙区が無い。改革クラブでは比例当選おぼつかないし、さりとて、小選挙区も無い。小選挙区が無い比例代表の当選者を拾ってくれる党もなさそうだし、このままではピンチ。外務委員会改革案の推進者だし、数少ない外交に本当に興味ある代議士だし、なんとかしてあげたいが。

5月25日

党の長老からごまめの歯ぎしりの件でお叱りを受ける。
事の発端はごまめの歯ぎしりで書いた某代議士の発言を、某スポーツ紙が、本人に取材もしないで記事にしてしまったことらしい。現物を見てないからよくわからないが。たしかに「自由に転載できます」とはいっているものの、マスコミなら相手にも取材してから書いて下さい。
さらに、東京新聞に国会報告誌の「ごまめの歯ぎしり」(「ごまめ」には国会報告誌、つまりハードコピー版とメールマガジン版の二種類があります。ハードコピー版もホームページにアップしております。なんか、ややこしいな。)のことを取り上げた記事が出ていたが、「税制改正を提案した同僚議員を脅かした事を暴露したり....。」同僚議員を脅かしたのは、建設省だって、建設省。主語を書いてよ、主語を。
しかし、取り上げていただいた事には感謝。

CIPE主催のマイケル カーンズ米空軍将軍(退役)をお招きしての朝食会。国会議員9名出席の予定が、実際に出席したのは、林、古川、河野の三人だけ。朝食も無駄になったし、相手にも失礼だが、国会議員の悪い癖。他人のふりみて、我がふり直せ。
議論自体は面白かった。
内政不干渉という外交上の大前提が、人権擁護ということのために一部崩れつつあるということまでは、一致。欧米はナチスドイツのユダヤ人他の虐殺を見過ごしたという罪悪感からか、ジェノサイド(大虐殺)は許さぬ、との強硬姿勢。問題は、人権といったときに、どこまでを含むのか。大虐殺、民族浄化などは当然だが、そこから先は、西側、先進国、アメリカ、キリスト教の人権とそうでない国々との人権が食い違うのではないか。チベットを抱える中国、コーランの教えを厳格にまもるイスラム政権、安い労働力を武器にする発展途上経済など、人権擁護で内政干渉されてはたまらんだろう。宗教、民族などの理由による虐殺には、毅然と介入するというルール作り、経済制裁なのか、空爆なのか、あるいは指導者の暗殺なのか、という方法論。どこで、どう決断するのかというプロセスの問題等、議論のテーブルに載せるべきものはいろいろある。(アメリカはアイゼンハワー政権時の大統領令12333号により、軍の最高司令官を兼ねていない政府の指導者の暗殺はしないことになっている。たとえば、フセインやノリエガは軍司令官だから、暗殺もOKだが、実際は極めて難しいとの事。)

日本がアメリカの核の傘にいるべきかどうかという議論から、核の議論も大切だが、テロリストによる生物化学兵器の使用をどう抑止するのか、使用された後の対処法をどう確立していくかが、もっと緊急の問題ではないかということになった。(この問題の資料収集をお手伝いいただけるボランティア募集します。ただし、資料はほとんどが英語であろう事が予測される為、英語に堪能な方、ある程度の時間を割く事ができる方、議員会館まで必要に応じて、来る事ができる方。電子メールにて、ご連絡下さい。)

無派閥の会、昼食会。これも参加7名のはずが、無断欠席ばかり。幹事の桜井さんが「来ないならそういってくれればいいのに」と。他の派閥は求心力を高める為に、昼に集まるのだろうが、無派閥が求心力を高めるというのは二律背反だからか。

外資系食品メーカーとイギリスにおける遺伝子組換え食品の問題で意見交換。27日15時から議員連盟の会合。さらに、日本の商社もいろんなことを考えているようだ。

5月19日

外務委員会。中馬委員長の肝いりで、コソボ問題での集中審議(まあ、珍しい)。質問者「空爆を日本政府はどう考えるのか」
大臣「空爆に関する評価を日本政府はしません。」
質問者「なぜ?」
大臣「評価をできるほど、この問題に関して、政府は情報をもっていませんから」!!!!!!
おいおい外務省、なにを大臣に言わせてんだ。商社が「うちは販売能力がありませんから」、メーカーが「うちは物づくりの能力がありませんから」といっているのと同じじゃないか。
結局、外務省は批判を恐れ、アメリカに怒られるのを恐れ、逃げている。そんな答弁をする大臣も不信任ものだけれど。
結局、集中審議も何の意味も無く、大臣の答弁がお経か子守り歌のように聞こえてしまった。
それで人一倍、人道援助なるものに金を出そうというのだから、日本外交のレベルの低さにはあきれる。
中馬委員長をはじめ、空爆反対という意見の代議士が自民党内でも多くなってきている。

去年当選した民主党のK参議院議員「国会って、ものすごくおかしいと思わない」「そう思うよ」「そうだよな、やっぱり、そうだよね」絶対に国会っておかしい。いまの国会はまちがっている。

塩崎恭久参議院議員に、九月の総裁選挙出馬を促す。塩崎さんが出ないなら、谷垣、町村、麻生さんクラスを出さないと。もうYKKの時代は過ぎた。

5月13日

石原のぶてる代議士が無派閥の会を退会。結局、派閥に入っていないと都合が良くないのだろうか。しかし、これだけ派閥が跋扈すると、自民党の凋落も近いという感じがひしひしとするのだが。

田村代議士が安保委で、「政府がNATOの空爆を理解するというのは支持するということか」と追求。「空爆をせざるを得ない苦しい状況にあるということを分かっているということだ」「では、空爆を認めるのか」「いや、それを理解している」

外務委員会。投資協定が二つとインマルサットに関する条約と標章に関する条約の審議(のはず)。だれもこの四本の条約についての質問なんかしやしない。勝手な問題についての質問に終始する。民主党の川内代議士が質問に立つから、またドミニカか、と思っているとまたドミニカへの移民のはなし。確かに、取り上げるべき問題の一つではあるが、条約にはお義理でふれるだけ。結局、こんなやりかたしていたら、条約に関しては全く国会のチェックは働かない。
現下の国際情勢についても議論できないし、専門家の意見を聞くこともできない。
というわけで、再度、外務委員会改革案の取りまとめを与野党の若手委員で開始する。

大蔵委員会は提出法案全て通ったからということで、委員長から一回生の委員全員がご招待にあずかることになった。政府提案がとおったら、委員会はそれで終わりってこと?

本会議はおわるまでちゃんと座っているようにとのお達しが国対委員長から自民党全議員に。中身のあることをやれば、だまっていても本会議場にみんないるって。単なるセレモニーの場にしておいて、座っていろったって、それこそ無駄。

PRTR法案、いよいよ委員会審議だが、また一荒れきそうな雰囲気。野党と折衝している時に、おまえなんかに質問されたらたまらんから、質問するなって。
要するに県で情報公開できるようにしろというのを通産省が嫌がっている。何で通産省がいやがると自民党はできねえんだ。
PRTR法案に関して、例によって役所が密談し、覚え書きをつくっている。元通産省のある議員秘書「そんなのいつもやってることで、そうじゃなければ行政なんかできない」一応議員秘書って立法府の人間じゃないのかなぁ。一度官僚、死ぬまで官僚。

遺伝子組換えは、鈴木議連会長がPRTRの駆け引きで来週はつぶれそうだから、再来週の頭に再開。

動物の法律を考える会のシンポジウム。パネリストがいきなり「化粧品の安全性を調べるために動物を実験に使うなんて絶対に止めるべきだ」 おい、おい。この運動は極めて現実的に、立法を目指して動いていたのに。出席した野党議員のなかにも「100% こうあるべき という議論をしていきたい」まあ、この人いっつもこうだから。そんで最後はつぶしちゃうんだから。
でもこの運動は本当に議員に対するサポートがしっかりしている。事務局のメンバーの判断も現実的だし。ここまでサポートしてもらって、立法に結びつかなければ、自民党の小委員会は言い訳できない。がんばろう。

4月26日

ガイドライン法案衆議院を通過。

伊藤茂代議士が反対討論のなかで、国会は国権の最高機関であり、その国会の中に、行政府の大臣のひな壇が一段高くあること自体がおかしい、と発言。すぐさま、「運輸大臣」「運輸だいじーん」と野次がとぶ。(伊藤代議士はかつて連立内閣で運輸大臣をつとめ、そのひな壇にすわっていたから)
採決にあたり、傍聴人席から不規則発言。衛視さんが傍聴人をゴボウぬき。議場からわれわれが後ろを向いて、それを眺める。

小此木代議士が本会議場でつかつかときて、「PRTR法案の委員会審議始まったけど、質問しなくていいね」(お前、質問するなよ)
ずっと前からやらせてくれといっていたのだが、参考人質疑の20分と商工と環境の両委員会の連合審査の20分だけが自民党の持ち時間だそうだ。環境委員会の理事の石原代議士が質問に立つから、参考人質疑の20分だけしかあいてないし、いちゃもんつけるな、ということ。与党だから、質問しないで早く法案を上げようというのには、納得できないのだが。いかんともしがたい。

ガイドライン法案もなにもかも、中央集権的に法案が決まっているような気がする。もっと意思決定を分散しなければ、専門的に物事を審議できず、官僚の決定の追認になってしまうのではないか。ガイドライン法案でも、防衛庁、外務省がよばれ、これでどうか、とチェックを受けた(!?)こともあったときく。

やっと地方選挙も終わり、連休明けから、山積みにした懸案事項の処理に入れる。

4月22日

「図説 日本の財政」という本があります。日本の財政のことをちょっと調べるのに便利な本です。
この本の前書きに、「本書は大蔵省大臣官房調査企画課などに勤務する者が休日などを使って執筆したものです。」(平成十年度)とあります。かつては、「本書の執筆にあたっては大臣官房調査企画課の諸君の献身的な協力を得ました」(平成五年度)となってました。
これをみて、議員会館にボランティアでスタッフをつとめてくれたK君が、この本の印税はどうなっているのか、と疑問を持ち、官僚が役職を名乗って執筆した本の一覧表を役所ごとにまとめました。
最も冊数の多い某出版社に問い合わせると「何でそんなこと聞くんだ」とすごい剣幕で、がちゃりと電話を切られ、人事院に問い合わせると「じ、じ、人事院は、い、い、一切、か、か、関知していません」
なんか変じゃないか、と感じていると、今年、キャリアで某官庁に入省したO君が「昨日、先輩におごってもらって」「役所の先輩も大変だね、自腹で後輩を飲ませて」「いや、原稿料がたまってて、それで飲んでるそうです」
そりゃ、役所だって潤滑油が必要でしょうから、それに、目くじらをたてることはないと思いますが、こういうしくみでやってます、ということは公開しておく必要があるのではないでしょうか。随分、出版物もありますし、印税の額も、公開しておくほうが良いのではないかと思いますが。
大蔵省の裏金留学を決算委員会で追求した時も、人事院の予算で留学する日本の官僚の数は、留学する韓国の官僚の数よりも少ないので、人事院の予算を増やすべきだと言う議論をしました。ODAやらなんやらの予算にまぎれてこっそりと留学する、人事院の予算をきっておいて、大蔵省の役人だけお手盛りのODA予算で留学する、それが問題だ、と追求しました。
飲ミニケーションの予算が役所も必要だが、税金をそれに当てられないので、自分達で、こういう事をやっている、総額いくら、ということを堂々と公表すればいいではないか。みんな知ってて、こっそりとやる、こういうのはよくない。

外務省にコソボ問題の説明を受ける。ミロシェビッチが悪い、の一点張り。ロシア大使館が来て、ロシア側の説明。物事には両面がある。それにしても武見政務次官、現地を視察して帰ってきたのに、国民にフィードバックが無い。もっと、メディアを利用して、政治家が日本の主張を、政府の主張を述べるべきだ。
何十億円の資金を出している日本、国連の協議で発言できない。

動管法の改正に関して、とくに動物虐待の定義について、専門家のご意見を聞く。ものすごくまとまった資料をいただいて恐縮する。これぐらいのサポートを、いただければ、議員も立法業務ができる。

駐日サウジアラビア大使と、前から、日本−サウジ間の人のつながりの薄いことに危機感を抱いて話をしてきた。大使がサウジの若手実力者を紹介するから、一度、行かないか、ということになった。
石油の問題、コンピュータの2000年問題、アラビア石油の2000年問題、サウジの鉱物資源開発の問題、いろいろあるが、中近東は人と人のつながりが一番大事だから、まず、全く非公式に行って、とにかく昼食、夕食、お茶、コーヒーで人に会え、公式の場では打ち解けられないということで、大使に日程作りをお願いする。

4月20日

地方選の後半戦。それを全く考慮に入れず、国会日程が組まれる。当然、といえば当然なのだが。全く応援をしないわけにはいかないから、骨身を削るような.....。

ガイドライン法案、ターゲットは23日?どういう修正になるのだか?????

議運理事会。大蔵大臣のG7、およびアジア開発銀行の年次総会への出張について報告。民主党から、「国会に支障が無いからいいけれど、大蔵大臣が関係する委員会や本会議があれば、代理は認めない」おーい、何のための政務次官なんだぁ。副大臣制になったらどうなんだ。大臣を人質にとって、日程論争。与野党の若手は馬鹿馬鹿しいと思っているのだが。

大蔵委員会。野党の若手が「最近ウチも国対がうるさくなって、委員会の中抜けまで、一々チェックされてんだぜ」苫東の失敗を野党が追及し、官僚が逃げる、公庫が逃げる。自民党ももう少し、きちっと失敗の原因を追求すべきなんじゃないかと思うが。族議員がぼろぼろ出てきたりして。

米国のトウモロコシ加工メーカーが、EUの承認がおりていない遺伝子組換えトウモロコシを購入しないと発表。四種類のトウモロコシはEUの承認ずみだが、七種類ほど未承認のものがあるらしい。カントリーエレベータで、こうした種類が混ざってしまわないのだろうか。調べることが又増えた。
次の遺伝子議連は連休明け。少しペースアップしないと。

次の本会議は22日。その次は27日。22日に新農業基本法の趣旨説明をやらせてほしい、という自民党に対し、民主、共産、社会の各党が現場は連休明けにして欲しいと言っている、との返事。なんで、現場は連休明けにしたいのか。
ちなみに現場とは委員会の理事のこと。

4月15日

いよいよ本会議でのお経読み(法案の趣旨説明)が連日始まる。野党が、法案を委員会に付託することを認めないため(これをつるしという)、本会議で趣旨説明と質疑を行って法案審議に入る。趣旨説明はきわめて形式的なもので、ほとんど嫌がらせに近い。
民主党などは、役所が法案説明に来ないというだけの理由で、つるしを降ろさない。そのくせ、政府委員が答弁してはいかんとか、ちょっと違うんではないか。
このお経読み、一つの法案で一時間ぐらい続く。ひたすら質問者も答弁者も書かれた原稿を読み上げるだけ。本会議場の前のほうはスピーカが悪いのか、発言が良く聞こえない。それとも、下向いてぼそぼそ原稿読んでいるだけだからだろうか。今日なんか、某代議士が爆睡し、椅子から転げ落ちそうになっていた。それでも本会議に座って居眠りしているほうが、さっさと席を立って帰るより評価されている。そりゃ、居眠りするのは悪いが、なんでもいいからお前らそこに座ってろ、それが仕事だ、という今のシステムもおかしい。

中近東の石油の油田採掘に使われるマイコンの2000年問題が深刻なようだ。日本は150日分の石油備蓄があるが、大丈夫なのか。情報も限られているので一度サウジアラビアに見に行かねば。

昼、自民党の環境部会 動物愛護に関する小委員会。
動管法の改正に関する議論。ペットの飼い主責任をもっと重く見るべきという議論から、個体識別が必要であり、マイクロチップを犬、猫に義務づけることを今後の検討課題とすることになった。
実験動物は本改正の対象外だが、実験動物の繁殖業者は届け出の対象であるべきとの意見が大勢。連休明けに再度議論。

あなたの値段鑑定します、というホームページが議員会館で、はやっていた(特定の部屋だけでかもしれない)。ちなみに試してみたら河野太郎の値段は、7000万円台で、「衆議院議員」級と鑑定された。バカうけしていた。

県議選のお礼が終わっていないのに、市議選の準備始まる。わぁお。

4月13日

このごまめの歯ぎしりを愛読して下さっている岩永代議士が、「太郎ちゃん、総裁選挙の前倒しのこと読んだよ」と口火を切ったのがきっかけで、一回生が、そうだ、あんなのおかしいよ、大体官房長官があんな発言をするのがおかしい、ころころルールを変えるのは変だ、と小渕派の一回生もまじえ盛り上がった。

廊下を歩きながら岩永代議士「ごまめの歯ぎしり、よく読んでるよ。やっぱり自民党にも太郎ちゃんみたいな発想をする議員が一人ぐらいいないといかんよね」
なんか、まるで私は自民党の枠外みたいに聞こえるのですが。

五時に森幹事長にこの件で申し入れ。浜田靖一、石崎岳、山本一太、河野太郎。それに出張中の小野寺五典の名前を加える。我々の総裁選挙に関する提言を取り上げて下さってと山本一太がお礼を言うと、まだ、何もやっていないよ、と、決まったわけではないと言いたげなようだった。
官房長官の発言の件で今日は申し入れにと、申し上げると、
今日、五役でこれはもう終息する、と確認をしたから、と幹事長。
政府のスポークスマンである官房長官が、投票日の前日に、党内のことであんな発言をするのはおかしい、と重ねて申し入れる。

遺伝子組換え議連発足。
代表に鈴木恒夫 党勉強会座長。
副代表に栗原裕康、岸田文雄の新旧衆院小委員長。
顧問団世話人に小泉純一郎、島村宜伸。
事務局長に河野太郎。
本人、代理合わせて39名の出席。

4月12日

投票日。

目が覚めたら10時半。雨。選管に電話して投票率を確認する。低い。お天気チャンネルをつける。午後には止むか。
12時に投票に。我々夫婦二人だけ。立会人の数のほうが多い。
昼過ぎから「投票はお済みですか」コールを平塚でスタート。
1時から茅ヶ崎でお琴の演奏会。久々にリラックス。休憩で失礼して、事務所へ。うちのスタッフのおばあちゃんが、今日は雨だから投票に行かない、と言っているので、車でおばあちゃんを投票所までお送りするために、スタッフを帰して事務所をしめる。
2時の投票率、上がらない。
「投票はお済みですか」コール続く。留守のところ以外は結構行って下さっているのだが。「足が悪いので雨だから棄権します」というおばあちゃんがいたので、地域の方にお願い。
選挙事務所にテレビを設置。用意は着々と進む。雨止まない。
6時にお通夜。
選挙事務所に三々五々集まる。7時50分まで「投票はお済みですか」コールを掛け続けるようにお願い。反応はいい。
8時。投票終了。「で、明日の祝勝会なんですけれど、....。」
8時前にこの話をすると、負けてしまうような気がして。出陣式と同じ青果市場を借りることにする。
開票所の様子を見る部隊がバードウォッチングと称して双眼鏡を持って出かける。

(投票用紙の)山の数が多いの、少ないの、茅ヶ崎、平塚、中郡のいろんな情報が錯綜し始める。「3万突破」「すげー」「いま4万4千」おい、おいちょっと待てよ。票そんなにないよ。「間違い、間違い。束一つ千かと思っていたら、5百だった。2万2千」「減っちまったよ」それでもダントツ。

バードウォッチング部隊から、間違いない、ダントツだ。それでも選管発表を追う。しかし、マスコミが動き出す。「河野さん、この記事で良いかな。」勝った時の予定稿のチェックのお願いが来る。「まだ、まだ、わかんないよ」といいながら、しっかりチェック。なになに、候補者が夫人と一緒に到着? まだ、夫人は来てないよ。河野太郎選対本部長がお礼の言葉を述べる? じゃ、ぼくがなにを言ったか、その原稿も書いといてよ。
NHK、TVK、SCNカメラのセッティングOK。
「だいぶ差が開いているよ。早く万歳やんないの」開票所で、票の束数えていた新聞記者。
「よし、11時でいくぞ」
烏龍茶で乾杯。テレビのカメラマンが、万歳やってよ、万歳。乾杯は絵にならないらしい。

携帯がなる。「茅ヶ崎の二人目がやばい。あと90票残っていて、10負けてる」残票整理が終わり、無効票、疑問票の確認が終わり、8票差。1万1千票同士で、8票差。事務所に顔を出すが、言葉も無い。この雨の中、わざわざ投票所に出かけて白紙を入れた人が1200人。その内の9人が..。選挙中に事務長がお亡くなりになり、弔い合戦だった。

水面下と言われつづけた中郡はふたを開けたら、2千票差。前回の倍以上に差が開く。1時半過ぎに中郡の事務所に到着。待っていて下さった方々にお礼と記念撮影。

平塚に戻って、県内の結果を見る。2時になって、「さあ、上がろう」前半戦、3勝1敗。8票差のつらい1敗だった。

4月11日

地方選挙、運動期間が終わりました。
どこの新聞社も世論調査をかけなかったため、(少なくとも神奈川県では)新聞情報は全て噂話の域を出ません。あけてびっくりということがないように祈っています。

不在者投票に身分を証明するものが要らないと聞いて、家族の投票券持って不在者投票をしてきた人がいるそうです。簡単にできたそうで、こりゃ、不正の温床だ、と騒いでいます。たしかに、これはちょっと問題です。

官房長官が何やら総裁を無投票で再選などという馬鹿なことを発言しているようです。何のためのルールなのか、自分に都合の良い時にはルールを変えるのか、なんで投票日の前日、最前線で、言わばみんな血みどろになって戦っている時に、後ろから弾が飛んでくるのは本当に腹が立つ。
てめえのポストが欲しくて騒ぐ村亀派も同罪だ。
上がこんなのばかりだから、市議会候補が自民党の公認で戦いたくなくなるのも無理はない。
本当に、アンタらの好きにさせてたまるか、という気になってくる。

みなさん、投票にいきましょう。

目覚まし用のガムを噛みながら、宣伝カーのマイクを握ったこの二日間でした。明日は思いっきり寝るぞ!
(候補者は大事にされるけれど、応援する代議士はこき使われるだけ)

4月4日

NHKが平塚の県議選を注目の選挙区に取り上げてくれたたため、びっちり二日間取材が入りました。
はい、こっち向いて、はい、手を振って、はい、マイクで喋って、まあ、候補者への振り付けのすごいこと。路地を宣伝カーでいこうとしたら、横に並んでカメラ回すから、二車線のところ走って。はい、はい、わかりました。
公園の中、花見で一杯やっている学生に候補者が話しかけると、早速ディレクターから、学生に政策を熱く訴えて下さい。そりゃ、シチュエーションが違うよ。
河野さんは映ると困るので候補者から離れて下さい。それじゃ、なんでぼくが候補者と一緒にまわっているのか分からないじゃない。
街頭演説で政策を詳しく述べて下さいって、それは夜の演説会聞きに来てよ。さすがNHK、五候補全員横並びでないと不公平なので、みんな外の街頭演説で取材と統一しているから、やってもらわないと困る、ということで予定変更。宣伝カーの運行スケジュールめちゃくちゃ。
ちなみに夜、また、日を改めて取材をしたいので、今日と同じスーツにネクタイにしてくれないか、と電話があって、事務所でぐったりしていたスタッフにも、ばかうけ。次回から、注目の選挙区にしないでもらおっと。
もし、候補者のスーツとネクタイが一日のうちで違ってたりしても、気にしないで下さい。

総裁選挙、前倒し、無投票で小渕再選へ、との報道。そんなことあるわけないじゃない。だれも出なければ、河野太郎が出ちゃうんだから。なんのために、総裁公選の問題を若手六人で取り上げてきたのか。ただ、問題は総裁選挙出馬に必要な推薦人が集まるかなあ。

4月1日

朝、コソボ問題で外交部会。米田代議士、小杉前政調会長代理から外務省の対応はおかしいのではないかとの意見が出される。
ところで、何で外務委員会はこういう問題で開かれないのか。米朝合意やなんやらはいいのか。条約を通すだけが仕事じゃないはずだが。

国対。今週は本会議は今日でおしまい。11日まで地方選挙モード。委員会、やるところは勝手にやってね、という感じ。
副大臣制と政府委員廃止の説明。合計で副大臣26人、政務官27人というのはおかしいのではないか、各省副大臣2人、政務官6人以内のほうが良い案だと思う、政治主導でやるという意図ならば、省庁再編で次官相当ポストをきちっと減らすべきだ、党改革本部のおかしな提言にのって政務官人事を派閥単位でやるべきではないのでは、と質問。
政務官は政府と党、政府と国会の間の円滑な関係を作るためのポストで云々という回答。ちょっと待った。それじゃあ国対じゃないか。政務官てのは政策立案にかかわるんじゃないのか。副大臣はラインで政務官はスタッフ。なんじゃそりゃ。意味不明。国対主導の協議会なんか、この調子ではだめだ。
官僚のやる気を維持するためにも次官級ポストは必要だ、そうだ。なんか、執行部は官僚に化かされている。
派閥単位の抜擢はやらない、国対の出席その他、汗を流している奴を抜擢する、そうだ。意味不明の本会議、内容の無い委員会をやり、その場に居る奴が偉いという今のシステムを変えなけりゃ。悪いけれど今の国対システムにはまるつもりは全く無い。それじゃ、偉くなれないよって?そのうち、まとめて根元から変えるからいいさ。

青山で、明石さんにアドバイスをする若手議員の会。マスコミ向けの演出だった。もっとはっきり言いきれ、という意見とほんわかしたのがいい、という両方の意見が出て、明石さんも苦笑していた。高市早苗代議士がガンバローコールなんてダサイからと、「よっしゃー」コールの音頭をとったが、それじゃ大阪府知事選挙だと、橋本聖子参議院議員の音頭でガンバローコール。お疲れさま。

3月26日

朝日新聞の政治面に、総裁選挙の公選を目指す若手の動きには、裏にYKKをはずすための非主流派との連携があるようなことが書かれた記事が載った。全く事実無根でなんでこんな記事が出るのか、朝日新聞の政治部に対する不信感がつのる。山本一太参議院議員が抗議した結果、小渕派担当の記者が全くインタビューもせず書いたことが判明。本来ならば訂正記事を載せるぐらいのことをしてもらわねば。

朝の外交部会で国連改革促進法案の提案。基本的には、法案への支持が大勢。ただ、これは自民党として提出すべき法案ではなく、議員の個人的な提出でなければならないため、今後の取り扱いはとりあえず次の外交関係合同会議のテーブルで議論ということになった。

11時から遺伝子組換え議連の世話人会。小泉元厚生大臣に代表をお願いしたが、閣僚経験者は顧問でいいから若手で、役員を務めろということになった。島村元農水大臣も出席して下さり、厚生省、農水省へのにらみもそろった。引き続き、事務局は河野太郎になりそうだ。4月11日の投票日が過ぎてすぐに設立をすること、議員立法を目指すことなどが決まり、自民党の国会議員全員に参加を呼びかけることになった。

議運で、つるしをおろすおろさないの議論になり、民主党は、役所から説明が来なければ絶対に法案の審議入りを認めないと突っ張る。大蔵、農水は熱心に来るが、法務と外務、防衛は来ないと役所を名指し。でも、審議の中で政府の説明を受けるのではないのか。よくわからん。こうした駆け引きのおかげで、法案がみんな山積みになる。結果、ろくに審議もされず、なあなあで最後は通ってしまう。立法府の自殺行為だ。

今日も本会議はあがり法案の採決のみの15分。法案審議よりも日程の駆け引きに終始する野党戦略は何とかならないのか。

ダイオキシン法案もめる。野党案では現実的に規制値がきつすぎて実現できないのだが、規制値を上げるとなると、自民党はダイオキシン対策に後ろ向きだとたたかれる。馳参議院議員が綱渡りのような交渉をしている。地方選挙の争点にされてしまうだろうし、厳しいところだ。

3月23日

自民党若手議員による「まぼろしの年金改革案」最初で最後のプレゼンテーション。主な骨子は下記の通り。

一階(基礎年金)は、実質賦課方式。全額税方式による基礎年金。税は消費税を当てる。月額84000円から108000円。高額所得者への支給制限を行う。消費税率は7%。
二階(厚生年金)は40年かけて積立方式に移行する。基礎年金とあわせて178000円。
三階(企業年金)は、制度の拡充を図り、確定拠出型年金を全国民を対象に導入する。さらに個人年金の条件整備、リバースモーゲージの導入などを推進する。
基礎年金の税額を別途所得税で調整することによる、少子化対策を年金制度に組み込む。

一昨年の8月にスタートしたこのプロジェクト、本来は自民党の年金制度調査会の前に大々的にプレゼンテーションをし、これを引っさげて調査会に若手で乗り込むはずが、まとめが遅れ、調査会の方向性はこれとはまったく違ったものになり、いまさら、これをプレゼンしてもどうにもならんということで、政調会長代理にプレゼンしてお蔵入り。でも、やがてこうせざるを得なくなるのではないかと思うが。幻の改革案という名目で、アピールするか。
若手世代が自分達の世代の意見を言っていかないと、上の世代が我々の将来を決めることになってしまう。

コミットメントライン方成立。衆議院でのトータル審議時間27分。

イタリア大使館の参事官と昼食。ガイドライン法案のはなしとEUの次期委員長の話で盛り上がるが、「金曜日に国連改革法案、党に出すからね」
イタリア提出の決議案は、敵対決議案だよと共同提出国に手紙を出す準備を進める。

3月19日

コミットメントライン法案、大蔵委員会で塩崎恭久参議院議員の趣旨説明、4分、共産党の質問20分、で採決で可決。まあ、参議院先議の法案だからいいのか?

外務委員会でアフリカ開発銀行協定改正について質問。結構、力を入れてやったのだが、ふと気がつくと、自民党席にはだれもいない。委員長も退席し、森山真弓理事が委員長席につく。「せっかく河野さんが力説していたのに、だれも聞いていなくて残念ね。」まあね。
世界銀行やアジア開発銀行に派遣される大蔵省から出向の理事は40歳後半から50歳代なのに、アフリカ開発銀行の日本人理事は30か31歳の大蔵官僚。税務署長かなんかと間違えていないか。「フランス語もできなければならないし、現地の生活状況もきびしいので」だと。質問主意書で今後徹底的に追及しよう。まあ、結局アフリカだから、ということなんだろう。それにしても露骨だ。
国際開発銀行への理事が大蔵省に独占されているのはおかしいということを高村外相がみとめ、政府一体となって対応することになった。

国連改革法案の趣旨説明を26日朝8時の外交部会でやらせてもらえることになった。初めの一歩、という感じ。同日11時、遺伝子組換え議員連盟の発起人会。やっと動き出す。

昼、無派閥の会。無派閥の集まりだから、ふんわりとやろうと集まるが、あつまったメンバーより取材のテレビカメラのほうが多いという超異常事態。なんか、マスコミ、すこしおかしくないか。通信社が「11名による議員集団の立ち上げ」と打電したそうだ。議員集団立ち上げたら、無派閥じゃないぞ。「無派閥の会はいつ結成したのですか。」と聞くから、「いくつかの集合の補集合なんだから、結成はしません」なんかちょっと考えないと無派閥の議員が集まること自体が政局にからめられてしまう。
えーい、マスコミよ、国会議員がだれと昼飯を食べるか、なんかおっかけるより、もっと大事な政策や問題を追え。

3月17日

小渕首相を「さめたピザ」と名づけたジョン・ニューファー氏がアメリカ商工会議所の「ドアノッキング」の一員として、首相官邸で総理と対面。
「ところで、さめたピザとはどういう意味ですか」と総理が面と向かって訊ねたそうだ。
総理に直接あった感想は、ジョン曰く「人間関係に関しては、総理は思ったよりシャープだ。」そうだ。

公営宿泊施設問題のシンポジウムにパネリストとして参加する。
どんな問題でも、一方の当事者に何らかの理があるのが普通だが、ここまで、一方に理がないものもめずらしい。
一方的な「官」の横暴だ。
健康保険、簡易保険、雇用保険、郵便貯金、厚生年金、国民年金など運用収益をあげなければならない資金で保養所や福祉センターなるものを全国津々浦々につくり、しかも、平均して収益は赤字。
過去、閣議決定で、こうした施設を作らないことを決めたにもかかわらず、「新築ではなく改築だ」として二階建てをつぶして八階建てをつくる、「宿泊はできても宿泊施設ではない」とこじつけてレクリエーションセンターなる保養所を作り続ける。

公営宿泊施設の土地取得費は、建設時の時価で2126億円、当初建設費は5756億円、平成八年度の増改築費用は、555億円。これは基本的に被保険者の保険料が財源になっている。こんなものに支出する余裕がある特別会計なんてないはずだ。
しかも、大規模な維持修繕費、固定資産税、土地借料などの一部、単年度で169億円について、国の特別会計が負担している。
しかも収支は平均収入5.8億に対し支出が5.9億と赤字。運用利益どころか、これはなんだ。

とりあえず、今日、来年度予算が成立するが、政府原案どおりに決まる。その中身はこんなのも入っている。予算委員会がいかにいい加減か、よくわかる。予算を修正しない国会なんて、ねずみをとらないねこより始末が悪い。

3月12日

自民党の国対では、毎週法案説明が行われ、提出者あるいは各省庁が法案の要項と条文を配り、要点のみ説明する。
この書類の量が膨大になるため、紙と一緒に元のファイルをフロッピーでいただくか、または自民党のサーバーへのアップロードをしていただけないかと国対で頼んだところ、大島理森 筆頭副委員長から「君たちは文書交通費をもらっているんだし、政策担当秘書官がいるじゃないか。そんなことよりも君は国対の出席率が低いぞ」
国対終わって帰り道、みんなで「?????」

エチオピア大使来訪。エリトリアとの国境紛争について、相手が調停のテーブルにつくように日本にも努力してほしいとの要請。
たしか新聞で読んだことはあったが、地球の反対側で大使がこうして動いているのを目の当たりにして、急に紛争が身近になる。
エチオピア議会のなかにもエチオピア-日本友好議員連盟ができて12名の議員がメンバーになったとうれしそうにおっしゃっていた。

タイのスウィット副首相兼環境技術科学大臣。ケンタッキー大学卒業。かつてジョージタウン大学とNCAAのバスケットボールのライバルだった。その話しで盛り上がる。
「君は随分若く見えるがいったいいくつだ。」「36歳です。」「へーっ、若いね。」そういって驚く副首相は42歳。

シンガポール大使夫妻主催のディナー。ウルグァイのゲルマン大使、ロシアのパノフ大使夫妻等と一緒に公邸にお招きにあずかる。もともと、むかしシンガポール駐在時代に病み付きになった海南チキンライスを食べたいなといったのがきっかけ。しかし、ディナーにチキンライスは軽すぎるということで、チキンライスは再度昼食でということになった。

カンボジアのサム・レンシー前蔵相。フンセン首相に対し、きわめて批判的。援助に関し、条件がついたことを喜んでいた。おだやかそうな人だが、発言はきつい。書類でごったがえしている議員会館の部屋で申し訳なかった。

サウジアラビア大使館で大使と面会。日本とサウジの関係が石油ビジネスを除くときわめて希薄なのは驚くばかり。将来を考えると何とかいま動かねば。

外交案件が山積みなのに外務委員会は相変わらず形式的な条約の承認だけ。改革クラブの山中代議士と再度外務委員会改革にチャレンジすることを打ち合わせる。

遺伝子組換え議連、小泉純一郎前厚生大臣を呼びかけ人代表に三月二十六日朝発足の予定。やっとここまできた。

3月9日

PRTR法案、通産省と環境庁とは折り合ったものの、厚生省が出てきて調整つかず。要するに、ウチもかませろということ。朝までやったらしいがまとまらず、商工部会で審議の予定が、単なる報告に。商工部会に自見前大臣をはじめ、厚生省と関係の深い各議員が出席し、厚生行政が関わることが必要だと力説。露骨に厚生省の意を受けた発言を繰り返す。
それに対して、加納参議院議員ら通産省派が「きょうはいつもの商工部会では顔を見ない方々が多いようだが」と皮肉る。
法案の要綱は、こうした族議員にはわたっているが、一般議員にはまだ未公開。役所の意見は反映されるが、NGOをはじめとする一般市民の声は入らない。自民党の部会の限界がはっきりと露呈した。これではなかなか自民党が変われない。
きわめて不愉快な部会だった。
やはり部会で政策議論はできない。しているふりをしているだけ。ここから変えなければ。

野党がガイドライン法案の特別委員会の設置を遅らしていながら、安保委員会や外務委員会ではガイドライン法案に関する質問を連発することに、与党理事が反発。
とくに安保委員会で、外務大臣と防衛庁長官を揃って要求しておきながら、いざ委員会がはじまると、野党理事が一人もいないという状況にきれかかっている。
日程を人質にした駆け引きはもういいかげんにやめて、内容を審議することにしたらどうか。

武見外務政務次官に米朝合意の件で確認を取る。日本の外務省は対北朝鮮の政策転換をするんですか、と聞くと、なんかやっているらしいけれど、俺には何の話もない、と苦笑い。ようするに言うことを聞かない政務次官は邪魔なだけだから、無視というのが官僚のやり方だ。かつての塩崎大蔵政務次官も徹底的に省内で無視されていた。こんなことを放置しておいていいのかね。マスコミもこういったことにはふれない。一年で変わる政務次官の肩を持って、官僚を敵にするのが恐いのか。

青少年特別委員会、異例の35人委員会。で、なにやるんですか、と聞くと、知らない。民主党が委員長が決まったとの報道にへそを曲げている。

遺伝子議員連盟、ちゃくちゃくと呼びかけ人が増えつつある。できれば、この週に立ち上げたい。

無派閥の会、とりあえず11人。もっと増えそうだ。今週、又集まり、党改革、国会改革の議論を始める。

参議院会長に村上正邦さんが就任ということで話ができつつあるらしい。一部若手は批判的だが。

3月2日

食料・農業・農村基本法案に都市周辺農業が記載されることになった。神奈川県を初め、都市近郊の農業者は都市近郊農業の振興が、当然この基本法案に入るべきと考えていたが、建設省が、市街化区域を設定したということはこの周辺では開発をやるということだと、反対。今朝五時に都市近郊農業の振興を骨子に入れた文面で決着。食糧自給率の目標明記も。

今回の都知事選挙とかけてバイアグラととく。その心は、誰でも立っちゃう。
今朝の外交部会に栗本慎一郎 舛添候補選対本部長が出席。部会なんて来ている暇あるんですか。と冷やかしたら、「こうなったら意地でも部会に出る」。舛添さん、支持率いいですね、とよいしょしたら、「いや、良すぎて困っちゃうんだよ。少し、締めないと。慎太郎さんも、うちがこんなだと出られなくなっちゃうんじゃないかな。君も応援してくれよ。」いや、私、神奈川ですから。

韓国の首都ソウルを訪れた日本の国会議員団の目の前で、川に、韓国の国会議員と牧師さんが落ちた。救助用のロープが一本しかなく、一人しか引き上げられない。日本の国会議員が驚いているうちに、ソウル市民がさっと集まり、そのロープで国会議員を引き上げた。感動した日本の議員が市民の一人に「いや、驚きました。私は、皆さんがどちらを引き上げるのかと思って息を呑んで見ていましたが、なんの躊躇もなく国会議員を引き上げましたね」
「だって、川が汚れたら大変だろ」
(訪日した韓国の国会議員さんから聞きました)

公務員による拷問を防止する条約にいよいよ日本も入ることに。1980年初頭に締結された条約にもかかわらず、10年も批准されなかつたのは、この条約に付随して、個人による通報制度があるから。つまり誰でも、日本政府が拷問をやっていると国際委員会に通報できることになっているのがいやだということ。今回も、日本は、個人による通報制度には参加しない。