Daily Topics
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5月9日
最近、ペシが夜中、突然に泣き出すようになった。これが夜泣きといわれるものなのだろうか。お母さんは、かなりぐったり。
今年の日米リーダーシッププログラムの参加メンバーが発表になる。
このプログラムも四年目になり、かなり倍率が高くなった。
来年以降参加希望の方は、 http://www.usjlp.org/ を参照のこと。
今回は、アメリカ側からはバイオリニストのGoto Midoriさん他アラスカ州議会議員、USTR特別アドバイザーなど。
日本側はオリンピックメダリストの有森さんやWFPの日本代表の玉村美保子さん(山本一太参議院議員夫人)等。
山本一太参議院議員は、最近、シンデレラボーイと言われている。
なぜかと言えば、門限が夜中の十二時で、十二時近くなると奥様から馬車がカボチャになっちゃうよーと、電話が携帯にかかってくるそうだ。
門限に遅れそうになって、必死にそば屋の出前のようなカエルコールをしている一太さんを見た人は少なくない。
5月8日
橋本派の幹部会で、野中代議士が、下地幹郎を除名するか自分が出ていくか、と発言したようだ。橋本派の若手は、(幹部のごますりをのぞいて)野中出て行けの大合唱だ。中には、派閥をやめる口実がほしかったんじゃないの、と。
政策提言をしている議員を、それを理由に派閥から追い出そうというのは、狂気の沙汰だ。
朝の部会で、生保の予定利率引き下げの議論。
金融庁から案らしきものが出るが、銀行救済プランとしか思えない。
河野、渡辺、保岡の各代議士が反対。塩崎財金部会長も反対。
出席議員の数がずいぶん少ないので驚く。中には、何も言わずに退席する議員も。
来週の火曜日に法案の形にして提出せよ、というようなことで幹部が引き取ったが、そんなことでよいのか。
最近、回りのみんながやけに優しい。
肝移植のドナーが亡くなったことを、みんな気にして下さっているようだ。
これを契機に脳死移植をきちんと進めたい。来週、やっと脳死に関する党の調査会が開かれる。
地位協定の改定案に関して、県知事会と合意する。来週にも、お互いの組織で意思決定する。
5月1日
中国のテレビから、インタビューの依頼が来る。テーマは、北朝鮮問題。
今日の指定時間に準備していると、急遽電話が入り、北朝鮮問題よりもSARSの方が重要案件ということで、番組内容が変更になったので、インタビューを来週に延期したいとのこと。
そりゃ、中国ではそうだろうなということで、了解する。
塩崎代議士以下、中東へ。
東チモール、アフガニスタンと塩崎ミッションで同行しているので、今回も当然一緒に行くものだと思っていただいていたようだが、今年は、子育てで愛妻に負担をかけているため、連休は愛妻孝行ということで。
ずいぶんと冷やかされたが、今回は、おみやげを待っています。
同行する大村代議士に、耳栓を持っていくようにアドバイスするのを忘れた!
塩崎さんの寝言は、すごい。夜中にかなり大きな声で、数行のセンテンスをはっきりと話す。それを一晩に、三回ぐらい。
アフガニスタンの夜に、それで説明責任をどうするつもりだ、と突然怒鳴られた時はびっくりした。
4月29日
ノムヒョン韓国大統領を青瓦台に訪ねる。
塩崎、大村、山本、浅尾、河野の国会議員五人で、ソウルを一泊二日で訪問した。
中央日報主催の日韓の若手国会議員のフォーラムに出席するのが主目的だが、せっかくソウルに行くならば、新大統領を表敬しようということになり、一週間前に急遽面会をお願いする。
チョン・ジョンベ、シン・キナムといった大統領の側近中の側近の若手議員とは既に太いパイプもあり、その筋からお願いし、三十分のお時間を頂いた。うーん、バクダン議員連盟でやってきたことは、ほぼ日韓議連と同じだけの価値がある。
国会議事堂のなかで行われたフォーラムを四時に終了し、雨の中、事前に登録した車で、大統領官邸を目指してひた走る。
四時五十分から三十分の予定の訪問は、延びにのびて、四十五分、まだまだ続きそうだったのだが、帰国する飛行機の時間が迫っていた。
成田に帰るだけの山本、浅尾、河野は乗り遅れても仕方がないが、塩崎、大村の二人は、関空経由ドバイ経由テヘラン経由クルド自治区経由でバグダッドに向かうことになっており、この二人が飛行機に乗り遅れてはまずい。
とうとう山本一太団長が、大統領、大変申し訳ございませんが、飛行機の時間が...。
雨の中、渋滞をかきわけて仁川国際空港へ。ぎりぎりセーフだった。ちなみに大統領に我々からも羽田−金浦のシャトルの推進の提案をしたばかりだった。
ノムヒョン大統領は、優しい雰囲気で話す人だ。
慶尚北道の人間がなぜ全羅道の政党に入るのかと、私はよく批判されてきた。大統領になると、全羅道に金とポストを与えすぎていると批判された。全羅道では、私は慶尚北道寄りだと言われることもある。
北韓になぜ、強く立ち向かわないのかとも批判されることもある。
小泉首相を韓国にお招きしたが、首相の靖国参拝があった。なぜ、このことに強く抗議しないのかという批判もあった。でも、それを抑えて小泉首相をお招きした。厳しい決断だった。
アメリカとの同盟を強化せよという人もいれば、アメリカに一方的に協力するだけではダメだという人もいる。
韓国と日本は、今後も感情的に対立することはあるだろう。しかし、未来の北東アジアのビジョンがきちんと共有されていれば、それを乗り越えられるはずだ。
私は、EUへの強いあこがれを持っている。
今のEUの基礎を第二次大戦後に作ったアデナウアーとドゴールの政治決断に強い感銘を受けた。
日韓中の関係もEUのように発展させたいと半年以上も国内で主張し続けている。民間交流、自由貿易協定、政治家同士の議論等も大切だが、全て北東アジアをどうするかというビジョンがあっての話だ。ビジョンのない交流や議論は、結果を出せない。
昨晩は、ウォン・ヒーリョンをはじめ、ハンナラ党の若手グループ未来連帯が夕食会をやってくれた。
今日の午後のフォーラムは、ハンナラ党と民主党の若手の精鋭が、大挙してきてくれた。
民主党では、ノムヒョン大統領側近のシン・キナム、チョン・ジョンベ(この二人は、与党民主党を分裂させ、旧金大中派を除いた新しい新党をつくる運動の中心人物だ)、韓国版鉄の女の異名を取るチュ・ミエ、民主党最高委員の一人チョン・ドンヨン、金大中総裁特別補佐官であり院内首席副総務のチョン・セギョン、元延世大学総学生会長ソン・ヨンギル、民主党スポークスマンのイ・ナギヨン等々。
ハンナラ党では、朴大統領の娘でカリスマ的な人気を誇る女傑パク・クネ、金大中大統領の特別補佐役だったパク・ジン、未来連帯のイ・ソンホン、ウォン・ヒーリョン、ハンナラ党院内副総務パク・ジョンヒ等々。
山本一太さんたちとバクダン議員連盟でやってきたことが確実に実をつけ始めている。我々の世代の日韓関係は、たぶん今よりもきっちりとやっていける。
就任したばかりのノムヒョン大統領がイラクへの派兵を決めた時、民主党では約百人の議員のうち四割が反対した。野党ハンナラ党では大部分が賛成するというねじれが起きた。
しかも、ハンナラ党では、若手議員の何人かは、自分達は賛成なのだが、世論を考えると反対した議員もいた方が良いという政治判断で、反対票を投じた議員もいた。
大統領制なのに、国会では与党が少数派であり、アメリカ議会と違って党派が強いという今の韓国の状況は、非常に不安定だ。
韓国の政治は、制度的に極めて不安定な状況を作り出しやすい。どこかで、制度を直していく必要があるのではないか。
そんな中で、ノムヒョン大統領の側近が、民主党を分裂させ、旧世代の古い政治家と袂を分かって、新党を作る運動を始めた。当面は、与党がさらに少数派になり、さらに不安定な局面を迎えるが、来年4月の総選挙で勝つためには、新しい政党で、有権者に訴えるしかないと考えているようだ。
韓国では、与党議員が、派兵問題でも反対票を投じる。与党議員を全ての問題で党議拘束をかけて縛るどこかの共産主義的国家の国会とは大違いだ。
韓国の新世代のエースとよばれ、ソウル市長選で惜敗したキム・ミンソク前議員に久しぶりで会った。大統領選挙では、チョン・モンジュを支持してみんなを驚かせ、チョン・モンジュがノムヒョン大統領と投票日の前日に袂を分かったこともあり、若手の間では、キム・ミンソクに対する反発が非常に強い。四ヶ月間充電していたが、ようやく政治活動を再開する決意を固めたようだ。バクダン議員連盟を立ち上げた時の韓国のカウンターパートでもあり、彼の今後の活躍を祈りたい。
4月24日
今日、首相官邸で、代議士と声をかけてくる記者がいる。えっと思ってみるとついこの間まで、太郎塾で活動していたメンバーだ。卒業祝いをやったばかりで、その時は、新聞社に入社してこれから研修で新聞配達をやりますと言っていたのだが、研修が終わり、官邸番になったらしい。
政府の中枢の取材が新人記者のトレーニングの場というのもよく考えると変な気がする。
北朝鮮に対する経済制裁や北朝鮮籍の船の入港拒否を日本単独で実施するために必要な法案の自民党内での審議を開始するように、麻生政調会長、山崎幹事長に申し入れ。
本会議終了後、院内の幹事長室で、お二人に説明する。
その後官邸で安倍官房副長官に法案の説明と意見交換。出席者から、北朝鮮政府は非常に気にして、いやがっているという話があり、だから外務省もこの話を嫌がっているのでしょうとたたみ掛けられ、副長官は...。
最後に、河野さんが外務委員会にいなくて寂しいよ、と副長官。
地位協定に関して下地代議士と打ち合わせ。
地位協定の運用の現実がどうなっているのか、逐条の解説集を山田地位協定室長が作成中なのだが、なかなか完成しないようだ。
アメリカ側も地位協定を巡る誤解が多いものについてのブリーフィングをまとめ、先週沖縄でプレゼンをしたそうだ(通訳なしで一時間という長さらしい)。
つまり、運用改善やら合同委員会合意(しかも非公開の)が山積みになり、情報は外に出さないから、地位協定に関して、それを実際にやっている人間以外には、何が現状であるのかすらも、わからないのが現実だ。こういう事態が起きること自体、地位協定の扱いがおかしいということだ。
外務省の作業が遅れるようならば、アメリカ側に一般的なブリーフィングと補償問題の現実の運用に関するプレゼンをお願いすることにする。
十七条五項C、つまり身柄引き渡し問題のこちら側の提案をまとめるためにも、沖縄のキャンプハンセンにある米軍の拘置所を見学させてもらうように頼んでみよう。
僕の帰りが遅いので、ペシの入浴時間も遅くなる。その結果、だんだんと宵っぱりの赤ちゃんになってしまった。
ペシを寝かせて、目を見ながら我が愛妻がオリビア・ニュートン・ジョンのそよ風の誘惑を歌うと、両手両足をばたばたさせて喜ぶ。
で、僕がそのあとに、マイウェイを歌うと、お義理に手足をばたつかせ、歌い終わるとえらく喜んだ。ペシはフランク・シナトラを嫌いらしい。
4月23日
外交部会合同会議。
イラクの情勢というテーマだが、外務省の用意する資料は全く役に立たない。いつもながら、この会議に来るよりはニューヨークタイムズでも読んでいる方がまし。
外務省を変える会の最終回だそうだが、何か本当に変わったのか。変える会もしょせんはアリバイ作りか。
マイアミ大学で移植医療に携わる加藤先生と昼食をとりながら、法案の改正について、脳死の判断に脳血流を加えることについて等の意見交換。
スウェーデン議会のアリーン・ウルバン外務委員長。まだ若い社会民主党のスターだ。
冷戦時代は、中立国としてのスウェーデンの地位は高く、東西の対立の間にたびたび出ていって、存在感があったが、最近は、すっかり存在感が無くなり、今後のスウェーデン外交をどうしていくか、転換点にあるという認識を持っている。
ヨーロッパはアメリカとしっかり組むべきで、ヨーロッパの独自外交にはやや懐疑的だ。日本の社民党の安全保障政策を笑い飛ばして、自国の軍か侵略してくる外国の軍かという選択ならば、自国の軍のほうがよい、と。
TBSラジオのデイキャッチに出演。マクドナルドの新しい高級ハンバーガーがニュースの一つになっていて、スタジオの中で試食。北朝鮮問題と日本の関わりについて話す。あっという間に時間が。
速水前日銀総裁の慰労会。
非常に敬虔なクリスチャンで、日銀時代を振り返った話でも聖書の引用がしばしば出てくる。
おそれるな、私は汝と共にある。
主、我を愛す。
主は全てを知りたもう。等々。
アカウンタビリティというのは、最後の審判の時に神の前で自分のやってきたことを述べることからきた言葉だそうだ。
日曜日に教会で、次の一週間への決意を新たにされたそうだ。
同席されていた北城新同友会代表幹事は、代表幹事を要請され、断り続けている時に、教会で、事を成すのはあなたではない、神であるという説教を聞いて、そうかと思い引き受けたそうだ。
速水さんは、五年間に国会に四百回出席し、官邸にもしばしば足を運んだが、大蔵省にいった回数は少なく、独立した日銀という日銀法新法の目指す姿になった、と。
ゼロ金利をやめた時に、政府を代表して議決延期の請求を出した村田総括政務次官が、宮沢大蔵大臣に、請求しても確実に否決されるがどうするかと電話で尋ねた時に、宮沢大臣が、政府も負けることがあるということを天下に示すことも必要でしょうと指示し、否決されたとその頃を振り返る。
ゼロ金利解除の時期をもっと早くやっておけば、と前総裁はやや無念そうだった。
お疲れ様でした。
4月22日
朝七時頃にペシがぐずり出す。
ソファに運んでおむつを替えてから、自分が着替えていると突然にドスンという鈍い音が。二秒経ってから、ふぇにゃーという大きな泣き声。寝返りをうって落っこちたようだ。うーん、昨日まではソファにぽんと追いといても安全だったのに。
昨日、我が愛妻が不在者投票に行く途中、事務所に立ち寄ったら、壁に貼ってある僕のポスターを見て、ペシがにこっとしたらしい。ペシも父親を認識しているね、とみんなに言われる。今日もせっせと早く帰ってお風呂に入れよう。
食品安全基本法案、衆議院本会議で可決。社民党は反対なのだが、中川智子代議士が一人造反、起立して賛成。遺伝子組み換えの時以来一緒に食品安全のことをやってきたから、反対したら一言言ったろと思っていたが、ちゃんと筋を通した。でも、公式記録では社民党は全員反対扱いされるんだよね、これが。
最近の本会議を見る限り、共産党よりも社民党だけが反対という法案が目立つような気がする。共産党まで賛成で社民党だけが反対というのは最初は奇異な感じがしていたが、最近はまたかよという感じ。
環境事業団を解散させる法案も今日、本会議で可決。新しい組織にしばらく通って、働きぶりをチェックする必要もある。
臓器移植法改正、何となく論点整理へ。
15歳以下の移植の問題に矮小化せず、本人が生前に拒否の意思を示していなければ、家族の同意で移植を可能にする道筋をつける方向への抜本的な改正と竹内基準に脳血流を加える改善をすることが僕の提案だ。
ドナーカードに加え、運転免許証にも意思表示を入れる改定は、遅々として進まず。警察庁のなわばり根性も大問題だが、厚生省のやる気の無さも同罪だ。健康保険証に移植の意思表示を入れるということも同様に、うだうだ意味のないことを言ってやらない。こういう仕事ぶりへの不信感が、意識の問題として脳死移植の妨げになっていることもある。
イラクのモスルとイスラエルのハイファを結ぶ石油パイプラインの再開の可能性が中東で話題になっている。
1920年代から1930年代にかけて、イラク英国石油会社が建設し、1948年にイラクとヨルダンが封鎖するまで年間五百万トンの石油を流していたそうだ。三千億円程度の投資と半年の期間で再開できるという話もある。
中東の新しい展開になるだろうか。
4月21日
総務省のプライバシー研究会第三回。
去年、政務官を務めていた時に住基ネットが問題になったことを受けての研究会なので、前総務大臣政務官の肩書きで、参加している。
新幹線に飛び乗って、選挙区外の市長選挙の応援に。宣伝カーで二時間ぶっ続けでマイクを握り、夜七時の個人演説会で、トップバッターを務める。
東京にとんぼ返りして、マニフェスト勉強会に夜十時半から遅れて参加。
隣の部屋で、民主党の岡田、野田代議士以下密談中。部屋を間違えた前原さんが、僕の到着寸前に乱入してきたそうだ。
年金の税方式に関して、もう一度議論。
基礎年金(国民年金)の給付水準を現行のままとして、国民年金の掛け金月一万三千三百円を廃止して、消費税に移行すると税率は6.3%になる。2025年には、税率は9.2%。年金の掛け金の徴収コストも大きく圧縮され、掛け金の未払いによる国民年金の空洞化の議論にはピリオドが打たれる。
二階建ては確定拠出の個人口座に移行し、確定給付における再計算も必要なくなる。
現行方式では、若者の年金に対する不信感をぬぐうことはできないだろうから、この新方式への移行をベースに議論を進める。
4月17日
あるアメリカ人曰く、
今度、エアフォースワンに乗ったら、朝食のメニューを見てくれ。フリーダムトーストっていう新メニューがあるぜ。
ちなみにエアフォースワンの朝食メニューは、小さい青い方のメニューだそうです。(ちなみにエアフォースワンとは、アメリカの大統領専用機です)
今度、エアフォースワンに乗ったらって、政府専用機にだって乗ったことがないのに。どなたか、機会があったら朝食メニューを覗いて下さい。
SARSが怖いからしばらくは飛行機には乗らないって言ってやりましたが。
朝鮮総連というのは主に北朝鮮の人という印象がありましたが、実は朝鮮総連の人も99%は南部出身で、地域的にもともと北朝鮮出身の人はわずか1%だそうです。
なぜ南部出身の在日の人が北朝鮮シンパになったかというと、朝鮮戦争直後に、北朝鮮から日本の在日社会に数十万ドル(一ドル360円の時代)の教育助成資金が贈られ、それで学校を建てたところからだそうです。
ちなみにコリアンアメリカンの70%は現在の北朝鮮に当たる地域出身だそうで、朝鮮戦争の時に北から南へ逃げて来たものの地縁、血縁がモノをいう社会に阻まれて、アメリカに新天地を求めたということのようです。
今から数年前、下村博文代議士が自民党の青年局長時代に、朝鮮総連から自民党青年局に平壌にきませんかという招待がありました。準備万端整った時に(自民党の)上の方から不可解な横やりが入り、キャンセルになりました。
そのころとは情勢が大きく変わりましたが、三カ国協議などを横目で身ながら、朝鮮学校の問題、帰化の問題など国内問題もテーブルにあげていく必要があるでしょう。
まず、朝鮮学校の実態を見に行くところから始めたいと思います。
4月16日
ストローブ・タルポット元国務副長官はじめブルッキングス研究所のメンバーとの意見交換会。
ストローブ・タルポット氏の書いたEndgameやDeadly Gambitといった本が僕の学生時代の教科書だった。国務副長官時代に国務省でお目にかかったことがあるが、尊敬する人の一人だ。
ジム・スタインバーグ氏は、日本の国連分担金問題を取り上げて問題視している。これまでアメリカは、日本が資金を出すことに疑いを持たなかったが、これからは耳を傾ける必要もある、と。
今日の質疑応答でもNATOは終わりの始まりを迎えた、と。
国連の意思決定には加われないのに、分担金を20%も払わされ、そのことを問題提起もせず、イラクの復興支援にまたお金を払うのは、おかしいのではないか。
カメルーンをはじめ、安保理メンバーにまず奉加帳を回すべきだ。
日本は、イラク支援に出したであろう同額のお金をパレスチナ支援に回し、人も出すべきだ。
アメリカのイラク占領に日本が人を出して同調するべきではない。ピースウインズなどこれまでイラク国内で頑張ってきたNGOを通じた支援ならば占領軍にはならないだろう。
陸上自衛隊派遣には反対だ。
太郎塾のエネルギープロジェクトで、NGOと炭素税に関する意見交換。そろそろこの問題もしっかり取り上げていかなければ。
しかし、行政の縦割りや税は税調などという摩訶不思議な政治でいつまでやるのか。
韓国で開かれた三極委員会で、韓国大統領が、透明性が高く、国際基準にあった会計基準とよりしっかりした企業統治を目指すと演説したそうだ。
韓国、中国が企業会計をしっかりやろうとしている時に、なぜ日本の企業会計を逆行させようという人がいるのか。時価会計やめますといったら、株価暴落につながるだけではないか。
一年前の今日、親父の肝移植手術。手術後一年が一番危ない時期なのだが、そこを生き延びたということは、まあ、僕の肝臓もちゃんと仕事しているということ。
最近は本当に飲み続けなければならない免疫抑制剤以外の薬は全て終了したようだ。まあ、のんびりやってくれ。
4月15日
地位協定の改定案づくり。
外務省と法務省と(別々に)地位協定十七条五項Cについての本音トーク。
外務省は法務省がokならばok。法務省は...。
起訴前、起訴後の身柄の共同管理または外部からの取り調べの様子の確認などのたたき台をたたく。
アメリカ側とのすりあわせも行いながら、5月の連休明けには、いよいよ知事会との共同提案の作成にかかる。
国会閉会後には、ワシントンへ。
ドイツ公使公邸での夕食会。
イラク問題や日本の政治改革などについて意見交換。
NATOはどうなるのかという質問に、来日中のドイツの社会民主党の重鎮は、終わりの始まりにもなり得る、と。ただ、イラクを巡る英と仏独の対立は、ヨーロッパでよくあった対立と大差がない、と。
4月14日
地方選挙の前半戦も終了。
定例の月曜日の夜九時から例の場所に集合し、夜十一時まで自民党新世代によるマニフェスト作成会議。
みんなそれぞれ地元の県議選などが終わった直後で、結構ふらふらだが五人全員がそろう。
地方選前に固まった政治改革、外交・安保に引き続き、今日は年金問題について骨子を固める。
現在の厚生省官僚と族議員による小手先改革を国対で通すという手法では、若い世代の年金不信を解決できない。
一階は、消費税による基礎年金、二階は、確定拠出型個人口座に時間をかけて移行する方式で合意。さらに、池の中に鯨を泳がすような運用もやめるべきということで合意。ようするに厚生省の利権のための年金から国民の老後のための年金にシステムを替えようということ。
年金の次のテーマは教育。来週から着手。誰かが(五人のうちの一人だが)これまでの自民党の教育は、教育基本法の改正と私学助成しかないのではないかとボソッと。五人の基本認識は、日本国民がゆとりある生活をおくることは大切だが、教育にゆとりはいらない。
教育の自由化と文部省の廃止が柱だ。
地方選挙の興奮さめやらぬ今朝から個人情報保護法案の審議入りのはずが、もめたそうだ。
予算委員会を開く第一委員室か普通の第16委員室か、委員会の開会場所でもめ、野党欠席のまま審議入り。金曜日の衆議院公報に委員会の場所は既に載っているはずなのだが。
地方選挙のあと、未明まで事務所回りしてから必至に上京した委員会のメンバーは、本当は枝野さんの質問のところで審議が止まるはずだったのにとぼやいていた。
夜、久しぶりにペシと一緒にお風呂にはいる。
我々の年金改革案に、ペシは激しくよだれを垂らして賛成!
しかし、重くなったな。
日曜日に開かれた株式会社湘南ベルマーレの株主総会で、取締役に復帰いたしました。
追伸 河野太郎の中国語のホームページは、日本語のホームページからのリンクでお入り下さい。
4月8日
中国語のホームページをアップしましたので、ご笑覧下さい。エンコードで中国語の選択をする必要があります。
日米地位協定改定のためのたたき台を、知事会との共同提案にするべく作業を開始。知事会側とは大筋のところで合意、細かな文案作りに入る。
連休明けからまとめの作業を行い、有識者のグループ、米軍その他関係者とのすりあわせに入る。
身柄引き渡しに関しては、別枠にする。
外務省が地位協定の逐条ごとの運用改善の最新版を作成してくれているので、それも含め、最終調整が必要だ。
イラクの戦後復興に関して、日本は責任を果たすというのは良いのだが、国連のあり方や日本の発言権の確保についても納税者に対して責任を果たさなくてはならない。
アメリカのGHQにほいほいとカネを出す必要は全くないし、国連主導だからといって、日本が一割、二割をすぐさま出す必要はない。むしろ同じ金額を出すのでも中東に相対で同額の支援をする方が効果的だ。
No Taxation without Representation がアメリカの独立の引き金の一つだったことを想起させなくてはいけない。
英仏露中の合計よりも国連予算を多く負担している日本の立場をきちんとさせるためにも、今、外務大臣は積極的に問題提起していくべきだ。各国に良い顔ばかり見せても困る。
4月4日
我が家の箱入り息子の最近のお気に入りは、オリビア・ニュートン・ジョンのベストヒットアルバム。お母さんと一緒に踊っています。
いよいよ果物・野菜ジュースを飲み始め、おさじ三杯程度のことで両親は大騒ぎ。ちょっとニヒルな笑いも浮かべるようにもなったし。
投票日翌日の4月14日、15日にカタールのホテルで、国際会議が開かれる。僕も招待され、カタール大使から必ず来てねと念を押されていたので、国対に海外出張願いを出す。が、処分ではないが、今回は許可できないと却下。
この時期カタールへ一泊三日、しかも香港でトランジットという日程だっただけに、処分ならば行かされていた!?
旧郵政省がひたすら秘匿しまくった在日米軍の周波数問題(今後日本国内で必要となる周波数帯のど真ん中に米軍に昔から割り当てられた周波数がある、本来の軍のオペレーションとは全く違った娯楽目的にそれが使用されている、合同委員会合意をたてに米軍の周波数割り当てに関するいっさいを国民に公表しない等)について、多少の進展があった。
今年3月に、米軍がその周波数での送信を一部停止し、日本への周波数の返還の意向を示す。総務省によれば、のこりについても本年末までに返還される可能性がある(あくまで総務省談)。
その昔、この問題を取り上げた時、旧郵政省は合同委員会合意があるので、何も答えられない、と。で、去年、僕が総務省の政務官になった時に、資料を持ってこさせ、じっくりと旧郵政省から説明させた。その時に、これは返還の方向で云々と言っていたが、その後音沙汰がないので、3月26日の自民党の電気通信調査会で、現総務政務官の吉田代議士に、この件は役人を通さず政務官に調べて頂き、答がほしいと申し上げた。六さんが早速動いて、返還ということになってるぞ、と。
ご丁寧に文書には、ご存じの通り、在日米軍が使用する電波については、日米地位協定に基づく日米合同委員会における合意により、日米両国の了解がない限り非公表とされている、等と書いてある。
米軍がオペレーションに使っている周波数は当然に機密扱いのはずだが、娯楽に使っている周波数まで、国民に秘匿する必要はない。合同委員会合意で非公表となっていると役人が言うものの全てが、日本の都合で出していないもので、アメリカ側は冷ややかに、日本の外務省がいやがっているからであってアメリカは公表してもいいよ、と。
合同委員会は、地位協定に基づいて設置され、地位協定自体は在日米軍の地位に関する協定だから、機密事項などほとんどあり得るはずがない。一部の外務省の、言わなければ、責められないというゆがんだ精神構造で、勝手に機密にされていることが多い。
事実、担当の局長、室長が替わると公表されるものが増えたりする。それならば遡って全部出してしまえ。
ちなみに返還されるはずの周波数帯はIMT−2000に割り当てられる予定のところだ。
4月3日
今の日本は、原発から最終的に出てくる高レベル放射性廃棄物を最終的に処理することができない。
中間貯蔵というなど呼び方はともかく、問題を先送りしていることは間違いない。トイレのない家に住んでいるのと全く同じ。そして、日に日にその問題は大きくなっている。
国会議員、官僚、地方自治体、電力会社の原発推進派は、そんなことにおかまいなく、もっと原発をつくれ、もっと利権を大きくしろ、もっと補助金を増やせの大合唱だ。
しかも、そのために平気で法律を新たに作る。党内の議論で反対すれば、桜井新参議院議員のように、うるさい、反対するならば、お前離党しろ、とか、悪名高い加納参議院議員のように(原発問題以外では良いおじさんなのだが、原発になるとまるでジキルとハイドだ)変なことを言う人もいますが...で、党内ルールを無視してどんどん先に進む。
だから、こちらもそれならば、国会で反対しますよと、これまで本会議でもずっと反対し続けてきた。
昨日、経済産業委員会で、また原発を国策として推進し、新規立地を一生懸命にやるようなバカな法案と付帯決議が出てきたので、当然に反対した。
今朝、国対で、それが問題視され、経済産業委員会をクビになり、決算行政監視委員会に配属替えになる。
議員辞職勧告決議案への反対、産業再生機構法案への反対、そして原発推進に反対と、三連続の造反ということが大きな問題になった。
文句があるならば、与党審査(自民党の部会など)で反対しろというが、そんなおかしなことがあるか。
国会議員が有権者に見えないところでごちゃごちゃやってどうするのか。見えるところできちんと意見を言い、態度を表明しなければ、有権者はどう判断すればよいのか。
与党議員が閣法に反対するのはけしからんというが、自民党の長老の大半は、議院内閣制を間違って理解している。
政府の一員である大臣以下の政治家は、内閣の一体性に縛られ、閣法をはじめ、内閣のやることを全て支持しなければならない。できなければ閣外に去るしかない。
与党は、そうではない。内閣に属さない与党議員は、基本的に野党議員と立場は同じである。ただし、与党に属しているならば当然に考え方は政府に近いだろうし、政府に不利になることはなるべくやらないようにするだろうし、政府に反対ばかりしていればいつまで経っても総理から政府の役職に指名されないだろうから、自ずとそれなりの立場を取る。しかし、イギリスでも韓国でもどこでも与党が必ず閣法に賛成するとは限らない。
与党議員が自分の意見を言うと委員会をクビになるというのは、民主主義の議会のあるべき姿ではない。かつてのソ連や東欧の共産主義国家の議会のようだ。
早く言えば、今の自民党は民主主義政党ではなく、民主集中制の政党になってしまっている。派閥の上の方にいる人間は、誰に責任を負うわけでもなく、偉そうに振る舞い、下っ端は数あわせだから、言われたとおりに立ったり座ったりしろというのだ。議員としての自覚があれば、そうはしないだろう。
百五十日の会期で百本以上の法律を成立させなくてはならないというが、議会の目的は、単に形骸化したセレモニーをやるのではなく、きちんと議論し、それを国民にしっかり聞かせて、考えてもらうことにある。与党が多数を持っているのだから、法案は成立するのだ。政策を官僚任せにしてきた旧世代と日程闘争しかしない野党の間で、国会審議はだんだんと空虚なものになり、与党は完全に法案にハンコをおすことが国会の仕事だと認識するようになった。
だから議長は、ご異議ありませんかと尋ねておきながら、異議があってもご異議なしと認めてしまうし(本当かどうか知らないが、議長が後でどうなっているんだと議運を叱ったという噂もある)、自民党の若手は十年近く議員をやらないと本会議で話す機会すらもらえないということになる。お前らは自分の意見なんて言うな、ということだ。それで、議員としての責任を果たしていることになるのだろうか。僕は違うと思うから、自分で重要法案だと思ったものは、委員会や本会議で自分の意思で立ったり座ったりする。と、上の方は、自民党の理屈、日本の国会の慣例を持ち出して、あの野郎はとんでもねえ!
日本企業のガバナンスが問題視されることがあるが、この国の国会のガバナンスはどうなんだ。企業統治の問題よりも議会統治の問題の方が大きいのではないか。
議員もマスコミも国会の運営、議会のあり方をほとんど問題にしなくなった。議員辞職勧告決議案のときも、僕だけでなく、久間さん以下欠席したり、岩屋さんのように静かに退場した議員も少なからずいる。でも、マスコミの報道ぶりは全会一致で可決となっている。大体、こうした決議はおかしいと正論を吐いていた幹事長が、今回は何も言わずにさっさと採決させてしまうし。
議員立法が、国会法が定める手続きと大幅に現実は違っていることなど問題視している議員は少ないし、マスコミはほとんど気にしない。
国会の同意人事もその人の考え方もわからずに採決する今のやり方も意味があるのだろうか。
長時間内容の薄い質問が延々と続き、質問通告が前の晩で官僚が無駄で非人道的な国会待機を強いられ、大臣が海外出張もできない今の委員会で国が良くなると思っている議員はどれぐらいいるのか。
この国の経済問題が解決されないのは政治に問題があるからだ。政治が問題を解決できないのは、形骸化して役に立たない国会が大いに問題になっているからだ。
河野太郎を処分したいならばすればよいと思うが、それで国の問題は何も解決しない。だんだんと問題点に気がつき、フラストレーションがたまっていく若手の自民党議員が増えていくだけだ。
今日も、いろんな人が声をかけてくれたが、今の自民党のあり方がおかしいと思っている若手の数は増えつつある。積み上がった薪に火がつくまで頑張ろう。