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7月4日

朝九時から総務委員会。十二時二十分までの午前中と一時二十分から五時十分までの午後と。

明日の午後、総理出席でさらに二時間で採決。

金曜日までに衆議院を通過させ、参議院に送るのがぎりぎりの線ということだったので、金曜日は本会議が午後一時と夕方の二回になるかと思ったら、本会議採決は火曜日。あれっ?

荒井代議士に、敵ながら天晴れと、ちょこっとエールを送った。

戦いは、いよいよ道路公団をはじめ、既得権の構造改革に移る。

 

オンライン化法案は参議院先議という話もあり、公職選挙法案は特別委員会だし、行政の個人情報保護法案は内閣委員会だし、衆議院の総務委員会はしばらくお休みか。

 

メールマガジンの編集者宛とか、ホームページの担当者殿などとメールをいただくこともありますが、内情は、ホームページもメールマガジンも私が一人でやっています。下記のメールは、私個人のアドレスです。

なお、パソコンに向かっている時間プラス睡眠時間イコール一定ですので、いただいたメールは全て私が読んでいますが、全てにお返事を出すことができていません。お許しください。

ホームページのデザインがひどい、とか、もう少し見やすくメールマガジンを書いてくれ、というリクエストを、最近、よくいただいております。本人も認識はしておりますが、しばらくほっといてくださいませ。

なお、メールでのご意見、ありがたく読ませていただいておりますので、遠慮なく、お送りください。ありがとうございます。

 

7月3日

ヨルダン・レバノン・シリアの三カ国への投資セミナーに出席。

なかなか日本の企業の海外投資への敷居は高い。敷居が高いということは、反対に先に入ってしまえば、有利だということにもなるのだが。

中小企業が、機会を求めて海外に出て行ける土壌をこの国に作っていくことが必要だ。

 

地位協定の改定に関して、日米の研究者のご意見を先月から伺っている。今日の米側の専門家の意見の中にも、ここ二、三年でやるべき話だろうという声がある。沖縄の海兵隊の存在意義から見直すべきではないか、という声もあり、アメリカの懐の深さを改めて感じる。外務省や防衛庁にはできない思いきった政策転換をアメリカはやる国であり、そのためにはこちらは政治家が準備をしておく必要がある。

 

ウイルス性肝炎の資料が厚生労働省から出てくる。うーん...

資料の中身を読む前に、数ページずつ、まったく統一性のないフォーマットで出てきたこの資料の体裁を見ただけで、この役所がC型肝炎に関する司令塔を持っていないことがわかる。愚痴っても仕方ないので前に進もう。

 

ベーカー大使主催のアメリカの独立記念日を祝うレセプションと離任するEU大使のお別れレセプションがどちらも大使公邸で開かれる。

 

レセプションから議員会館に戻ったところで、明日の総務委員会七時間、翌日の総務委員会二時間の時間が決まる。

ひょっとして、解散、総選挙かとも思ったこの数日が終わった。

 

今日の締めくくりは、太郎塾の打ち合わせ。

 

7月1日

沖縄返還をめぐる日米の密約の存在を匂わせる公文書がアメリカで発見された。福田官房長官が、どういう公文書か調べると発言しているのに対し、外務大臣は調査すること自体に否定的だ。これは、おかしいのではないか。少なくとも、これまでに密約があったことを示唆する文書はアメリカ側で公開されている。なぜ、日本側は、これに対して、国民が納得のいく調査をし、説明をすることができないのか。

外務省改革は振り出しに戻ったのか。

 

鈴木宗男代議士に関して、比例代表で選ばれた議員が、党を離れた時点でも、議員であり続けるのはおかしいのではないか、というご意見を多数いただきました。

確かに、比例代表で、自民党から立候補した議員が、当選してから共産党に移ったり、自由党で当選した議員が社民党に変わったりすることには、大きな問題があります。改正された公職選挙法では、比例代表選出の議員が、党を変わった場合は、失職することになっています。

これは、党を変わるということが、議員の選択で行われるためであります。自民党の議員が、共産党になるためには、その議員がそういう選択を自分でしているわけです。自分の意思に反して、自民党を離れ、共産党に入党することはありません。

問題は、比例代表の議員が無所属になったときです。鈴木宗男代議士の離党は、自分で離党届を出したのだから、自分の意思です。しかし、党が、ある代議士を除名することもあります(それに近いことが今、起きつつありますが)。つまり、議員は、自分の意思に反して、党から除名されることがありえます。問題は、そこにあります。

比例代表選出の議員は、無所属になったときも失職するということにしてしまうと、比例代表選出の代議士は、党の執行部に全く逆らえなくなります。何か党の方針に反対しようとすると、執行部は、一言、では除名だ。除名イコール失職ということだと、党の執行部に完全に議員の地位を左右されることになります。百八十名のイエスマンが国会にいても、あまり意味はないと思います。

もちろん、比例代表で選ばれたのだから、党の執行部に何があっても粛々と従うべきで、お前のように、造反もありうるということを前提に議員をやっているのがおかしい、という意見もありうるとおもいます。ただ、しかし、私は、こうした意見に反対です。

 

今、問題としなければならないのは、議員辞職の問題ではなく、自民党の問題です。自民党の執行部までが、議員辞職勧告に賛成するほどの議員を、選挙の総責任者である総務局長、あるいは国会の議院運営委員長に任命してきた責任は、自民党にあります。現在問題になっていることは、その時期にも言われていたことですから、いわば、それを容認してきた当時の任命権者の責任も党として、問わなければなりません。

そして、鈴木宗男代議士と同様の疑惑が持たれている議員がいれば、党は、過ちを繰り返さないように、厳正に対処する必要があります。

 

6月27日

信州の病院を退院した親父が絶好調。

顔色が本当に白くて、顔もふっくらし、声も大きくて、かなり健康そうだ。おかげさまで大変ありがたく、感謝。

ただ、これだけ元気そうだと調子に乗って出歩いたりしそうなので、釘を刺しておかないと。

 

丸谷前外務政務官が、政務官退任後、NHKのアラビア語講座の実現のためにこつこつと努力した成果が出て、まずラジオ講座、そして、やがてはテレビでも、アラビア講座が始まりそうだ。

アラビア語の話し言葉は方言がいろいろあるので、古典的な各国共通の言葉が対象になるそうだ。

中東の各国大使が本国に公電を打つときに、一番気にするのがアラビア語の文法で、気をつけないとちょっとした文法の間違いがあったりして、さんざん後でからかわれたり、あるいは叱責されたりするそうだ。かつてヨルダンの外相は、アラビア語の有名な作家でもあり、公電が真っ赤に直されて戻ってきたりしたそうだ。

 

総務委員会、今日も郵政公社化法案と信書便法案で、七時間。

一日中、第十五委員室。ふぁーっ。

質問は長く続くのだが、これって本当に審議なのか、とふと思う。

K価格、つまり郵便局が切手販売のノルマを消化するために備品の購入を切手で行うための価格らしい、なるものの存在をめぐる調査を郵政事業庁がやる、やらないで、速記が止まる。

 

6月26日

クリスチャンサイエンスモニター紙(かなり質の高い新聞だと僕は思っている)も、日本支局を撤退し(プレゼンスは残すそうだが)、北京から日本をカバーすることになったそうだ。

おいおい、日本は世界第二位の経済なんだぜ、と咎めるが、うん、まあ、そうなんだが、なにせ911の後で、アフガニスタンをカバーしなければならないから、カブールとイスタンブールにリソースをシフトするんだ、と。(アフガニスタンより日本は後回しかよ)

それに、東京は支局を維持するコストが世界一高い(世界二位はモスクワ支局だそうだ)。

だんだん世界の日本に対する関心が薄れていく。

 

議員による核軍縮ネットワークの日本支部の立ち上げ準備会。核軍縮に関して、各国の国会議員が直接ネットワークで結ばれていく。

ただ、問題は、英語で流れてくる情報をどうやって日本語化するか。英語の情報をそのまま流しても、大部分の国会議員は読んでくれないだろう。

日本からの情報発信も、どうやっていくか。

 

ナイジェリア大使と昼食会。

せっかくスーパーイーグルスで平塚と縁ができたのだから、今後もなんとかナイジェリアのスター選手を年一回日本に呼んで、サッカー教室をやろうと思っているがどうか、と。それが本当に実現したら、最高だ。ワールドカップのキャンプ地誘致が、後世に残る。

四十四歳の大使は、任期途中だが、今年帰国して、出身地の州知事に出馬するそうだ。

日本人、特に若い日本人は、もっと可能性を求めて外国へ目を向けるべきだと手厳しい。

 

アフリカの某国大使は、自国と日本の友好議員連盟は、鈴木宗男会長で運営されていたが、今後、どうなるのだろうか、と心配顔。大使は、鈴木宗男代議士をはじめ特定の議員が、それぞれ十いくつもの外国との友好議員連盟の会長をやっていたことに触れ、そんな組織が機能する訳がない、と。

若手議員中心の組織に作り変えたいのだが、アフリカに興味のある若手はいないか、と。

ただ、一般論として、諸外国との議員連盟で、きちんと機能しているものがいくつあるだろうか。

 

資源のない貿易立国が必要な日本だが、結構、大変だ。

外務省には任せておけないというならば、それなりの心構えが政治家に必要だ。

 

6月25日

首相官邸にて政務官会議。

今日の食事は、一言で言えば、ぶり大根。なのだが、なぜかぶりと大根がちんまりとフランス料理風のプレートに載り、ナイフとフォークがついている。おしゃれなのかもしれないが、ぶりをナイフとフォークで食べるのは初めてだ。

C型肝炎に付随する社会的な問題を政務官会議で取り上げて、機動的に動けるようにしたいと提案。一般的な治療等の問題は、別として、肝炎ウイルスのキャリアだからという理由で、採用、住宅ローン、住宅への入居などが拒否されるということが生じている。こうした問題を横断的に取り上げていく場として、政務官会議を利用したい。もちろんウィルス肝炎研究会でも取り上げる。

こうした問題に直面している方がいらっしゃれば、メールでご連絡ください。ただ、個別案件の救済にすぐつながるとは限りません。

 

おっ、給料が増えてる!?

入院中の四月からの分の給与明細が届いた。入院前と比べ、支給額が多い。秘書官室に尋ねると、四月から、国会議員の歳費が一割カットされたから、という返事だ??

政務官は、もともと、国会議員としての歳費をもらっているため、政務官としての給与は、歳費との差額だけしか支給されない。現在、政務官の給与は、国会議員の歳費と全く同額になっているので、政務官としての給与は支払われない(国家公務員と同様の手当等は支給されるが、秘書官室にプールされ、例えば会合のときの食事代などの支払いに当てられる)。

さて、四月から国会議員の歳費が一割カットになった。そのため、一割カットされた国会議員の歳費と政務官給与の差額が、政務官に四月から支払われることになった。そのため、政務官の手取りが増えた。

それを聞いて、おい、それはやばいじゃないか、と一瞬、青くなっていると、秘書官室の親分が、大丈夫です、法律上そうなってしまうので、こっちで別に伝票切って、その分と同額を政務官から国庫に寄付という形で返納していますから。なあんだ、とほっとしたような、残念なような。

ところで、この給与明細を良く見ると、標準報酬(短期)39級と書いてある。標準報酬の短期って、なんか、お前の任期は長くないぞと言われているような。たしかに僕の前任者たちは任期三ヶ月と九ヶ月だったが。

標準報酬(短期)とは、健康保険の掛け金を計算するための報酬額を表す言葉だそうだ。ちなみに政務官になると、保険は共済、年金は国民年金になる。

 

6月21日

健保法の記名採決の後、呼び出しの馳浩代議士が、議員辞職勧告決議案を提出する。

議長が、馳浩君の動議にご異議ございませんか、と型どおりに諮るので、思いっきり大声で、異議ありーっ、と叫ぶ。本会議場中に聞こえたと思う。と、綿貫議長、何事もなかったかのように、ご異議なしと認めます。

衆議院の本会議も、どこかの株主総会のように、あらかじめ決められたことを、シナリオどおりにシャンシャンと進めるだけになってしまった。

ここで退席する。

 

夜、ジブチ大使の音頭で、外交団が快気祝いをしてくださった。

ロシア、チュニジア、スウェーデン、メキシコ、南アフリカ..と負け組みが勢ぞろいしたね、とお互い顔を見合わせる。審判のレベルが低いという話題に始まり、クリケットとサッカーの両方の選手だった南アフリカ大使が、クリケットはいかにしてこの問題を解決したかということを説明する。

が、某国大使、いや、でも予選で負けて、ほっとしたところもある。決勝リーグへ行っていたら、VIPが大勢押しかけてきて、切符の手配から何から大変だった。みんな、本音はそうだろ?

今日の議員辞職勧告決議案の話題になると、なんで、裁判で有罪になったわけでもないのに、辞職勧告をするのかと、みんなから質問攻めに会う。

南アフリカの大使が、わが国は、自分たちの国の歴史の経験から、人権を守るということに、細心の注意を払っている。一時の激情で、これを犯してはならない、と。

 

議院運営委員会の委員になっている議員から、愚痴を聞きました。

極めて短時間の中で、法務大臣の説明と鈴木代議士の弁明を聞き、全く両側の話が違う中で、さあ、決めろといわれても、本当に、決められるか。鈴木宗男という人物だから、話の中身はどうでも賛成するというのが決まっていたというのが本音だ。もし、えっ、この人が、という議員に対して、許諾請求が出され、本人は全否定するなかで、こんな短時間で、証拠の提示も何もなく、決められるか。

大体、秘密会ということで、誰がどういう発言をしたかということは秘密のはずなのに、なんで新聞に出ているのだ。

 

今日の本会議の後、議員の中には、法律論をぐだぐだ言うなという人もいる。おい、おい、法律で、人権や制度を守っているのではないか。自分の感情が高ぶってくると、法律はどうでも良いのか。

 

鈴木宗男は悪い奴ではないのか、という人もいる。こんな悪人をお前はかばうのか、と。

確かに、鈴木宗男は悪い奴だと思う。国民の大部分もそう思っているだろう。だが、だからといって、ここで、感情的になって決議案による議員辞職などの前例を作ったらどうなるのか。

もし暴走した権力が、ある議員に目をつけ、マスコミに、この議員が賄賂をもらっている、脱税している、云々の情報を流す。マスコミはこの議員をたたき始め、それに乗じた権力は、逮捕許諾請求を求め、院は、これを認める。

そこで、今度は裁判も始まっていないのに、院は、院の意思の表明だといって議員辞職を求める。この議員が辞職せざるを得なくなる。と、いうことにつながる第一歩なのだ。

 

民主主義の危機だなんて、大げさな、というご意見もいただきました。ぼくは、大げさではないと思います。

何度も言うようですが、つい最近も、与党の言いなりにならない議長の首が飛ばされました。つまり、日本の国会の議長は、議事の整理をする力がなくなっています。与党が数の力にモノを言わせようとするときに、これを止めるのが議長です。しかし、最近の議長は、与党の人事のローテーションの一つになってしまい、与党の暴走をチェックできなくなっています。危機は、今、そこにあるのです。

異議ありませんか、と尋ねて、異議ありという声を聞いていながら、ご異議なしと認めます、と議事が進んでしまう。あるいは、今日の採決で、久間代議士が反対(起立しなかった)にもかかわらず、議長は総員賛成ということにしてしまった。国会の運営が、極めて形式的、あるいは形骸化してしまった。民主主義の風化は始まっています。

 

民主党の鳩山代表は、与党の責任は重いではないか、と発言されていました。そのとおりです。鈴木宗男代議士を比例名簿に載せ、当選させた自民党の責任は確かに重い。しかし、だから、気に食わない奴は、辞職勧告で追い出せというところに、本来ならばつながりません。政党の責任と院の行為は分けて考えなければなりません。鳩山さんのやるべきは、自民党は、この責任をどう考えるのか、どう、再発防止をするのか言ってみろ、と問うことです。いい加減な対策ならば、それを批判するのが筋です。

 

お前も理屈こねながら、結局は鈴木宗男をかばっているだけではないか、という人もいます。

一期生のときに一生懸命やった外務委員会の運営改革を全てぶち壊され、さんざん、国賊呼ばわりされ、去年一年間、外務委員会の理事会で戦い続けた議員を、なんでかばわなきゃいかんのか。

僕が守りたいのは、日本の民主主義です。

 

6月20日

明日、鈴木宗男代議士に対する議員辞職勧告決議案が本会議で採決される予定です。

私は、採決に当たり、退席します。

 

私は、鈴木宗男代議士とは、昨年、外務委員会の理事同士として、対立し続けてきましたし、政治家鈴木宗男を全く評価しません。ことここに至っては、鈴木宗男代議士は、自発的に議員辞職するべきだと思います。しかしながら、この決議案を本会議で採決するのは間違っていると思います。

主権者たる国民が選んだ議員を、選ばれた方の議員が多数決で、その議員という身分を剥奪しようとするのは、民主主義の基本に反していると思います。

一度、選挙で選ばれた議員は、その任期中、院の品位を汚して除名されるか、自発的に辞職する以外に、議席を失うことはありません。これは、権力を持つものが、それを濫用して、議会に圧力をかけることがないようにするためです。

過半数で可決されるような決議案で、議員の身分をもてあそぶに等しいこの行為は、許されるべきではありません。少数派である野党が、この決議案の採決を求めているのは、権力の怖さを知らない、スタンドプレーであると思いますし、いままで、正当にこの決議案の本会議上程を否定してきた与党国対が、ここでこれを認めたことにも憤りを感じます。

もし、逮捕されたことが、与党国対の態度を変えたとしたのならば、これは間違っています。

鈴木宗男代議士をかばう気持ちは全くありませんが、法治国家である日本では、裁判で有罪となるまでは、無罪と推定されるはずで、逮捕されたから即、有罪ではありません。逮捕され、起訴された場合と在宅で起訴された場合に差が生じるのでしょうか。

逮捕という行為も、権力者の行為であり、逮捕イコール議員の身分を留保するということならば、権力側は、気に入らない議員を逮捕するだけで、目的を達してしまいます。

 

これは、拘束力がない、勧告決議案なのだから、そう目くじらをたてるな、という方もいらっしゃいますが、最初から無視されても構わないような決議を採択することは、院の権威を結果として失わせることになりかねません。

三月二十日付けのごまめの歯ぎしりにも書きましたが、日本の国会は、すでに、ゆがめられています。民主主義の危機は、静かに忍び寄っていたりもするのです。

そのよい例が、議長の権威です。すでに議長職は、自民党議員の人事ローテーションの中に組み込まれ、形骸化しつつあります。

参議院の選挙制度改革の審議のなかで、自民党の参議院執行部の意に反した議長が、辞めざるを得なくなったのは記憶に新しいところです。本来ならば、議長裁定は、極めて重いはずです。それが、あっさりと無視されてしまった、そして、与党の意のままにならない議長の首が飛んだ。私は、これは非常に大変なことだと思っています。

国会運営のルールが時に無視される、ということが現実に起こったのです。

昔の議長は、例えば少数の野党に七、与党に三というスタンスで、与党が横暴なことをやろうとしたら、議長が本会議のベルを押さないで、止めた、ということもありました。

たかが、一つの議員辞職勧告決議案だから、拘束力はないのだから、あいつは悪いやつだから、と、感情的に決議案を上程することは、民主主義の基礎にひびをいれることにつながると思います。

 

もちろん、鈴木宗男代議士を比例名簿に登載し、当選させた自民党の責任は否定できません。

自由民主党は、その存在価値をかけて、ここで、正すべきは、自らきちんと正す必要があります。

自民党は、こうした疑惑を持たれかねない候補者を事前にきちんと排除する自浄能力を持たなければなりませんし、同様の疑惑がある代議士の次回選挙での公認を取り消すべきです。現職は、無条件で公認などということはできません。これは、公党として、避けては通れません。

鈴木宗男代議士の復党は二度とありえませんし、北村代議士の小選挙区での当選を果たすために、総裁、幹事長、そして野中広務代議士が、全力を挙げて選挙運動をするべきです。

 

私は、鈴木宗男という人間のために、日本の民主主義が揺らぐことは避けたいと思います。

 

6月19日

六月十九日。

09:30 住民基本台帳ネットワークに関して総務省の担当課の対応について。きちんとした説明資料が出てくるのが遅い。施行前にこの制度に対する疑問点を解消しておく必要がある。

 

09:50 質問主意書への回答の決裁。今の主意書のシステムは、閣議決定を経て、内閣が答えるシステムになっているため、役所は回答をつくりあげるよりも、他省との協議と法制局との打ち合わせなどに時間をとられる。担当する役所が速やかに答えられるような仕組みを考える必要がある。

 

10:00 ミャンマー民主化運動に関係するNGOと在外ビルマ人組織の幹部。スーチー女史の近況やタイとカレニー州の国境紛争についてのブリーフィングをうける。

 

11:00 平塚市議会議長と経済産業大臣を訪問。

 

11:30 アメリカの外交評議会のシニアフェローと昼食。日本の意思決定の二重構造について議論する。

驚いたのは、バージニアで教鞭をとっている旧友のレン・ショッパが、アメリカを代表する日本研究者のように扱われ、レン・ショッパ曰く、あーだこーだ、と。彼と一緒にご来光を拝みに富士山に登ったときを思い出す。今度、ゆっくりお話を伺わなければ!

 

13:00 本会議。まず、会期延長について。民主党以外の野党は出てこない。出席して、議論し、反対ならば反対投票をするのが筋だろうが。小沢一郎式の政治手法か。

次に、鈴木宗男代議士の逮捕許諾。ここで欠席していた野党がぞろぞろと入場。会期延長は出席しないが、ここは来るというのはスタンドプレー以外の何物でもない。

全会一致の異議なし採決で可決。

ただ、よく考えると、こうした採決は、記名投票で行うべきだろう。一人でも反対する議員がいるかもしれない。議運で各党の賛否を述べるというのは、許諾請求を軽く考えているような気がする。議員一人一人がきちんと判断すべき問題だろう。法務大臣からの説明や本人の弁明も本会議でやるべきなのかもしれない。

テレビであるキャスターが、公務員は起訴されると休職にできるのだから、議員も起訴されたら休職にすべきと、暴言をはいている。

それがまかり通るならば、権力を持っている者が、権力を乱用すれば、民主主義が壊れてしまう。行政府と立法府の違いを理解してほしい。

メディアも自分に関係する法律や再販制度の問題では大騒ぎをするのに、民主主義の根本に関わる問題でもキャスターの思い付きがそのまま放送されるのは、いかがなものか。

相変わらず、議員辞職勧告決議案を採決するしないの議論。どのマスコミがどういう報道をするか、民主主義についてどう考えているのか、しっかりと見極めよう。

二十一日に採決なら、退席する。

 

14:00 雑誌の取材。

 

15:30 国際的な軍縮に関する議員ネットワークの立ち上げに関する打ち合わせ。日本の場合、英語の情報はほとんどの議員に無視されてしまうため、いかに日本語化するか、という問題がある。また、ネットワークで、情報のやりとりをしようということだから、日本からどういう情報を発信するかも考えなければならない。

 

16:00 ドイツSPDのヴィチョレク連邦議会議員と意見交換。特に、党の政策をつくるための党員、地域支部、党大会の果たす役割に関して。

自民党の場合、まず、党の政策自体があいまいであり、党大会はシャンシャンで終わるようになっている。地域支部や党員が、党の政策について意見を言えるような仕組みにもなっていない。党本部と国会議員が、地域からかけ離れたところで、勝手にやっているといわれても仕方がない。このあたりを改革する必要がある。

 

17:00 太郎塾のプロジェクトブリーフィング。

 

18:00 テリー伊藤さんと雑誌の対談。

 

19:00 友人と夕食会。

 

6月14日

防衛庁のリスト問題で、何が問題なのか、というお問い合わせを何人かの方からいただきました。整理してみたいと思います。

 

行政機関電算処理個人情報保護法(以下略して現行法)という法律があり、今回の出来事は、この法律に違反しています。

 

防衛庁の三等海佐が、情報公開を請求している者に関して、情報公開業務に必要な範囲を超えた個人情報(受験生の母、反戦自衛官など)を収集したことは、情報公開法上、必要とは考えられず、不適切な行為です。(ただし、この行為そのものは、現行の行政機関電算処理個人情報保護法に違反した行為ではありません。)

 

この自衛官が、パソコンで作ったリストに新たな欄を設け、自分が調べた受験生の母とか反戦自衛官という、情報公開業務を遂行するというリストの本来の保有目的を逸脱する個人情報を記入したことが、現行法の第四条第二項、個人情報ファイルへの記録範囲の制限、に違反した違法行為にあたります。

 

情報公開請求者の住所、氏名、請求文書などをリスト化することは、情報公開業務に必要なものですから、問題はありません。また、そのリストに、請求者が自ら申し出た個人情報を付け加えたとしても、それが情報公開業務というリストの目的の範囲内であれば問題はありません。

 

現行法では、行政が持っている電子化された(コンピュータ上の)情報のみがこの法律の対象で、紙の上の情報は対象になりません。(正確には、コンピュータからプリントアウトされたものは対象になりますが、それをコピーしたものは対象から外れます)。手書きの文書は、この法律の対象外です。

仮に、今回、三等海佐が作成したリストが手書きであれば、現行法違反にはなりません。

現行法では、電子化された情報で、一定の形式を持ったリストが対象となるため、例えばエクセルで作った表は、この法律の対象となりますが、ワードで、この個人情報が文章として書かれていれば、この法律の対象外です。ただし、ワードでも、タブなどを使った表形式のもののように体系的になっていれば、法律の対象となるリストと考えられます。

 

さらに、この三等海佐が、リストを、情報公開業務と関係のない部署の職員に配布した行為は、現行法十二条、業務で知りえた個人情報をみだりに他人に知らせてはいけない、に違反しています。

もし、この三等海佐が、職務の遂行の一環として、個人情報が他の部署の職員の目に触れるように取り扱っていれば、現行法九条、個人情報ファイルの目的外利用の禁止、に違反したことになります。

つまり、ファイルを必要のない他部署に見せる行為が、組織の事務として行われていれば、第九条違反、個人の暴走であれば第十二条違反です。

 

例えば、警察などは捜査で個人情報を集めているではないか、とか、防衛庁が、防衛情報に興味を持つ人間の背景を調べるのは当然ではないか、というご意見もありました。

警察が捜査で情報を収集するのは、業務として行っているので、違法ではありません。

また、自衛隊には、調査を業務とする調査隊という部署があります。こうした部署の職員が、業務として、調査し、リストを作成することは違法ではありません。

今回の三等海佐は、情報公開室に所属し、情報公開が担当業務であり、防衛情報に興味を持つ人の背景を調べることは、全くその担当業務から外れています。そのため、情報公開業務に必要な個人情報以外の個人情報を集めて、これを電子化されたリストにしたことは、法律違反になります。

 

現行法には罰則規定がありませんが、全て懲戒処分の対象となります。

 

現在、国会に提出されている行政機関の個人情報保護法案では、電子化された文書だけでなく、紙の情報も全て含まれるようになります。

現行法を大幅に強化した、この新しい行政機関個人情報保護法案の早期成立が必要だと思います。

 

6月13日

国会は空転。

野党の一部に、これは防衛庁長官の首という小さな話ではない、首相の責任の話だ、という声が出ている。なんでもかんでも総理の責任だ、というのでは、権限と責任を持った行政などできないではないか。

野党ぼけはやめてくれ。

 

ある先輩が、君、ちょっとXXのところへ行って、私も肝臓を差し出したのだから、あなたも首を差し出しなさい、そしたら、国会も正常化するから、と言ってこいよ。誰かが、やめろ、冗談にならねえ。

 

国会終盤の緊張した中で、しかも、国会最終日の六月十九日に国会議員による国会コーラスなる催しが企画されている。与野党の党首もいらっしゃるそうだ! 国対で苦労している先輩曰く、議員はコーラス、国会は不協和音。

ちなみに去年、このコーラスが結成されたときに、僕も、と手を上げたら、このコーラスのメンバーで、Gi!ns(ギインズ)というバンドの一員である林芳正参議院議員が、これ、真面目なコーラスだから、遠慮して。

その昔、ジョージタウン大学時代でクリスマスキャロルコンテストがあり、僕もあるグループで参加する予定だった。そのときの指揮者が、もう一人のGi!nsのメンバー、山本一太参議院議員で、結局、あの時も僕はつまみ出されのだ。

 

ある先輩の今日の一言。

議員もカラオケもせんきょくしだい。

 

最近の新語に、サンカン、あるいはサンカンサンコクというのがあります。与党三党の幹事長、あるいは与党三党の幹事長国対委員長のことであります。ちなみに、幹事長とは、党の雑務をやる部隊の長であり、政策には、関係ないはずだ。だから、政策が、サンカンやサンカンサンコクで決まるのはおかしい。

 

結局、午後の総務委員会は流れる。その時間を利用して、後藤田正晴先生にご挨拶にうかがう。

 

国と地方の財政面からの見直しの作業がいよいよ始まる。

補助金と交付税をカットし、自主財源を増やし、国の口出しを減らす方向が打ち出される。総務省と内閣府は推進派だが、財務省は税源移譲に猛反発、各省は、補助金カットに反発するだろう。もちろん補助金をカットすれば、役所の本省や出先機関のリストラも必至だ。一つの係りに一つの補助金等という状況は変えなければ。

これに自民党の部会、族議員がくっつくとややこしくなる。補助金削減に反対する議員は、政府、党の役職から追放し、賛成派で固め、採決に持ち込む。否決されたら、解散総選挙で、国民に信を問おう。

郵政公社法案で、解散総選挙、あるいは政界再編は、なんかちょっと引っかかるが、第二の骨太の方針で、政界再編はできる。

 

BBCをはじめ、海外のメディアも、今日の政府与党懇談会の内容を小泉経済パッケージとして、注目している。

しかし、国会に責任のない与党なるものが前に出てくるのはもう限界だ。与党税調と政府税調をこの際廃止し、きちんとした主張とアドバイザー、スタッフを持った政治家のチームが大臣、副大臣、政務官として政府に入り、そこで政策議論をして、政府の経済政策、税制を打ち出すべきだ。

まず、塩崎恭久財務大臣からはじめよう。

 

6月12日

昨日、総務委員会に総理が出席。

かなり緊張した雰囲気がありました。質問する側もかなりお気遣いいただいたような...。

 

 が、総務委員会のなかには、ちょっとほっとする場面も。

 先日、質問に立った民主党の中村代議士。

著者が、自分の本に、読んで下さいというメッセージを添えたものは信書なのか。本に直接メッセージを書いたものは信書なのか。

 ここまでは良かったが、次に

電気屋さんが、洗濯機に大事に使ってくださいとメッセージを書いたら、信書になるのか。もし信書なら、郵便で配達しなければならないのか。

 みんな、わーお。

 そこから、マニアックになり、

ぶんしょとはそのぶったいからかしてきによみとれるじょうほうのみでいっぱんじんからみておくりてのいとするそのぶったいのほんらいのもくてきをはたすものをぶんしょとすべきではないか。

 みんなこれを聞いて???

 後で議事録を見ると、

文書とは、その物体から可視的に読み取れる情報のみで、一般人から見て、送り手の意図するその物体の本来の目的を果たすものを文書とすべきではないか。

 さすが速記者。

 

ロシア独立記念日のレセプション。

決勝トーナメント進出がほぼ確実の某国大使、ロシアのパノフ大使のすぐ目の前で、日本も調子がいいねえ、決勝トーナメントが楽しみだねえ、と大きな声で話しかけてくる。あせった。

まあ、ロシアだって次、勝てばいいんだから。

 

質問主意書の決裁がいくつか。

なんで、こう不親切な回答を書くのだろうか。うーん、と考えていると、閣議が金曜日なので、とまるで、早く署名しろとばかりのことを言う。役所が勝手にスケジュールを決めて、大臣以下の政治家は、それに間に合うようにハンコを押せばよいと考えているかの官僚がまだまだいる。よーするに、今まではそうやってきたということか。

 

6月10日

おかげさまで、親父の回復は、ここまでは大変順調です。

ただ、今後、一生、免疫抑制剤を飲み続けるために、生活に気をつけていかなければなりません。

例えば、肝移植を受けた人は次のような食べ物に注意が必要です。グレープフルーツ 免疫抑制剤の血中濃度をあげてしまうため、今後、一生食べられない

生卵 殻に菌がついていることがあるため、移植後六ヶ月は食べられない

寿司、刺身 移植後六ヶ月は食べられない

蜂蜜 まれにボツリヌス菌がついていることがあるため注意が必要

漬物 腹水やむくみに影響するため注意が必要

小豆の皮 よってこしあんは良いがつぶあんは注意

ドナーの私は、おなかを開いて肝臓を切り取ってはいますが、免疫抑制剤などを飲む必要はないので、後は体力の回復を待つだけです。

 

コンピュータ上で、全ての漢字をきちんと使えるシステムの必要性、ブラックボックスになっていて何が入っているのかわからないようなソフトウェアを排除していく必要性について、もっと強く総務省として発言していくべきではないか、ということに。ドイツが政府調達でリナックスを推進しているというニュースもあるし、安全保障および文化の問題として、きちんと取り上げていく必要がある。

漢字の問題は、今後開催される日中韓の大臣級の会合でもテーマになっていく問題だ。

 

成田空港問題で、法務省と第二ラウンド。

現状認識に大きな差があることがわかった。法務省は、昨年八月一日に成田空港の第一、第二両ターミナルの出国審査に要する時間を一日かけて調査し、出国審査に関する待ち時間は最大でも約十分であり、問題はないという結論を出していた。これが、法務省のベースになっている。出国審査に十分しか待たないというのは、違うと思うが、調査結果が正しい、正しくないの水掛け論をやってもしかたないので、ワールドカップ終了後、共同で、一週間かけて、調査をやろうということにする。

さらに、法務省の目標は、出国審査は最長でも何分以内に終わらせることとする、ということを取り決めた国際ルールに違反していなければ良しとして、とくに法務省として独自の目標設定をしているわけではなかった。

出国審査だけでなく、セキュリティチェックの待ち行列その他についても現地で、認識をそろえて議論しようということにする。

ただ、明らかにフォークライン方式を誤解しており、フォークライン方式で、列を一本にすると、待ち時間が長くなるという認識が、法務省側にあったので、図を描いて説明する。

 

6月6日

昨晩、私の支持者の皆さんの前で、森元首相にご挨拶をいただきました。

河野太郎さんは、ごまめの歯ぎしりというメールマガジンで、私の悪口をちょくちょく書くが...というところから始まりましたが、非常に心温まる叱咤激励でした(正しくは、叱咤叱咤叱咤激励という感じでありました)。

大先輩からの心のこもったお言葉、誠にありがとうございました。

 

某週刊誌の記事を読み、デタラメぶりに驚いたが、だからといって、週刊誌の取材制限は行き過ぎでは。あるいは、病院がきちんと告訴するべき、というメールをいただきました。ご説明させていただきます。

私は、全国紙とテレビが主流になっている記者クラブ制度には批判的です。みんなそろって政策ではなく政局中心の記事を書いていること、鈴木宗男議員の辞職勧告決議案の報道ぶりをみても、横並びの弊害は顕著です。

かつて、宮中のある出来事を、外国の報道機関が先駆けて報道したように、政治を報道するメディアの横並び打破のためにも多様性が必要であると思い、まず海外のメディアの日本政治へのアクセスを増やそうと、志願して自民党の報道局次長を長年務めました。

数年間のゲリラ戦の末、昨年末、やっと海外メディア向け(日本のメディアはオブザーバー参加)の幹事長、政調会長による記者会見が実現しました。政治メディアの(ということは必然的に政治の)国際化への最初の一里塚かもしれません。

で、次は、地方紙とスポーツ紙と週刊誌にも、記者会見への正式参加などへ道を開こうと思っていました。

が、地方紙とスポーツ紙に的を絞って、まず、がんばろうと思っている今日この頃です。

と、いうわけで、週刊誌が、現在、得ているアクセスや権利を制限しようというわけでは全くありません。私が、このメディアの多様化のためにやっていた活動のなかで、横並びにしていた地方紙、スポーツ紙、週刊誌の優先順位を、地方紙、スポーツ紙と週刊誌に差をつけるだけです。

当然に、個人的には、週刊誌の取材もお受けしています。デタラメな記事を書くところは、今後、ご遠慮させていただきますが。

 

このデタラメ記事で中傷されている病院が、仮に告訴をすることになると、患者についてのデータを出さなくてはならなくなります。病院としては、こんな記事のために、患者のプライバシーを公開するぐらいならば、じっと耐えようということのようです。

この記事を読まれた方はお気づきだと思いますが、A病院が手術をしなかった、BからGまでの病院も手術をしなかった。H病院が手術をした。手術が成功すれば、AからGまでの病院は、できる手術をしなかったと中傷し、反対に手術が失敗すれば、今度は、H病院は、無理な手術をやったと中傷すればよいわけで、どっちにしろ、高みの見物、しかも病院は患者のことを考えると告訴できない。こんな卑怯なやり方はありません。

 

6月4日

郵政公社化法案、信書便法案、委員会審議始まる。九時から五時まで、昼休み一時間で延々と質問続く。木曜日も同様。

賛成、反対どちらからも大臣への質問ということになるわけで、議論というのには、程遠い。内閣提出だから、これでいいんだという声もあるが、委員会の審議方法には、改善の余地が相当ある。

外務委員会が一番、改善の余地ありということになるだろうが。

 

C型肝炎のスクリーニングが始まり、HCVキャリアが感染を認識し、治療を受け始めると、どういうことになるのかを、厚生省と。インターフェロンなどの医療費が、今までとこれからで、どの程度のインパクトがあるのかを、仮定をおいて計算してもらう。

百万人から二百万人のキャリア、とよく言われるが、では、現時点で、自覚がある人がどのくらいいて、どれだけの人がどういう治療を受けていて、というベースデータをそろえ始める。

 

日本対ベルギー戦。

総務省の地下の講堂で、高速衛星通信ネットワークの実験として、サテライトスタジアムのデモ。三面のハイビジョン映像をつなぎ合わせ、いかにも競技場で見ているかのような雰囲気を味わえる。通信衛星N−Starを使った高速衛星通信回線の研究の成果。

片山大臣は、競技場へのご招待を断って、役所の地下に設営されたこのシステムで観戦。

臨場感はあるが、講堂は飲食禁止なのと、みんなスーツ姿なのが、やや違和感。

 

いい加減な中傷記事を書いた週刊誌の編集部に連絡を取る。

編集長は、自分は内容を全部聞いていないので、当事者能力がないから記者と話をしてくれと逃げ回る。

一方、記者のほうは、しどろもどろで、Aということが100%なかったということが証明されない限り、Aであると書いてもいいではないか、と。???

記者曰く、病院には二時間かけて丁寧に説明してもらいましたけど、医学的なことはそのとおりかどうかわからないですから、と。

では、そのとおりではないというウラをとったのか、と聞いても、可能性の問題ですからね、と。

 

この数年間、国内の全国紙とテレビ局がなかば独占している国会や自民党の記者クラブに何とか風穴を開け、海外メディア、地方紙、スポーツ紙、雑誌を記者クラブに入れていこうということを、自民党の中で、先頭に立ってやってきた。自民党本部で、海外メディアを対象にした党三役の記者会見も、当時の報道局長の浅野勝人代議士の決断で去年スタートしたばかりだ。

週刊ポストや週刊文春、週刊新潮その他の雑誌には申し訳ないが、今後、週刊誌に関しては、やめる。こんないい加減な取材とも言えないようなことをベースに、組織を誹謗中傷し、しかも、患者のプライバシーもなにもないようなことを印刷しておいて、責任者が、私は知りません、というメディアに取材の機会を云々といっても、何の意味もない。

 

5月31日

某週刊誌の取材。

 国会日程を考えると、どうしても移植手術は四月十六日でなければならなかったから、手術日の変更を断ったのではないか?

 はあ?

 一体なんのこっちゃ、と思っていると、むちゃくちゃな言いがかりだった。

 曰く、四月十四日に東京で脳死のドナーが出た。肝移植の順番待ち一番の患者は、信大にいた。しかし、その患者への手術は行われなかった。それは、河野洋平が手術は予定通り十六日にやれといったからだ、と。

あっきれたを通り越した。

移植の順番待ちとは、ドナーが出たときの選択権の順番のこと。四月十四日のドナーの肝臓は、医学的な問題で、選択権一番の患者から七番目の患者までは、パスして、結局、順番が八番目の患者が選択した。信大に入院していた患者は、家族からの生体肝移植の話が出ていたので、医学的な問題がありうる移植よりは、生体肝移植を検討することを選んだ。こんなこと、ちょっと取材すれば、すぐわかることではないか。

そんな確認もせず、信大の移植班に対する全く根も葉もない誹謗中傷になりかねないことを平気で聞いてくる神経がわからん。

手術日をそれにあわせるほど国会日程がわかるのならば、いの一番に、小泉総理が日取りを知りたがるだろうし。ホント、頼むぜ、マスコミ。

 

労働力調査。

総務省の統計局は、私の担当です。

完全失業者数は375万人。内訳を見ると、失業者が世帯主である数が108万人と過去最高になる。非自発的な失業も増加し、完全失業率は前月と同じであるが、内容は厳しい。

就業者は、前月比94万人減。サービス業だけは、二十六ヶ月連続して就業者が増える。社会福祉、特に高齢者福祉・介護の分野が増加。

1−3月の完全失業者360万人のうち、失業期間三ヶ月未満は36.3%、一方、失業一年以上は30.4%。

 

成田空港の出国について、法務省。

法務省は、列の一本化に反対。歩く距離が長くなる、今でもそんなに差がない等などの理由で。

議論の結果、もう一度、法務省で再検討すると同時に、諸外国の空港と所要時間などを比較し、成田空港での目標を設定することに。

法務省だけでなく、空港公団、税関、検疫等などを全体的に改善するためのアプローチが必要だ。もちろん、審査官の定員の査定は総務省だし。

 

ウイルス性肝炎に関する超党派の研究会立ち上げに向け、呼びかけ人をまず募る。

研究会では、肝炎ウイルス検査のあり方、HCV・HBV感染者の標準的治療法の確立、わが国におけるインターフェロン・リバビリン治療にかかる費用総額の見込みとその負担のあり方、採用時などでのウイルスマーカー検査の導入禁止、肝硬変および肝臓がんの標準的治療法の確立、ウイルス性肝炎に関する新薬・新治療法の開発支援、ウイルス性肝炎による肝硬変・肝臓がんの治療としての肝移植のあり方と費用負担のあり方、ウイルス性肝炎に関する情報発信等をテーマにする予定。

 

5月30日

昨晩、イタリア大使館で、デミケリス元副首相、元外相を迎えて夕食会。

こういう夕食会は、経済の話題になることが多いのだが、さすが外務大臣経験者、経済のケの字もなく、いきなり前日ローマで署名されたNATOとロシアの新関係の話を持ち出す。

 いったい、なぜ、日本から何もメッセージがないのか、なぜ、日本はこうした展開に反応しないのか。いいか、今や日本は、irrelevantな存在だ。この状態を打破するためには、どうするのか。たとえば、この拡大NATOに日本も入るとか、そうした議論はないのか。

 てやんでえ、NATOなんか、アメリカが国連を頼れないときに、どこかのお墨付きがほしいといって、承認を求めるところじゃないか。アメリカ別働隊じゃないか。それよりは、国連改革をきちんとやって、そこで、アメリカのユニラテラリズムをきちんとチェックすることが大事だ。

 それは、一昨日までの議論だ。昨日、新しいNATOがスタートしたのは現実なんだ。現実を見ろ。国連なんて、改革するのに上手くいって二十年かかる。国連改革といっている間の二十年はどうするんだ。

 おい、おい、国連改革を止めているのは、国連本部でコーヒークラブを主宰するイタリアではないか。

 仮に国連が改革されても、二国間と全世界的な二種類の枠組みでは世の中は動かない。地域的な枠組みが重要だ。だから、NATOの役割は、これから軍事から政治に変わっていくのだ。

 地域的な枠組みならば、日本はNATOではなくEAECだ。

 日本はアジアでの歴史問題をクリアしているのか。

 日本は日米同盟があり、さらにNATOへの道を探るのは、ひとつのバスケットに卵を全部入れるようなものだ。

 そういう選択もあるだろうが、日本は、アメリカの後を追うだけではなく、自分の意見を本当に言えるようになるのか。本当に一人で、アメリカに意見できるのか。NATOに入れば、我々と一緒にアメリカと違う発言ができるようになるぞ。いいか、今、アメリカのユニラテラリズムを止めるのは、日本が我々と一緒にきちんと発言することだ。今の世界を見てみろ。インド・パキスタン、アフガニスタン、イスラエル・パレスチナ、台湾海峡、朝鮮半島、東チモール。全部アジアの問題だ。アジアの問題に我々は頭を痛めている。アジアにNATOが兵を出しているんだ。PKOを出すとか、補給部隊を出すとかではなくて、世界の問題に日本は関与するのか、しないのか。今の日本は国際的に全く意味がない存在だ....。

 

外務委員会で議論されるのは、機密費、万国郵便条約、指輪、コーヒー条約、マグロ漁に関する条約、ムネオハウス、拾った帽子...。これじゃあ、戦略論はどこかに行っちまう。外務省問題は小委員会でも作って、きっちりやって、異議のない条約も別立てでやって、この国を世界の中で、どうして行くのか、議論していこう。外交を国対の犠牲にしてはいけない。

 

国連改革については、大使から、また、議論する場を作ろうということで。

イタリア大使は、鯉の専門家で、優れた鯉を安く買ってきて育てる。もともとは、バンコク駐在のときに、中国系タイ人の富豪から鯉を育てる趣味を習ったそうだ。

 

今日の四時、首相官邸の総理応接室へ。総理を若手で激励。

意味のない内閣改造などで抵抗勢力と絶対に妥協せず、本当に必要な大臣の交代は、人物本位で、派閥など無視してしっかりやってほしい。総裁は選挙できちんと選ばれたのだから、むしろ党人事をきちんとやって、総理が旗を振っているのに、公然と反対するならば、政府、党の役職から追放すべき。総裁選挙で選ばれた総裁がリーダーシップを発揮するのは当然であり、これを独裁などと言っているのは、政党政治を理解していないか、捻じ曲げている、と、申し上げる。

首相官邸の中庭の天井が実は可動式であることを発見。いわば、雨が降ると屋根がしまるドーム球場のようなもの。

 

5月28日

五月はじめ、そろそろ退院の予定も決まったときに、メルマガで、肝移植の報告をしました。愛妻の苦労のことやドナーになるかもしれない人たちのことや、痛みのことやいろいろと書きました。

でも、それを読んだ新聞記者(いや、多分、それを読まなかった新聞記者)が、書いた記事には、ほとんどそんなことは載りませんでした。三大紙のホームページにも、僕の書いたメルマガの要約とは似ても似つかない記事がでました。せめて、リンクでもしてくれれば良かったのですが。

まあ、マスコミなんて、そんなものかなとも思ってましたが。

しかし、その後、きちんと時間をとって取材を受けて、あげくの果てに、今度は、河野太郎氏再び引退勧告。いったい真面目に紙面を作っているのですか。

C型肝炎の問題や移植のことや、これからドナーになる人のことには、紙面を割く価値もないと思っているのですか。

 

僕自身は、子供のころからアトピー性皮膚炎です。アトピーには、ある程度確立された治療方法があります。ところが十年前ほどから、アトピーの治療に使うステロイドを副作用が強く、治療に使うべきでないかのような報道をマスコミが繰り返したことがありました。その結果、ステロイドによる治療をあきらめ、わけのわからない(つまり医学的根拠の無い)治療法がもてはやされることになり、それを信じてアトピーをさらに悪くした人が結構いました。アトピービジネスという言葉までできたほどです。

C型肝炎に関しても、肝炎ビジネスのようなものが、出始めています。そうしたものを防ぐために、C型肝炎、インターフェロンをはじめ治療法に関する正しい情報が発信されることは、非常に大切です。肝移植に関しても、きちんとした情報が発信され、そして、ドナーになる可能性のある人が、おかしなプレッシャーなく、決断できるようにしてあげなければなりません。

僕よりもはるかに深刻な悩みの中で決断をしたドナーの先輩方からいろいろなメールをいただきました。生体肝移植というのは、ある意味で、追い詰められた状況での決断です。そして、これから増えていくことです。

マスコミが果たす役割は、非常に大きいですし、大事だと思います。

そういうことも考えて報道をしてほしいと思います。

 

今晩、高輪の宿舎に戻ってくると、玄関ロビーは、新聞記者さんで大賑わい。今日は、大半が野中番の記者さんだそうです。政治の報道って、じーっと政治家が帰ってくるのを待っていて、コメントを取るのが仕事なんでしょうか。どうせあとでノートを比べあうならば、最初から順番を決めて、一人が待っていればいいんじゃないの。

政治家も政治部も早く世代交代して、惰性でやってきた習慣を捨て去りましょう。お互い、がんばろうね。

 

5月27日

信大での最終検査に松本へ。

今後は、何か問題があったら連絡を、ということで、晴れて無罪放免。とにかく、しばらくは食べ過ぎないようにとの注意。後は体力の回復だけ。これは血液検査でも数値化できない。

 

僕が退院するときにはスパゲティ状態だった親父も管がほとんど取れて、すっきり。

今日までは、特に熱が出たりもせず、移植班の先生方も教科書どおりの回復ぶり、と。移植を受けると、免疫抑制剤との関係で、グレープフルーツを一生食べられなくなるのだが(オレンジとかは食べられる)、それ以外は、ほぼ何でも、もう食べられるようになったらしい。

 

ジョージタウンの国際学部のガルーチ学部長が来日。ジョージタウンの卒業生が集まる。ガルーチ元大使の専門のイラクの核査察や北朝鮮との枠組み合意などの話よりも、キャンパスに新しい建物ばかり建てて、学生がフリスビーをやるスペースが無くなったのではないか、とか、野球場をつぶして駐車場にするとは一体どういうことか、とか、キャンパスの飲酒ルールで盛り上がる。

学部長の来日の目的のひとつは、アメリカで急速に下火になりつつある日本研究にてこ入れをするためにはどうしたらよいか、ということ。特にジョージタウンの日本研究は惨憺たる状況で、中国、韓国研究にはるかに遅れをとっている。要するに、日本研究のためのセンターを立ち上げる資金が集まらない。

大学等の専門家が政権に入って外交等の政策を担当するというのがアメリカのやりかたであることを考えると、日本の専門家が少なくなるということは、中長期的にも致命的だ。極端なことをいえば、ODA予算を少し回してでも、アメリカの主要な大学に日本研究の講座を設けるべきだ。

 

国会が正常化し、明日、本会議、総務委員会が行われる見込みのため、明日予定の省議がなくなる。

 

5月24日

ベルマーレ対ナイジェリアの練習試合、前売りで一万枚突破!

シーズン後半に繋がるような試合をぜひベルマーレにやってほしい。

 

ここ最近、話をする新聞記者各氏に、議員辞職決議案をどう思うか、と聞くと、比較的ネガティブな記者が多い。じゃ、そう書けば、というと、いやそれはデスクが、論説が、社説の...。各紙の論説委員に、民主主義をきちんと守る論説を期待しましょう。

どうも今のままだと太平洋戦争前のマスコミの報道みたいだ。

 

とはいえ、自民党は、もっときちんと対応する必要がある。当該選挙区の公認をきちんと発表し、応援に野中広務代議士をきちんと送り込むということから。

 

五増五減の選挙区改定案。

現在のルールに沿って、第三者機関が決定したのだから、今回の改定は、これを粛々と成立させる以外にない。二増、三増の何とか減のようなものは駄目だ。

しかし、今度の改定でも選挙区の格差は二倍を超える。まず各県に一議席を割り振ってなどというまやかしは次回はやめるべきだ。日本の有権者の総数を三百で割って、その大きさの選挙区をつくるべきだ。国政を担当するのだから、都道府県や市区町村の境界は無視してもよいはずだ。

 

オンライン化法案、なんとか国会提出へむけて動き出す。

公的認証のしくみをうまく利用して、地域のIT産業を育成するようなことまで、視野に入れていきたい。

 

5月23日

まだ、頭で考えている身体の状況と身体の本当の調子が違っている。

昨日の夜は、テレビを見ているつもりが気がついたら熟睡していた。やっぱり食べられない分、体力が回復していない。ここは、無理をせず、しばらくは日程をきちんと調整することに。

とりあえず高輪の宿舎から国会と役所に通い、週末はきちんと休むことにして、地元の行事はしばらく休ませていただきます。お許しください。

 

国会は空転。総務委員会は公報上は設定されていたが、流れる。

 

夜、ロシア大使館とブラジル大使館のレセプションがあったが、欠席して帰宅。

 

5月21日

先輩方の竹下登さんの思い出話。

 曰く、僕が初当選したときに、新人十人で竹下さんと飯を食ったら、僕らの名前だけでなく、十人全員の生年月日も知っていた。

 曰く、僕がかつて一度落選したときの票差が、2342票だったということを竹下さんが覚えていた。

 曰く、竹下さんと廊下ですれ違ったら、君が始めて当選したときには、君の選挙区の県議のうち、八人が社会党、自民党は二人しかいなかったが、それから君がよくがんばったから、今回で自民党七人に社民党三人になったなあ、と言われた。

 最高傑作は、

 僕の選挙区に、トミヤマ村という人口196人、当時日本で人口が二番目に少ない村があった。竹下さんが、君のところのトミヤマ村は、たしか人口196人だなと聞くから、はいそうです、と言うと、そうか、一番小さいA村は今、人口が195人だがな、そこの駐在さんの奥さんがあと数日でおめでたなんだが、どうやらこれが双子なんだ。だから、あと数日で、君のところが一番小さくなるぞ、がんばれ。

 そんなこと知っててどうなるんだ、ということばかりだが、それを聞いたほうがこうしてはっきりと覚えているということは、やはりある意味では、すごいことなのだろうか?

 

朝、七時半からマレーシアのマハティール首相をお迎えしての日本−マレーシア議員連盟の朝食会。メロンを前に舌なめずりをしていると、司会のはずの山本一太参議院議員、国対で間に合わず。なぜかマハティール首相との朝食会は、必ず毎回ハプニングが起きて、僕が司会を仰せつかることになる。今日も平沼大臣が、河野さん、また頼むね。一時間半、たっぷりと意見交換をさせていただく。

 

中部電力から浜岡原発での事故対策について説明。

情報の共有化を進めるという保安院の提言があるが、よく聞くと、政府、電力、メーカーの間での情報の共有化にとどまっている。鉄の利益トライアングルでの情報共有など、原発への理解にまったく役に立たない。きちんと国民との情報共有をできる体制をつくるべき。

全く想定外のところで事故が二つおきている。操業率をむやみと高めていくのが良いこととは思えない。

原発関連の人材が枯渇していく中で、どう質を高めていくのかが、大きな課題だろう。

浜岡原発の耐震問題については、こちらも宿題をやらねばならないので、後日改めてお願いする。

 

新しい首相官邸で、政務官会議。前と違って、顔写真入りの政務官IDを着用のこと。正面を入ると、ガラスに囲まれた中庭に竹林。玄関が三階で、エスカレータで二階の小ホールへ。

やっぱりマスコミが、うろうろ。報道陣をきちんとシャットアウトし、必要な情報は記者会見で出すということにすべき。首相が誰とどれだけ会ったか、というのは、かなりトップシークレットのはずだが。

 

二分間の総務委員会で、地方税法改正案のお経読み。

 

郵政四法案、本会議のお経読みと三時間の質疑。

 

外交団長のジブチ大使からわざわざ電話をいただく。回復祝いをやろうと声をかけてくれる。

各国大使館はワールドカップシフトになりつつある。ブラジル大使館からは、ブラジルチームのワールドカップでの過去の成績をまとめたブックレットをいただく。

 

調子に乗って夕飯を食べ過ぎた! でも、ドレイン用にあいていた穴もふさがってきて、もう絆創膏もいらなくなった。

 

5月20日

Call me Urashimataro!

国会での法案審議状況の説明。

十月二十日に総選挙ということだと、その前に解散するための臨時国会を開かなくてはならないし、そうするとこの通常国会を大幅延長して、法案を全部通してしまうと、臨時国会を開く大義名分がなくなるので...。えっ。おーい、十月に総選挙なんて聞いてないよ!

マスコミも永田町周辺も霞ヶ関も一つの説ではあるがといいながら、みんなしっかり十月総選挙説を流す。えーい、何考えてんだ。

 

天皇陛下の東欧訪問まで小幅延長するという説もある。なんで陛下外遊前に国会を閉じるのか?

 

いよいよ、明日の衆議院本会議で、郵政四法案の趣旨説明と質疑。ただ、総務委員会は連結納税の地方税法が先。そうすると、残るはオンライン関連三法案。おっと、公職選挙法の改正案も残っていた。

 

住民基本台帳ネットワークに関して、役所内で議論。住基ネットでこれだけのメリットが、といっているものが、実は住基ネットと住基カードでのメリットになっている。住基ネットだけでは、恩給の現況届けの廃止と窓口でのメリットだけになる。オンライン法案を展開することによるメリットになると、住基ネットプラス住基カードが必要だ。全国どこでも住民票がとれます、などというメリットの訴えかけはやめたほうが良い。むしろ、きちんと行政のオンライン化で、これだけのメリットが出るのだということをはっきりさせるべき。

(元気な高齢者にとって、年に一回現況届けを出すことが、どれだけのデメリットなのか。年金をもらうために、年一回、はがきを出しにポストまで歩くことがどれだけのデメリットなのか。)

 

高額納税者リストをネットで見ていて、気がついたことが二つ。一つ目は、人名の漢字が出なくて、黒丸で塗りつぶし、その横に、黒丸はおうへんにナントカ、とか、黒丸はくさかんむりに、ナントカにナントカ、などと書いてあることが結構ある。渡邊さんや渡邉さんやもっと字が違うワタナベさんが、みんな同じ字でごまかされていたりする。自分の国の言葉がきちんと使えないシステムを、我々はいつまで使わなければならないのか。きちんと漢字が使えるシステムをまず、国の入札の条件にし、自治体にも広げるべきだ。現状では、自治体ごとに、外字の仕組みもコードも違うため、変換が容易にできない。

 

高額納税者リストの二つ目の問題は、何でこんなリストが公開されているのか、ということ。国会議員のように資産と所得の公開が義務付けられている人間は別として、なぜ、こんなプライバシーの最たるものが公開されるのか。戦時中に互いに脱税を防ぐために監視させたというのがこの制度の発足理由だと聞いたが、今さら、戦時立法を継続する必要もないだろう。

下手をすれば、詐欺、ピッキング、押し込み強盗などの犯罪ターゲットリストになりかねない。プライバシークライシスだ、個人情報の保護だ、住基ネットが納税者番号に使われかねないなどという声がある時代に、これはおかしい。

ゴマキがいくら納税しているかということは、ファンにとっては、関心事かもしれないが、少なくともモーニング娘。の納税額を公表するよりは、外務省の事務次官の退職金額を公表するべきだ。

 

厚生省だか警察庁だかから総領事館に出た人が英語が読めなかったというのを聞いて、早速、総務省から在外公館、国際機関に出ている人のリスト作りをお願いする。全員の英語および現地語のレベル確認をするつもりだ。

 

5月17日

本日、手術後初めて、国会に登院いたしました。

まだ、100%本調子というわけではありませんが、仕事に復帰します。ご心配いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 

四月九日の入院から今日までに、私が決裁しなかった総務省の決裁案件が五件ありました。

 特別の法律により設立される民間法人の運営に関する指導監督基準

 総務省文書決裁規則の一部改正

 日本郵政公社法施行法案

 質問主意書に対する答弁書

 石油公団廃止関連法案

 

私が入院中に成立した総務省関係法案・改正案が三本。

 電波法、消防法、地方公務員等共済組合法

 (消防法の衆議院採決は四月五日でした)

 

私が入院中に衆議院で可決した総務省関連法案が二本

 地方公務員任期付採用法案

 独占禁止法改正案

 

私が入院中に閣議決定され、国会に提出された総務省関連法案五本

 日本郵政公社法案

 同施行法案

 信書便法案

 同整備法案

 地方税法案(連結納税関係)

 

個人情報保護法関連四法案の国会審議が今日の内閣委員会を皮切りにスタート。なんとか間に合いました。一ヶ月のブランクを埋めるべく、袋いっぱいの資料を抱えて帰宅しました。

郵政公社・信書便法案もありますし、行政手続オンライン化法案も残っています。後半国会、総務省の目玉法案が目白押しです。

 

親父の移植手術の元凶となったC型肝炎に関する問題に取り組む超党派の議員連盟を作ろうというお声がけを早速いただきました。肝硬変、肝臓がんへの進行を止め、慢性肝炎の段階で対処するために、どうしたらよいのか、インターフェロン、リパビリンといった治療法やさらに新しい治療法に関する医療費の問題やそれに関連してくるであろう雇用の問題等などにどう取り組んでいくのか、国費をどれだけ投入するのかといった問題を、超党派で考えていきたいと思います。

 

体調を考え、しばらくは高輪の議員宿舎から、国会・総務省へ通うことにします。二十六日の湘南ベルマーレのナイジェリア戦、お客様だろうが手を抜かずに、やっつけてしまえ(見に行けないけれど)。

湘南ベルマーレの中里が代表に選ばれたU−21日本代表は、ツーロンの国際大会で、三位決定戦に進出!