Daily Topics

Daily Topicsは「ごまめの歯ぎしり」メールマガジン版のバックナンバーです。

メールマガジンへの登録は http://www.taro.org/ でどうぞ。)

  

8月12日−2

昨日開かれるはずだった衆議院の委員会は今日にセットし直され、地元の日程は、全てボツ。ところが、行ってみると、参議院の牛歩のおかげで日程が大幅に狂う。

会期の最終日近くになると、委員会はそれぞれ閉会中審査(国会閉会後も必要とあれば委員会を開いて審議すること)を認めると言う議決を行う。このための委員会はわずか所要一分で、ちょっと遅れると、委員会は終わってしまう。(国会法の改正でもやってこんな馬鹿なこと止めれば良いと思うのだが、全ての委員会が一分から数分の委員会を開く)

参議院本会議が終わっていない為、まだ閉会中審査の為の委員会を開くのはおかしいと野党が衆議院の委員会に出てこない。10時半の大蔵委員会を初め、全ての委員会が宙に浮く。もちろん本会議も開かれない。あーあ、馬鹿みたい。結局、全ての委員会はしきり直しされ、明日になる。今日の日程と明日の日程もボツ。

参議院の牛歩を見に行こうとすると、用のない奴は傍聴に行くな、と止められる。もうこうなれば、何やっても屁理屈で会議を止められるから、与党の議員を傍聴席に見つけたら、何を言ってくるか分からないから、行くな。ややパラノイア気味。差し入れのケーキを国対の控え室でほおばって、しばらく駄弁る。

サウジアラビア大使にぼくが書いたサウジ訪問記が載っているエネルギーフォーラムの最新号を届けに大使館を尋ねる。ユネスコの事務局長選挙は日本の松浦大使とサウジアラビアのガジ・アルゴサイビ大使の戦い? それにオーストラリアのエバンス前外相。ひとしきり選挙戦の話をする。サウジアラビアが作ったカラーの選挙用のリーフレットをもらう。ずいぶんと気合が入っている。ちなみにホームページもあって、 http://www.AlgosaibiCampaign.com 別に敵に塩を送るわけではないが。

9月には大使館が新しくなるので、若い世代を招いて夕食会をやりたいとおっしゃるので、全面協力を約束する。

8月12日

じょーだんじゃないぜ、全く。
参議院の牛歩その他の混乱で、今日の衆議院の本会議は中止、委員会は、委員会は、おーい、どうなってんだ。
結局、11日には全部議事終えてお盆休みという与野党のねらいは....。

昨日の衆議院の不信任案は、非常に評判が悪かった。何が悪いって、不信任案の提案者である民主党の菅さんが、不信任案をめぐる討論の最中ずっと、眠りこけていた。本会議後、取材に来た新聞記者はみなそのことで笑っていた。それじゃ、緊張感は出ないよ。

本会議前の代議士会で、中野代議士が、この不信任案を真っ向から受け止め、解散すべきだ、と演説をぶち、その場にいた議員の半分以上が賛同していたから、自民党の方が緊張感があった。
野田聖子郵政大臣は、青いスーツで、私は全身で反対(青票)よ、と笑っていた。今日の牛歩と違って、壇上が異常に混みあって、みんな押すな押すなで投票した。

院内テレビに参議院の牛歩が映っている。あーあ、今日、俺は何しにここにきたんだ。

8月11日

火曜日。民主党の不信任が出るかもしれない、というので禁足。

本会議では、河野洋平による山花貞夫 元社会党委員長の追悼演説。かつては追悼演説は、同じ選挙区の違う政党所属議員と決まっていたそうだが、小選挙区となって、同じ県、あるいは同じブロックの議員を中心にご遺族の希望でということになったようだ。演壇の下に白い花をおき、演説者はモーニングコート。

本会議も、終了時に暫時休憩、となり、不信任提出かといろめく。

追悼演説はまあまあだな、と思ったが、終わるや否や周りの議員がみんな僕のほうを振り返って、お前はまだまだ修行が足らんな、だと。麻生太郎代議士が、本会議場を出るところで、俺が死んだら弔辞はお前のおやじに頼む。野党の方々も僕のところに来て、素晴らしい演説だったと声をかけて下さるが、親父を誉められたって、こっちは照れくさいばかりで閉口した。

細川内閣擁立に山花さんの決断が大きな役割を果たした、という趣旨の演説だが、その決断で社会党がなくなってしまったんだからな、と自民党の先輩方はぽつり。

その後、延々、不信任提出を待って待機するが、六時過ぎに解除。帰ろうとしたら、院内の幹事長室に森幹事長がいて、しばらくお相手をする。

水曜日、消費特で、遺伝子組換えの表示を求める委員会決議をするために、幹事長、総務会長、政調会長、国対委員長のはんこをもらってまわれ、という指示が筆頭理事の栗原代議士からくる。本来は、平委員の仕事ではなく、理事の仕事だが、中身分かるのはお前しかいない、ということになった。
はんこといっても、印鑑ではなく、花押のこと。しかも、所定の用紙に赤鉛筆で花押をもらわねばならない。なんで、赤鉛筆なのか、はよくわからないが、各部屋に赤鉛筆がおいてあるのは事実。
不信任が出ているからか、四役そろって部屋にいて、あっという間に署名はそろう。

不信任が出たため、委員会は全て流れ、るはずだが、院内テレビをつけると、国会移転の特別委員会がやっている。あれ?

12時過ぎに1時から本会議、所要2時間20分、不信任案の採決という連絡が入る。

8月9日

月曜日にもかかわらず、午後一時以降禁足。
昼に国対に行って、本会議何時ですか、と意気込んで聞くと、国対の御法川代議士が、今日はないよ。えっ、と驚くと、不信任が出るかも知れんから、そう意気込みでいろという禁足だ。はぁ。
そう言っているうちにも安部さんや穂積さんが、禁足なので上京してきましたと国対に入ってくる。
駄弁っていると、大島筆頭が戻ってきて、太郎代議士、たまには
国対メシを食え。はい、いただきます。てんで、丼定食をごちそうになる。
大島筆頭、紫の袱紗(解散のとき使うやつ)は冷蔵庫にいれてあるから、いざとなったら電子レンジでチンすれば、一分で出せる、と。

カナダのロウチ上院議員と核軍縮の新アジェンダ連合に関する意見交換。日本は今年こそ、この決議案を推進すべきだ。

前回の外交部会で国際機関への拠出金削減を視野に入れて概算要求に臨むべきだと発言したら、外務省、さっそく政調会長になきついた。外交部会長に、八月末まで時間がないから、拙速にやらないようにとの指示。国際機関をレビューするプロジェクトチームも要らないのではないか、と政調会長から意見が出たらしいが、部会長そこはがんばって一勝一敗。

九月三日に北海道のウィンドファームに風力発電を見に行き、そこで自然エネルギー促進のシンポジウムを開催すべく日程調整。

例の米軍が日本国内の周波数を独占しているという問題に梶山さんが興味を持ち出したようだ。そろそろ、占領時代は終わりにしたい。

参議院、やはりもめて、13日までやるらしい。そうなると、衆議院も早く終わりとはいかない。

太郎塾ホームページ、新装開店。

8月5日

なんかよくわからないが、国会は11日で終了することになりそうだ。会期は13日までだが、与野党の現場は、お盆だし、11日で全部あげてお休みにしようということで一致しているようだ。
参議院の民主党は最後になんかの法案でガッチャンコして、国会運営をあげつらって不信任案の提出に持ち込もうとしていたようだが、なんか腰砕けになったらしい。参議院の本会議は九日にメジャーなものをやってしまう。

衆議院の定数削減問題、落とし所といわれていた協議会設置を委員長が提案。ところが自由党が拒否。ふーん。

議運で、四日まで出張ということで議運が了承した議員が二日に帰ってきたのは問題だ、という問題提起。早く帰ってきたからいいジャン、というわけではないようだ。

8月3日

動物管理法改正案、自民党の総務会通過、国会提出へ。委員長提案で切り抜けようとする鈴木部会長、杉浦小委員長の努力も空しく、自由党で引っかかった。あちゃーっ。今国会は、提案のみで終わりそうだ。

衆議院の定数削減、自由党の理事を務める西野代議士、小沢党首と藤井幹事長にあおられ、なんとか自民党と交渉しているというアリバイを作ろうと自民党の窓口を深夜呼び出し....。アリバイ作りに協力するのも仕事のうち?

細田外交部会長と外務省の概算要求について打ち合わせ。法案が止まっているから、こっちでやりましょうと申し入れる。ここまでやるというのをとりあえず決める。細田さん、結構イケイケだ。

遺伝子組換えの小委員会。厚生省、メロメロ。突っ込んだらイロをなして、何を思ったか、申請書をご覧になってみていただきたい、などと口走る。そんなに意気込まなくたって、みんな見たいと思っているんだよ。厚生省が情報公開をやらないのじゃないか。何を言っているんだ。栗原小委員長以下、表示の次は安全性だな、とみんな考えたことは同じ。

二時に議連。小泉、鈴木、栗原、岸田、河野で要請文を作る。三時に農水大臣に申し入れ。結局、この五人ぐらいしか、この問題の内容を把握している議員はいなかったのかもしれない。別室で大臣を待つ間、局長と課長が必死に大臣にブリーフ。セレモニー終えて記者クラブに。記者から質問で、ずいぶんと農水の案に似た要請文だが、と聞かれる。そりゃそうだ、出所同じだからね。爆笑。あーこりゃ、マッチポンプだ。
読売の若い記者が、農水案はずいぶん限定的な表示のようだが、とマジな顔で聞くから、はあーっ、この人何もわかっちゃいねえな、と思いながら説明する。そういえば、昨日の毎日の記事も偏向していた。
岸田前小委員長が、夢のようだ、感無量だとしきりに口走る。二年前の夏、国会閉会中の暑い中、毎週小委員会を開いた。その時は、加工品の検出は、技術的にはできず、生食用のものに表示をどうするかというのが中心だったのだから。
油がどうの、原材料がどうの、という声があるが、油は使用していないという任意表示で選択できるし、現在流通している大豆、トウモロコシなど、これは遺伝子組換です、という表示はない。なぜならば、みんな分別していませんという表示になるのだから。遺伝子組換えしていないものは、メリット表示だから原材料には表示される。
今後、議連を改組してバイオテクノロジー全般を扱っていくことに。

アメリカ大使館政治部。テポドンが発射されたら、KEDOはどうなるか。

夜、小泉さんにおよばれ。郵政省がいかに極悪非道かという話でスタート。いいか、わがまま勝手をやりたかったら、仲間は多いほうがいいぞ、と。妙に説得力があるが、だから河野派と森派を合併させようというのは、ぼくに言われたって、そりゃ、筋が違う。

7月30日

思えば今から二年半前、あるお役人が、なぁにこんな消費者運動は半年もすれば下火になりますよ、と議員会館の私の部屋で言い放った。そのときに、この野郎、絶対にそうはさせるか、と思ったのが始まりでした。

委員会の質問でこれを取り上げ、消費特委に遺伝子組換えの小委員会を設置し、岸田小委員長を担いで、二年前の夏、毎週一回委員会を開催し、筑波の研究所を訪問し、可能な限りきちんと表示すべきである、という小委員長報告を出し、表示に関する河野私案をまとめ、あっちこっちのシンポジウムに顔を出し、自民党に勉強会をつくり、議連を立ち上げ、アメリカの農務省に二回行き、大豆生産の現場を回り、EUに昨年末行き、衆議院の法制局と一緒になって法案のたたき台をつくり、そして、とうとう、今日、議連の幹部と農水省の打ち合わせで、お役所が全面的にこっちの言い分を認めた案で同意!!

組成や栄養素の違う作物はもちろん表示対象だが、実質的同等であるという農作物もDNAが検出されるものについてはすべて消費者向けの段階で表示をする。さらに、これを主原料とする加工品についても表示をすべて実施する。表示も遺伝子組換えである、または、分別していない、という表示であり、入っているかもしれない、という表示ではないし、最新のバイオ技術なんていうわけのわからん表示ではない。大豆、トウモロコシ、ジャガイモが当面対象になり、豆腐、おから、ゆば、納豆、豆乳、煮豆、もやし、きなこ、生食用トウモロコシ、ポップコーン、コーンスナック菓子等などと個別品目が指定される。醤油と油は現時点では検出できないから対象外。だから、ナタネと綿実は対象品目がないはず。しかし、今後、検出できるようになれば品目に追加される。

さらに農水省は、プラスアルファでコーンスターチも表示対象品目に入れる。コーンスターチに含まれる蛋白質は0.35%以下であるが、精製されきっていないDNAが検出される。この分野に関しては、われわれよりも踏み込んだ。

改正JAS法が施行される2000年4月1日に告示され、猶予期間を経て、一年後には義務化される。2000年の春作付けされる大豆は、この表示義務を踏まえて、遺伝子組換えとそうでない大豆の品種ごとの作付け量が決められ、それが収穫され、船で日本について、加工され、それが市場に出回る時には、表示の対象だ。

問題は、表示義務に関しては、WTOにこの規制を通知し、三ヶ月間各国からのコメントを受けなければいけない国際ルールだが、アメリカがなんというか。議連メンバーで渡米して、農務省、上院、下院を説得して回るか。

衆議院の小委員会は八月三日の午前中に開催し、懇談会の技術小委員会の答申の説明を受ける。議連は三日午後に農水大臣への要請文をとりまとめ、農水大臣に提出。八月四日に農水省は懇談会にこれを諮問し、十日に答申。さらに自民党の農水部会もこの間に開催される。

遺伝子組換え食品の表示は消費者の要求どおりに決着することになりました。これまで、この問題に関して行動を起こして下さった全ての方々、あなたの行動が、農水省の手のひらを返させ、表示を可能にしたのです。ありがとうございました。

7月28日

ホームページにフロン問題会議議事録および自民党の小委員会で承認された確定拠出型年金の四省庁案を掲載しています。ご興味のある方は覗いて下さい。ご意見お待ちしています。

明日の政調会、総務会に動物の管理と愛護に関する法改正案が上程されます。日程的に、今国会はどうかな。

アメリカの農務省の国際貿易担当が二名、遺伝子組換えの表示の件でいらっしゃいました。シディキ貿易問題担当特別補佐官と国際貿易局バイオテクノロジーおよびバイオセイフティ課のスラツキー博士で、スラツキー博士とは、この問題でこれまで何度もお目にかかっています。農水省が分別を選択肢の一つとしたことに相当ショックを受けたようでしたが、そんなことは現実的にありえないと説明すると安心していたようです。二時間弱この問題で意見交換をして、次はワシントンでといって別れました。

日本は、ヨーロッパと違って現実的な対応をするから心配するな、と申し上げましたが、やはり、日本もヨーロッパと同じように行政当局への信頼が無い為、本当に表示がうまくいくのか、義務表示が必要なのか等の質問が出ました。

前回、私が米国の農務省を訪問した時はちょうどエスピー前農務長官が逮捕され、グリックマン長官がそのためのコメントの発表をする記者会見場に向かうところでした。その話をすると、毎回農務長官が逮捕されているわけではないから、といって笑っていました。

7月27日

遺伝子議連幹部会。今後の方針について決定。
小泉純一郎代議士が神奈川県の高校野球大会に出場していたご子息のことで上機嫌。日焼けした腕をみせて、見て、見て、これ、野球の応援に行ったら、真っ赤に焼けちゃって、風呂にも入れなかったんだよ。ベスト16だからさ、三試合も見に行ったよ。
お疲れさまでした。
鈴木恒夫代議士、新聞記者時代に、新潟で、野球の県大会の取材が炎天下で大変だったという思い出話。神奈川勢で盛り上がる。

今日はなぜかマスコミの取材が多かった。中には、まだ、こういう取材があったって、メールマガジンに書いちゃ駄目ですよ、だって。なんかどっちがオフレコでやってるんだか。

外務省、国連改革法案つぶしに議員会館を歩く。そんな暇あったら、外国と外交やれよ。

確定拠出型の年金の議論の中で、基礎年金番号を使って、重複を防ぐという話。それなら、納税者番号などといわずに、年金番号で、統一したらどうなのか。

7月25日

日韓の若手議員で継続的な議員交流をやろうというバクダン議員連盟、週末を利用してソウルを訪問しました。
ソウルー羽田便の必要性を痛感した二日間でした。
出張報告は下記で。

http://www.taro.org/korea99724.htm

7月23日

遺伝子組換え食品の表示問題、自民党の公式機関の受け皿は、農水部会の基本政策小委員会ということになった。この12日に改正されたJAS法の表示対象ということで、行政府のアクションということでやれるのではないか、という観測になっている。議員立法といい続けてきたが、名より実をとるということになるだろう。ただし、この間の農水の小委員会の報告では技術的に古すぎて駄目。農水の審議会うんぬんではなく、党で引き取って内容を決めるということになる。
安全基準の法制化については、JAS法のような乗り物がなく、立法にならざるをえないか。

動物の管理に関する法律、いよいよ自民党の政務調査会、総務会にかかる。野党交渉も、上々で、今国会の成立も視野に入る。問題は、動物実験を巡り民主党がいちゃもんをつけてこないかどうか。動物実験をいれろ、と始まると、今国会間に合わない。主要なNGOは、全て、今回できるところまでやり、動物実験は、今後の課題ということで合意しているのだが、法律作りを理解してくれない過激な少数派が、動物実験の規制をやらなければ意味が無いと。うーん。

自民党内で、原発の立地にもっと金をばらまけというような議論になっている。絶対に、そんなことはだめだ。特別委員会のメンバーをみると、みんな原発を抱えている議員ばかり。エネルギー政策の未来を誤ってはいけない。

7月21日

日本、国連タジキスタン監視団(UNMOT)のトップポスト獲得に失敗。日本がこのポストを取ることに中国、ロシアも了解していたが、この仕事に適任であり、かつ、ロシア語を操ることができる人材を期限までに選定できそうにないからと外務省は自らこのチャンスにおりてしまった。あれだけ国連に財政貢献していながら、締め切りを一週間延ばさせることもできないなんて何という外交力の無さ。
それでも外務省は、人材の貢献ができないからせめて金の貢献でもとのたまう。なんか違いませんか。ところでこういうのはマスコミは報道しないのかな。

一方、外務省が必死のユネスコの事務局長選挙。アジアを一本化することができず、苦戦。フィリピンが女性候補を立てて降りない。八月二日には外務政務次官がわざわざフィリピンまで行って、ODAで作った橋だかのオープニングをやるってのに。国民にこのへんの状況説明をするのが国民と共に歩む外交ではないのか。小渕総理のキャッチフレーズも外務省の手で骨抜き。

フロン問題円卓会議開催。おっと、フロン問題会議だった。円卓会議と名づけたら、行政から猛烈なクレーム。円卓会議とは、会議の最後に結論を採択するという意味があり、そんな会議には出席できないと。あわてて円卓を取るが、円卓会議ってそんな意味があるの。なんでも成田空港の円卓会議がそういうことだったかららしい。
オゾンを破壊する特定フロンはモントリオール議定書で製造が禁止されたが、それ以前に生産されたカーエアコンや冷蔵庫、業務用空調機器などのなかにまだ特定フロンが残っている。この特定フロンは時間と共に抜けていったり、廃棄されたときに空中に放出されていく。西暦2015年までにはこうした現在使われている特定フロンはすべて空気中に逃げていく。この特定フロンを空気中に逃がす前に回収し、破壊していくことが必要なのだが、現在の政府の立場は各業界の自主的な取り組みにまかせるというもの。カーエアコンの特定フロンはその70%を回収するという目標を掲げたものの、実績はわずか7%。これじゃだめなんじゃない、というのが今日の会議の趣旨。太郎塾のメンバーが中心になって、会議を設定し、各国会議員に出席の要請をし、NGOに呼びかけ、行政とハードなネゴをして
(円卓をとるとか)、開催に漕ぎ付ける。太郎塾もなかなかのものだ。今日をきっかけに休眠中の自民党環境部会のフロンプロジェクトチームを再開させていきたい。

7月18日

農水省から遺伝子組換え食品の表示問題に関する懇談会の小委員会の報告の説明が自民党の遺伝子組換え議連に対してありました。残念ながら、小委員会の報告を取りまとめている間に技術が進歩してしまい、そのままでは今後の検討に用いることができない報告になってしまったようです。PCR法の技術の進歩が反映されておらず、PCR法では定性分析はできるが、定量分析は無理だとする記述や、PCR法による加工品の分析は難しいとする記述など、白書のバックナンバーを読んでいるような気がします。
またIOM大豆の分別をオプションの一つとするなど、非現実的な提案や、食品用大豆の半数が、GMOが入っていない状態で輸入されていることを正しく認識しているのか疑いたくなるような記述もあります。しかし、資料としては、良くまとまっている面もあり、この問題に関心のある方には、参考資料として役立つと思います。
議連では、今後、先週の宝酒造のプレゼンテーションなど小委員会報告にない最新の情報を入れながら、法案のたたき台をつくり、次回の会議から、法案作成に入ります。

自民党の外交部会で、国連改革促進法案の議論が行われました。残念ながら、提出方法その他をめぐり、「前向きな」継続審議となりました。
町村外務政務次官がアナン国連事務総長と会談した際に、「与党自民党の河野太郎議員が国連改革促進法案を提出しようとしている。これは、日本の国連に対するフラストレーションの現われだと受け取って欲しい」と発言されたそうです。また、武見外務政務次官も部会で「この法案は、国連に対してだけではなく、外務省に対するメッセージであると受け止めている。個人的にはこの法案を部会レベルでお蔵入りにしたくない」と後押しするような発言がありました。
両政務次官の発言と比べ、外務官僚は、この法案が外務省の予想以上に進展しそうになっているのを見て、びびっているようです。腰の定まらない外務省外交の一つの典型です。なかには、国際機関に人の貢献もできない日本が金の貢献も止めたら外交にならないと発言する外務省の役人もいるようです。国際機関に人を送れないのは外務省の失敗の一つではないのか。
内閣改造が近々あるやの声もありますが、外務大臣、政務次官をここでまたちょろちょろ代えるのには反対です。

自民党の青年局女性局全国研修会。派閥ごとに代表を送り出す政策討論会。ばかばかしい。今の派閥は政策なんて関係ない、ただのポスト配分機関ではないか。こんなうそっぱちを堂々とやるなんて、青年局次長として恥ずかしかった。

7月14日

キャリアの新人官僚の合同研修会で、建設省に入ったばかりの新人が自治省からきた講師に対して、「自治省の存在価値が今問われていると思いますが、それについてどう思いますか」と聞いたそうな。自治省の官僚、その場はなんとか冷静におさまったものの、控え室でぶちきれて、人事院の研修担当者に「あの失礼な野郎は何だ」とあたりちらしたそうな。あげくのはてに、建設省に怒鳴り込み、かわいそうにその新人、配置転換になってしまったとさ。
教訓  新人研修でも本音の質問はしてはいけない

国会内で盗聴行為が行われていないかどうか調べろという野党の提案が議運で取り上げられた。議員会館なども含めて調査すると、議員一人あたり八万円の経費がかかる。衆議院だけで四千万円かかることになるので、自民党の理事から、それでは希望者に対して、費用個人負担で、実施ということでいいかと提案。野党は、全員に対し、国費で調査せよと突っ張り、継続審議。