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04年1月16日
中東からの方々との夕食会。
自衛隊がイラクに行くことについて、日本に対する期待、とくにサマワ周辺での雇用の創出に対する極めて高い期待をどう上手く萎ませることができるかお手並み拝見という感じだ。
軍隊を送るということは日本も政治的にこの地域に関わるということだが、そんなことを日本政府はできるのだろうかという声も。どうせ何事もアメリカ追随だからそんなの関係ないという声も。
パレスチナ問題の解決策は二つの国家だ。だが、イスラエルがそれをやりたくないので物事が進まない。ところがイラクは解決策を誰も知らない、だからこの先大変だと中東の人も心配顔だ。
イラクはシーア派が多数を占めるが、スンニ派をシーア派が支配することは許されない、だからイラクに民主主義を持ち込むことはできないと中東の教養の高いそれなりの地位にいる人達が声を揃えた。
全員が(イラク以外からの)スンニ派の人達だったが、本音はずばりシーア派は異端だ、スンニ派がいる国でシーア派が主導権を取ることはイラクであっても認められない、と。スンニ派とシーア派の問題の根の深さを再度実感。
イラクで直接選挙をやればシーア派が多数を取ることになるからダメ、三分割もシーア派が石油の利権を取るからダメ、スンニ派主導の非民主的な政権を作るしかない、と。これが中東のスンニ派の本音なのかもしれない。
こういう政治的な問題一つ一つに日本は発言していけるのか、川口が何か言えるのかという声と、どうせアメリカの言うことには逆らわないから、いや、逆らえないから大丈夫(というより関係ない)という声も。
日本の外務省は一つのことしかできないのか、イラク問題があるとパレスチナの問題やその他のことには手が回らないのかと、日本の外務省に対しては極めて冷ややか。
04年1月13日−3
六ヶ所村さらに続き。
電力会社、特に東京電力は、自らの都合で六ヶ所村の再処理工場を稼働させたがっている。
原子力発電所は、運転すればかならず燃やしたウランが使用済み核燃料となって出てくる。日本の原発が抱えている直近の課題は、この使用済み核燃料を貯蔵するスペースが無くなりつつあるということだ。
とくに東電の福島第二では、この使用済み核燃料の貯蔵スペースが後二年分程度しかない。日本の原発トータルで見ても、今のままならばあと七、八年で貯蔵スペースがなくなる。
そこで、2010年をめどに、青森のむつに、中間集中貯蔵施設を造ることになっている。ところが、これはあくまでも中間貯蔵であって最終的な処分では無いということになっている。そのために、六ヶ所村の再処理工場を稼働させることにより、中間貯蔵しているものも再処理してよそへ持っていきますということで、むつの施設を認めてもらっている。だから電力会社は、六ヶ所村の再処理工場を稼働させないと原発の稼働が止まってしまうので、あせっている。
しかし、再処理工場などにかかるコストを誰が負担するのかということが明確に合意されない限り、この費用は電力会社の経営の命取りになりかねない。
原子力発電所はいいことだけではない。使用済み核燃料という核のゴミがどんどん出てきているのだ。
これを処理する方法は二つある。ひとつは、ウランを燃やした時に出てくる使用済み核燃料、つまり今、原発からでている核のゴミをそのまま処分する方法。
もう一つは、再処理をしてプルトニウムを取り出す方法。再処理をしてプルトニウムを取り出すと、使用済み核燃料は高レベル放射性廃棄物と呼ばれるタチの悪いゴミに代わる。再処理をするとTRU(トランスウラニウム)と呼ばれるコバルトやストロンチウムよりも毒性が強くしかも半減期が何万年、何十万年と非常に長い物質が出てくるのだ。
再処理を推進しようとする経産省などは、再処理をすると処分しなければならない量が減るから(1トンの使用済み核燃料を再処理すると0.7トンの高レベル放射性廃棄物になる)、処分しやすいと主張する。これは大きな間違いだと思う。なぜならば処分すべき核のゴミは三割減るかもしれないが、TRUを作り出してしまえばTRUそのものの量の何倍もの体積のTRUに汚染された廃棄物が生まれる。処分の難しさは重さではなく体積で決まる。だから重さは三割減っても、処分すべき体積は何倍にもふくれあがる。
経産省の見積もりではTRUの処理に8100億円かかる。この見積もりは甘いと僕は思う。再処理工場本体の見積もりが三倍以上にふくれあがったように、このTRUの処理コストも何倍にもなると僕は考えている。
そして、この高レベル放射性廃棄物の最終処理場所は決まっていない。(六ヶ所村でたしか40年間の中間貯蔵をすることになっているが、その後どうするかは未定である。経産省はその後、数百年間にわたり、地層処分、つまり地中深く穴を掘って埋めると主張している。問題はどこに、ということだ。)
いずれにせよ、今のずさんな見積もりと国民に対する説明責任もあいまいなまま、再処理工場を稼働させ、再処理をして燃やし方も決まらない大量のプルトニウムを取り出して、高レベル放射性廃棄物を最終処分するか、再処理を当面凍結し、使用済み核燃料の中間貯蔵期間を伸ばす方策を考え、その間に再処理が必要なのかどうかを検討し、コストを精査して、国民的な議論をきっちりとやるかの分かれ道に立っている。
04年1月13日−2
六ヶ所村続き。
原子力発電が、夏場の一時期の需要期を除き必要不可欠でもないということは、去年の原発の全面運転停止でも立証された。
本来ならば、水素ベースのエネルギー路線に転換するための研究開発や自然エネルギーで本当にどこまでやれるのかという政策転換が必要なのだが、それを担当する経済産業省は、自然エネルギーを殺している。自然エネルギーが着実に増加すると、原子力はいらないではないかという議論になっていくことをおそれている。
電力会社に対して自然エネルギーによる発電を求めたRPSという制度でも異様に低い数値設定をして、しかもその設定が前半は極端に低く、2010年以降は現在、設定がないという新規事業者の参入を阻止するための設定になっている。このため、風力発電に関しては、日本には未来がないような状況だ(風力発電事業者は2010年以降の需要を示せないために、そこから先の資金手当をすることができない)。
太陽光発電に関しても、ドイツが80円相当で買い入れるという法改正をして、先頭を走る日本に追いつこうとしているのに対し、日本はまったく逆を行っている。日本の太陽光発電のためのパネルメーカーも日本市場を相手にせず、ヨーロッパ、特にドイツを狙っている。
競争力のない産業を整理し、新たな産業を興すということが国策になりつつあるこの時代に経済産業という名前を持つ役所が、新規産業の有望な種を省益のために平気で殺している。
政治は何をやっているのかと言えば、自民党の電力族と経済産業省べったりの政治屋どもは民主党の電力総連の息がかかった議員どもと一緒に、電力の自由化が叫ばれているこの時代に、原子力発電は国策と位置づけようと必死になっている。
なぜ原子力を国策と位置づけたいかといえば、国策ならば国が金を出しても当然という議論ができるからだ。
つまり電力会社は原子力発電を維持しきれなくなっている。原発でウランを燃やした時に出てくる使用済み核燃料の処理ができなくなっているのだ。
電力会社の経営にとって、原発のバックエンドをどうするかは極めて大きな経営判断になる。電力会社は自分の会社が負担するよりは、血税で尻ぬぐいをしてもらいたい。
経済産業省は自分たちの政策ミスを表には出したくないし、天下りやらなんやらのおいしい蜜である原子力を維持したい(まさに厚生省の年金と同じだ)。
政治家は原発によって地元に落ちる補助金を維持したい。労組は原発による雇用を維持したい。
ババを引くのは一般納税者、高い電力を買わされる消費者、そして地球環境ということになる。
自民党の中でエネルギー問題の責任者を務めたこともある亀井善之農水大臣も、自らの著作の中で原子力はもはや国策ではない、見直しが不可欠だと訴えている。
にもかかわらず、与野党の中に暴走する議員がいる。
グリーンピアの悲劇を目の当たりにして憤慨している納税者よ、今、原子力政策の見直しを求めて立ち上がれ。
年金問題で特集を組んでいるマスコミよ、原発の問題の特集を組め。今、動けば十兆円以上の国民負担をストップできる。
04年1月13日−1
1月10日で四十一歳になりました。
と、同時に三日間、高熱でぶっ倒れておりました。
大事な会がいくつもあったのに、失礼しました。
で、本来ならば週末の三部作になるはずだったメールです。
核燃料サイクル研究会を立ち上げた。
六ヶ所村に使用済み核燃料の再処理工場が造られ、この工場の稼働が迫っている。
問題は、この工場の稼働が本当に必要なのかという議論が極めていい加減に行われてきたことだ。
単純に言うと、この工場の稼働を稼働させることなく凍結すれば国民負担は4兆円で済むところを、ひとたび工場を稼働させると(つまり核で工場が汚染されることになると)国民負担は十数兆円にふくれあがる。
ここでそういう計画だからと議論無しに稼働を強行すれば、年金とグリーンピアのようなことになる(つまり負担が顕在化した時に、なんであのときにそんな馬鹿なことを止めなかったのか、と)。
再処理工場とは、ウランを原発で燃やした時に出てくる使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す工場だ。
本来、プルトニウムを取り出して高速増殖炉で燃やす予定だったのが、95年のもんじゅの事故で高速増殖炉の実現が極めて難しくなり、プルトニウムを燃やすことができなくなった。
通産省はあわてて高速増殖炉に代わり、プルサーマルという敗戦処理技術(あまりメリットがない)を位置づけたが、これも計画通り進まない。
ところが再処理だけはヨーロッパに委託したり、東海村で始めたりと先行してしまった。その結果、六ヶ所村の新工場を稼働させる前でもプルトニウムがどんどん貯まり、いまや国内に38トンもある。IAEAの査察費用のかなりの部分が日本のプルトニウムのために使われている。日本国内にあるはずのプルトニウム量と実際の量の誤差(MUFという)が200kgもある。
プルトニウムは、ウランの何万倍もの発ガン性を持つ極めて危険な物質であり、わずか5kgで核爆弾ができてしまうため警備が大変で、さらにコストも非常に高いというデメリットがある。
六ヶ所村の再処理工場を稼働させると、さらにこのプルトニウムが貯まっていく。
六ヶ所村の工場本体は当初計画で8000億円のはずだったのが、建ててみたら三兆円もかかった。
しかもステンレスの溶接という確立された技術を使ったところにひび割れが発生するという問題が起きている。
六ヶ所村の工場ではジルコニウムとステンレスの配管を異材継ぎ手という新しい技術でつないでいるところが何万カ所だか何十万カ所だかある。動燃の東海村の再処理工場も当初の稼働率は無茶苦茶低かったことを考えると、六ヶ所村の工場の稼働がスムーズにいくとは思えない。
再処理した時の総費用は11兆円と言われているが、これも発表の半年前には16兆円と言われていた。
11兆円という数字は、通産省がでっちあげた原発の発電コストである5.9円よりも高すぎず(高すぎれば再処理を止めろと言われる)、ある程度高く(ある程度費用がかかることにしないと電力会社に国が補助を出せない)という観点から創られた数字なのだ。
だから、国民負担がいくらになるかやってみなければわからないというのが現実なのだ。
2005年といわれる再処理工場の稼働開始を凍結し、再処理が本当に必要なのか、コストがいくらかかるのか、ということを検証し、きちんと合理的に議論してから結論を出すべきだというのが我々の主張だ。
04年1月6日
新年会が続々と始まる。毎年、一月、二月は一日に数件の新年会。
今日はまず平塚の商工会議所の新年会からスタート。締めは都道府県対抗駅伝の神奈川県チームの結団式。
新年会に出席するとたいてい、来賓代表が数人挨拶して、その他のご来賓は時間の都合上ご紹介のみとさせていただいておいて、その後に祝電の披露というモノが入る。
わざわざ時間を割いて出席したご来賓は紹介だけにして、電報だけ打った人の電文のほうを読み上げるのは慣例とはいえおかしな習慣だ。
小さな奇跡が起きた。
うちの事務所には、五カ国語以上話すスタッフを筆頭に、留学経験のあるスタッフもいる。にもかかわらず、ロンドンのBBCはおそらくうちの中で一番英語の苦手なスタッフの携帯に必ず電話してくる。彼の応対を見ていると英語は機転という気がする。
BBCはいつも生放送ではなくインタビューを録音して、後からそれを使うのだが、年末に生放送で、という依頼が入った。その電話を受けた件のスタッフは、ん、何を言っているかよくわからないが、これはいつもの電話と違うということに気がついた。とっさに彼は、ワンタイムリミットプリーズと言って、そのままロンドンとつながった携帯電話を持ったまま我が家まで走ってきた。そして、ドアを開けた僕に、代議士、BBCです、といって手渡した。聞いてみると生放送でスタジオとつなぎたいということで、無事、生出演をした。
(ワンタイムリミットプリーズって何だと事務所の忘年会で盛り上がった。ちょっと待ってねと本人は言いたかったそうだから、ジャストモーメントプリーズだったのだろう。)
今日、またBBCの取材申し込みがあった。と、BBCのスタッフがわがスタッフに向かって、ニホンゴスコシデキマスと言ったのだそうだ。
うちのスタッフは感激して、代議士、小さな奇跡が起きました!
彼は、自分だって日本人に電話する時には日本語使いますから(?)BBCだって日本人に電話する時は日本語使うべきですよね、と。
04年1月4日
いよいよ2004年も始まり、いかがお過ごしですか。
我が家は、大晦日にいきなりペシ坊が発熱し、大わらわの年明けになりました。
すっかり赤ん坊から子供になったペシ坊は、どこにいくにもなぜか缶入り野菜ジュースを二本いれた小さな紙袋を買い物袋よろしくぶらさげて、重いだろうに。
僕の携帯電話から、意味不明のあーうーという電話を受けた方、ごめんなさい、あれはペシ坊です!
例年通り、今年こそ中国語をマスターするぞと今年も誓って、これまではCDウォークマンが重いから途中で断念してしまったと愛妻を説き伏せ、MDウォークマンを新年早々買い込み、手持ちの中国語CDをMDにダビングして初日は満足して終わりました。
これで大丈夫だろうか。
さて、正月早々、国会開幕までに、日本の産業の競争力をテーマにした勉強会を立ち上げます。さらに、非現実的な路線を突っ走る核燃料サイクルを手遅れにならないうちに引き戻すための研究会をスタートします。
いつも通常国会開会直前に党大会なるモノが開かれるのですが、今年も例年通りにやるのかと思うとちょっと憂鬱です。
政党の最高意思決定機関であるはずの党大会が数時間でシャンシャンで終わること自体おかしいという認識を持たなくてはダメだ。
せっかく、フレッシュな幹事長が登場したのだから六十歳以上は執行部からパージするぐらい大胆な改革をやらなければ。
今年の参議院選挙は非常に厳しいという認識で、大胆な党改革をやらなければならないところなのに、一部では手前勝手なご都合主義でいい加減な候補者選定をやってお茶を濁している。
中央が変われないのならば地方から変えるのも一つの手段だ。今年は自民党神奈川県連の会長公選がある。手を挙げるかという気持ちがないわけでもない。
12月26日
明日ニュースが少ないので一面でいくことになりました。驚かないで下さいね、と言われたが、今朝の読売新聞の一面を見てやっぱり驚いた。河野太郎私案だからね、とあれだけ念を押したのに、自民党の調査会作業部会がまとめた改正素案になっている。(ため息)
宮崎会長や中山、山口両代議士はもっとびっくりしているだろう。いつ作業部会をやったんだって。(ワーキングチームを作業部会と日本語に訳して頂いて、感謝)
二面にも自民党の改正素案とあるが、これは党議拘束がかからない法案のはずだ。
と、言うことを念頭に置いて読んでいただければ、この記事は河野太郎私案のことを正確に書いていて、非常にありがたい。(そもそも河野私案を作業部会の素案にしたところが不正確ではあるが、私案の内容はこの記事とおり)
河野太郎のメールマガジンの一千倍の読者を誇る読売新聞の一面の方がはるかに世の中にはインパクトがある。今日の記事で、臓器移植法の改正の議論が盛り上がってくれれば、それはそれでひょうたんから駒かもしれない。
12月23日
天皇誕生日。
宮中の宴会の儀にお招きを受ける。モーニングコート。
モーニングコートは、お祝いの時にはグレーのベストを着用するか黒いベストに白いお祝い用の襟(?)をつけるものだと教えられてきたが、今日、よく見ると黒いベストをそのまま着用している方もいらっしゃる。どれがほんとうなのだろうか。
十二時十分ごろに皇居正門前に車で到着。開門まで待つ。既にずらっと並んでいる。ほとんど黒塗りのセダンの中に白い車で行ったので目立つ。
例年と同じように、春秋の間で皆様にご挨拶しながら待つ。
今年は一時にアナウンスで豊明殿に移動する。
豊明殿では年齢順に席次が決まっているために、左手向かい側に安倍幹事長ご夫妻、僕の左側数人目には菅直人民主党代表。
例年と同じ式次第。
宴会の際
天皇皇后両陛下がお出ましの時 一同起立
天皇陛下がお言葉をお述べになる時 一同着席のまま
内閣総理大臣が祝詞を述べる時 一同着席のまま
代表者が杯を挙げる時 一同起立
天皇皇后両陛下が御退出の時 一同起立
衆議院議長が代表で、杯を挙げていました。
両陛下御退出の時、昨年に続き、扇千景参議院議員が天皇陛下万歳と大きなかけ声をかけ、みんなそれに続きました。
さて、宴会の公式メニューは
一、汁物 白味噌 巻鯉 柚子
一、作身 鮃 松笠烏賊 からすみ 白髪大根 打胡瓜 防風
紅蓼 花山葵
一、取肴 日の出蒲鉾 松風焼若鶏 鶴亀羹
一、焼物 塩焼姿鯛 阿茶羅菊蕪 酢取生姜
一、温物 茶碗蒸 鰻 銀杏 薄打筍 菠薐草
一、加薬飯 鯛曽保呂 椎茸 干瓢 筍 錦糸玉子 紅生姜
一、温酒
と、昨年とまったく一緒でした。
以下、前回出席した時の記録を写します。(内容も同じなので)
解説しますと、まず汁物。どろどろの白味噌の汁物です。具は鯉だけです。鯉は、はものように包丁が入れられて、骨も感じず、ばくっと食べられます。宴会で食べます。おかわりはありません。
作身。鮃のお刺身が結構な分量で盛られています。さらに白髪大根が山の様に盛られています。宴会で食べます。おかわりはありません。
取肴。これは宴会では手をつけず、折に詰めて持ち帰ります。
焼物。これも宴会では手をつけず、折に詰めて持ち帰ります。
温物。茶碗蒸しに鰻、銀杏などがたっぷり入っています。銀杏なんか六個も入っていました。宴会で食べます。おかわりはありません。
加薬飯。宴会で一杯目を食べます。すると、おかわりが入った茶碗を持ってきて下さいますので、それは、折に詰めて持ち帰ります。
(私は間違えて二杯目も食べてしまいました。)
温酒。飲めない私には、これがくせ者です。これを飲み干さないと盃を頂いて帰れません。しかし、飲み干すとすぐに銀の入れ物から注がれてしまうので、少し残しておきます。
これにお茶が出て(お代わりあり)、九重饅が入った箱がつきます。
退出する時は、盃を入れた箱と九重饅が入った箱と折りを頂き、白いきれで包んで退出します。
12月21日
土曜日。
午後四時から財務省の来年度予算の内示を受け環境部会。
開会前に環境省の幹部から、部会長、雪で三十分遅れでスタートしたようですがベルマーレ勝ってますよ。(結局負けた!)
復活要求の重点項目について合意を取り付け、日曜日の政審の説明に関しては部会長に一任。
日曜日。
午後二時から政調審議会。五項目、七億七千三百万円に関する復活要求。
箱根の会合から小田原に出て新幹線で東京往復。天皇誕生日に着なければいけないモーニングが高輪の宿舎にあるか確認しなければならなかったが、品川で下車、宿舎まで直行。なんと便利になったものか。
年金の膿出しワーキングチーム。年内の取りまとめはない。中途半端な取りまとめならやらない方がまし。徹底的に膿を出そう。
厚生省は、年金福祉施設やグリーンピアを所期の目的を達成したと見倣し、今後を考えるというような大本営発表型にまとめたがる。
冗談ではない。なぜ、間違いが来たのか、なぜその間違いを修正できなかったのかということが大事なのだ。
ワーキングチームの第一回目から年金福祉施設とグリーンピアへの納入業者や取引先の洗い出しが必要だと資料を請求しているにもかかわらず、厚生省は何一つ出してこない。いくつか代表的なものを選び出してなどと馬鹿なことを言う。
臓器移植法の改正案が条文の形になりつつある。
今度の改正は小児移植の問題ではない。現在の臓器移植法の基本理念を根底から変えることが目的だ。これができなくては十五歳以下の臓器提供を認めても年に一件というようなことになりかねない。
生体移植に関する提供者保護の法制化もテーブルの上に上げていきたいが、まず、基本理念の変更が先だ。そこでの合意ができれば、二、三の問題も同時にとりあげたい。
12月18日
朝 ペシ坊にまだ発疹あらわれず。突発性発疹ではないのか?
10:00 神奈川県商工部と中小企業庁の高度化資金による工業団地の問題で今後について意見交換。
11:00 環境省と予算その他について打ち合わせ。
11:30 茅ヶ崎市の山下市議会議長や岩国市議会議長など全国議長会の皆様にご挨拶。
12:00 自民党組織本部の一員として、官邸で総理と昼食を食べながら懇談会。来年の参議院選挙について前副総裁の擁立反対を申し上げる。
13:00 経団連と環境問題に関する意見交換。バーゼル条約、硫酸ピッチ、VOC、環境税などに関して意見交換をする場を作っていきたい。
14:00 東京新聞の取材。
15:00 山口泰明代議士の地元の自民党支部の勉強会に講師として出席。津島税調会長が、いかに今回の年金改革がすばらしいものかを力説し退場。次に僕が国民年金は税方式、厚生年金は積立方式というのが理にかなっていると力説し退場。最後は厚生省の年金局の企画官が締める。
こういうのは後からやる方が有利だ。津島代議士の説明を後からこてんぱんにひっくり返した。また厚生省に後からやられたかどうかはわからないが。
16:00 党本部で党改革検証推進委員会。危機感をどれだけ長老が共有しているか、わけのわからないところをどこまで切ることができるか、ということだと思う。
16:30 臓器移植法の改正案、衆議院法制局からたたき台が出てきた。正面から基本理念を変える戦いを挑む。
夜 横浜で神奈川陸協の常務理事会。今年最後なのでお礼を申し上げる。その後、平塚で会合。さらに東京へ。
今回の年金改革は抜本改革になっていない。予算編成があるから現状を前提にした手直しになっているだけで、来年から抜本的な改革の議論をやる。年金調査会長や厚労部会長も了解のことだ。
年金は与野党の対立すべき問題ではない。自民党の厚生族の一部に、野党なんか関係ないかのような発言をする方もいるが、与野党でしっかり議論する場が必要だ。
12月17日
旧軍の毒ガスが問題になっている地域の中でも特に対処が必要とされる四つのA事案の内の一つになっている平塚の合同庁舎建設予定地を視察させて頂く。
青酸入りの瓶がいくつも出てきて、マスタードガスも定性的に検出されている場所なので、特殊な防護服に長靴、軍手、ヘルメット。
陰圧になっている二重テントの中で明日から掘削が始まる。
ユニセフの東京事務所長を長らく務めたサミュエル・クー氏の送別会が国連ハウスで開かれる。
ユニセフのトップのキャロル・ベラミーを何度も日本に呼び、国会議員との懇談会を何度もセットしたり、ユニセフに日本人スタッフをきちんと採用させたり、ユニセフへの日本の拠出金を維持するためにクー氏は八面六臂の活躍だった。
ユニセフの中での異動になるはずが、韓国の英語テレビ局のアリランTVの社長に就任することになった。早速、日韓中の新世代政治家を取り上げる番組の企画を考えているようだ。
後任は、東チモールでユニセフの代表を務めた浦元氏。東チモールの選挙監視の時には大変お世話になった方だ。
夜、韓国の特派員との懇談会。定期的に続けてすっかり顔なじみになった。選挙の結果をどう見るか、イラク問題をどう考えるか、来年の参議院選挙をどう戦うべきか、そして韓国の政治状況について、延々と意見交換。
12月16日
十回目の消費者問題プロジェクトチーム会合。
消費者保護基本法の改正のためのヒアリング。
消費者サイドの意見陳述は、消費者の権利を明文化せよ、でも義務は必要ないということに近い。これでは保護から自立へということにはほど遠い。どんな権利にも責任と義務が表裏一体になっているはず。消費者の権利というならば責任と義務も明確化し、今度の改正案に入れ込む必要がある。この改正に関する論点が少し見えてきた。
環境部会に関する税制改正はほとんどが通った。明日、税制改正の大綱が決まる。
年金に関して運用、年金福祉施設、グリーンピアの膿を出すためのワーキングチームは今日も会合。厚生省はとにかく資料を一括してきちんと揃えない。年金福祉施設やグリーンピアの納入業者に関するチェックをするための資料要求にもでは代表的な物を選んで云々。それでは困るので悉皆調査を要求する。厚生省の対応がおかしいと思っているのは僕だけではないはずだ。
12月15日
サダム・フセインがついに拘束。明け方二時からブッシュ大統領のスピーチ。同じ時間に我が家ではペシ坊が突然熱発!我が家最大の危機到来。夕方には熱も下がり、危機は回避された。父親はまったく役に立たなかった。
自民党前青年局長の棚橋代議士をお招きしての自民党茅ヶ崎支部の時局講演会。これまでこの時局講演会の講師は、塩崎恭久、麻生太郎、安倍晋三、山本一太とそうそうたるメンバーだ。棚橋代議士の講演は刺激的なところも多かったが、何か話しては、これは「ごまめの歯ぎしり」に書かないようにとこっちを向いて言うので、講演内容は内緒。
明日、消費者保護基本法の改正に関するヒアリング。明日の午後には税調。
12月13日
金曜日、自民党の環境部会、河野太郎部会長でスタート。
一気に環境部会は今後、全面的に禁煙を宣言する。
ヘビースモーカーもいる部会だが、みなさんあっさりとOK。
自民党の会議で禁煙というのは初めてかもしれないが、きれいな空気で会議をやれるのはうれしい。
税調、予算の説明をして、バーゼル関係の勉強会を発足させることを発表し、COP9の説明と旧軍の毒ガスの全国調査の結果報告を環境省から受けて、今日の部会はおしまい。
次は20日に内示を受けての今年最後の部会。
ヴィッセル神戸が営業権譲渡という報道が夕刊に出る。
わがベルマーレも決して経営は楽ではない。来期に向けて準備を着々進めていかないと。
12月8日−2
イラクへの自衛隊派遣の基本計画に関して、非常に多くのご意見を頂きました。
代表的なご意見とそれに対する私の意見を述べさせて頂きます。
Q−時代遅れの憲法・法律や、過去の経緯に囚われない自由な発想で決断すべきときは決断するのが真の政治家ではないでしょうか。
Q−「法律」の一言一句にとらわれるのは愚かなことです。
太−派遣賛成派の方からこうした意見を多く頂きました。ちょっと驚いています。我が国は法治国家ですから、法律に基づかないことを政府は行えません。政府が恣意的に活動できる国家がどんなものかお隣の金さんや戦争前のイラクを見ればわかります。特に軍隊を動かす場合には法律に基づいたシビリアンコントロールをしっかりと維持しなければなりません。
イラク特措法という法律を国会で制定したのですから、今回の自衛隊派遣はこの法律に基づかなくてはなりません。
Q−自由民主党員としてイラク特措法成立に賛成されたかと思いますが、その方がこの期に及んで反対を唱えるのはおかしい。
太−特措法で定めた要件(要員の安全確保、非戦闘地域)を満たしていない基本計画が出された以上、その計画に反対するのは当然です。法律の再審議をしているのではなく、基本計画の審議をしているのです。
Q−代議士として党に属しているのなら党の論を議論すべきときに堂々と反対を唱え敗れれば党の議決に従うか離党すると言うのが正しいあり方だと思う。
太−議院内閣制の根本的なルールは、政府の一員になっている議員(つまり大臣・副大臣・政務官)は政府の決定に縛られるということです。
自民党の長期政権が続いた日本では、マスコミも含め政府・与党という言葉が使われ、自民党が全ての法案に党議拘束をかけているという状況下でこのルールが誤解されていることが多いのですが、そろそろきちんとするべきです。政府内での議論は決まればそれにきっちり従うか、従えないならば政府の役職を辞任するしかありません。
一方、党で決まったことは全てそれに従えというのは民主集中制というソ連共産党式のやり方で、欧米の民主国家の非共産党の政党でこの方法をとっているところはありません(日本の各政党はこれに近いものがありますが)。
Q−総理は、はっきりと、危険は百も承知の上で派兵する、隊員の命の保証はできないというべきです。
太−この特措法ではそれはできません。法律が定める要件では、派遣先は非戦闘地域に限られ、要員の安全確保ができければ派遣できないことになっていますから、危険は承知だと言えば、法律に抵触し、基本計画は承認されません。
Q−どうして中立ではいけないのか理解に苦しんでいます。局外中立は立派な外交手段です。
Q−イラク戦争に大義があったのかどうかご意見を聞かせて下さい。
太−テロとの戦いに日本が中立であるべきではないと思います。日本は明らかに反テロの側に立つべきです。
しかし、このイラク戦争の大義であった大量破壊兵器がどうなっているのか、日本はアメリカにきちんと説明を求め、政府は国民に説明する責任があると思います。
フセイン政権下でのイラク国民は幸せでなかったと思います。だからといって勝手に戦争を仕掛けて良いとは言えません。それを認めたら例えば女性の権利が制限されているサウジアラビアはどうなのか、レバノンを影響下においているシリアを放置するのかという議論になるでしょうし、パレスチナに侵攻しているイスラエル政府を放置して良いのか、テロリストの跳梁跋扈を許しているパレスチナ自治政府を作りかえろと言う議論にもなってきます。イラク戦争の正しさを確認する作業は今一度必要です。
テロとの戦いはイラクだけで起きているのではありません。インドネシアでの治安維持、サウジアラビア王家の安定確保、中央アジアへのテロリストの浸透阻止、パレスチナ和平の推進など日本が関わるべき問題は山積みです。日本は積極的にこうした問題に取り組んでいくべきです。
Q−わたくしは、河野さんとは違い憲法改定は一切反対です。
太−憲法あるいは集団的自衛権に関する憲法解釈をどうするかということが本当の争点です。賛否両論あると思いますが、これを正面から議論するべきだと思います。来年の参議院選挙の一番の争点にすべきだと思います。
Q−アメリカや日本、先進国の考える民主主義がどれほどいいものなのでしょうか。それをどの国にも当てはめることが、果たして幸せなことなのでしょうか?
太−私は民主主義がよいと思いますが、イスラム国家にもこれに従えというのが良いか、疑問に思うこともあります。(たぶん女性の人権の問題など、イスラム教の国々にも働きかけるべきことはあると思いますが)
イラクの将来をどうするのか、宗教の位置づけをどう考えていくのか非常に難しい問題です。これはイラク国民に任せるしか方法がありません。そういう意味でも占領行政から早くイラク国民による統治に切り替えなければなりません。その際に治安維持などをどうしていくのかという問題を議論しなければなりません。
Q−自衛隊員は国土防衛ということで自衛隊に入ったので、その人達をイラクに送るのはおかしい。
太−イラクに派遣される隊員は意思の確認を受けてから派遣されるはずですし、PKO法など海外に自衛隊を派遣する法律はこれまでにありますから、もし自衛隊が正当に特措法に基づいて派遣されるのであれば、この議論は成り立たないと思います。
Q−小泉純一郎さんも、石波防衛庁長官も、ご自身および、ご子息同伴で、現地に長期赴任されては如何でしょうか。
太−お気持ちはよくわかりますが、こういう感情論では物事は解決しません。きっちりと国益を議論し、政策論、法律論を戦わせなければなりません。
12月8日
自衛隊の派遣に関する基本計画を党が了承。
私は反対だ。
イラク特措法が自衛隊の派遣の要件にしている安全の確保と非戦闘地域への派遣という二つを、この基本計画はクリアしているとは言えない。
イラクでの戦闘は終わった、しかしアメリカ軍への攻撃は続いているなどという説明で、だから自衛隊が行くのは非戦闘地域だという。
今日提示された基本計画の骨子には法律が求めている派遣の時期も書かれていなければ、具体的な地域も実施要領に書くので基本計画は大枠だけしか書かれていない。しかも、実施要領は概要しか公開しない等といって逃げる。議論になりそうなところは議論をしないで、隠す、逃げる、未定であると突っ張る。
何度も送った調査団の調査概要などわずか二ページの代物になって出してくる。
自民党の議論も基本計画が法律に沿っているのかを審査するのではなく、やれ週刊現代が亡くなった外交官の写真を掲載するのはけしからんとか、無関係な雑談が多い。こんな決定で良いのか。
法律に合致した基本計画とその前提となる説明がきっちり為されるのが最低条件だ。
それだけでなく日本の国益とは何か、自衛隊の派遣をする目的は何かという議論をきっちりしておかなくてはならない。
ここで自衛隊を出さないと日米関係にひびが入る等というのは嘘である。出す出すと言い続けて出さないことが不信感をかっているのであり、アメリカも日本の憲法の制約を知っている。出せないならば、出せないと伝えるべきなのだ。
本来、第一次湾岸戦争後、政治は憲法九条の政府解釈に踏み込み、集団的自衛権を認め、おかしな制約のない法律を作るかどうかという議論をすべきだった。(私は政府解釈の変更は最低限するべきだし、憲法改正をすべきだと思う。)それをきっちりせず、憲法解釈をそのままにして、それに基づいた現在の制約の多い、というか外務省しか理解できない理屈に基づいて作られた現行のイラク特措法を成立させた時点で、今日のような事態になったら派遣できないということになっている。これを無理矢理屁理屈を付けて派遣ありきの議論に持ち込んでいる今のやり方はおかしい。
日本は法治国家なのだから、法律が定めた要件をクリアしていなければ派遣はできない。危なそうだからとか、日米同盟がどうかとか、国際社会がどうとかという前の議論だ。
自衛隊の派遣先が非戦闘地域であるということを国民が納得した時に初めて、出すべきかどうかというべき論ができるわけで、現状では、べきであってもべきではなくとも、法律に違反して出せないのだ。
自衛隊派遣もやむを得ないといっても、その根拠になる法律の要件を満たしていなければ派遣できないのはあたりまえだ。
非戦闘地域ではない、要員の安全確保ができているという二つを政府はきちんと説明するところから全ては始まる。
12月4日
私の友人で、危険地帯で他人の命を預かることを生業にしている男がいる。彼曰く、自衛隊をバグダッドに送って警備に当たらせるのは止めた方がよい。日本の自衛隊が制服姿で大使館の警備に当たれば、テロリスト側の狙撃手の格好の的になる。百メートル離れたところから腕の良い人間に狙撃されたらひとたまりもない。むこうも日本人を殺せば大きなニュースになることは知っているから狙ってくるだろう。だから警備はイラク人に任せた方がよい。イラク人を狙ってもニュースにはならないからテロリストも他に狙いを探すだろう。それより自分が安全管理の責任者ならば、むしろこういうことをやる...。うーん、なるほど。
パレスチナ代表事務所を表敬訪問。
同じビルにレバノンとヨルダンも大使館を構える。
ジュネーブ合意に関する意見交換。
北朝鮮の船舶の入港拒否に関する法案についてディスカッション。そもそも論で白熱した議論になる。年内に取りまとめ、通常国会に外為法の改正とあわせて提出したい。
ウォール街から来た友人と朝飯を食べながら雑談。
日本はちょっと危機感がないのではないか、疑問を呈される。中国でずいぶんいろいろとビジネスをやって帰途日本に立ち寄ったため、中国熱にあてられているらしい。しかし、日本の影響力の低下と中国の存在感の高揚に関してはほぼ同じ。
中国ではトップが意思決定をどんどんやっていくのに対し、日本ではなぁーんにもサッパリ決まらないと非常に不満顔。
12月2日
自民党の外交・国防合同部会、自衛隊のイラク派遣について。
山本一太をはじめ賛成派が多い。
反対意見は、ほんの数えるほどで河野太郎、松島みどり、参議院の松村龍二の三名ぐらい。
私がイラクへの自衛隊派遣に反対する理由は、まず、国民への説明責任を果たせていないことと理解が得られていないことだ。
アメリカを開戦に追い込んだ大量破壊兵器の脅威はどうなったのかというそもそもの説明を日本政府はアメリカ政府に求めなければならないし、日本政府も我々この件に関する国民への説明をしなければならない。が、現状では、説明すべきものがない。これを中途半端にして先に進むわけにはいかない。
さらに、イラクの特措法に規定している要員の安全確保がイラク国内でできるのか、非戦闘地域が現在のイラク国内にあるのかどうかについて、国民を納得させるだけの説明ができないではないか。できるというならば外務大臣なり、官房長官なりがしっかりと説明をしなければならないが、それもない。
イラクの復興支援に行くのであって、米軍の支援に行ったり、アメリカ政府の顔を立てるために行くのではない。自衛隊が今、イラクに行くことが復興支援になるということをきちんと説明しなければならないし、自衛隊という軍隊が出ていくことで、その地にテロリストを呼び込むことにはならないということも説明する必要がある。
他方で、我が国の外交官がイラクで活動をする時に、大使館や宿舎を我が国の自衛隊が警備したり、外交官が移動する時に我が国の自衛隊が警備することができないという状況があるということを認識しなければならない。
治安維持活動をすることができなかったり、非戦闘地域でなければ自衛隊を出せなかったり、他の国の軍隊とは交戦規定が一致しなかったりといういろいろな制限があるのも現実だ。少なくとも現在のイラクのような地域に自衛隊を出すためには、憲法をはじめ法律の整備をきちんとするべきだ。つまり、集団的自衛権がきちんと認められる状況をつくり、武力行使一体化論などの議論がでないようにして、必要ならば大使館の警備もやり、国連の要請などがある場合には、国際社会の一員として地域の治安維持活動やPeace Makingだってできる(やるかどうかは政治決断かもしれないが)という法整備を国民の理解を深めながら着実に進めていくべきだ。
現在のように、国民の間に派遣に対する理解もない状況で、送り出された自衛隊に何か事故あれば、カンボジアのPKO以来今まで積み上げてきてものが一瞬に崩れてしまう。
急いて事をし損じてはいけない。
国民に丁寧に説明し、理解をして頂く努力を怠ってはいけない。
あれだけ何回も行った調査団の調査報告だって説明されていないではないか。
テロとの戦いという事に関して言えば、イラク以外にも戦線は開かれている。例えば同じアジアのインドネシアにおいてテロリストの取締がきちんとできているのか、中東の和平の根幹であるパレスチナ問題もあればグルジアまで含めた中央アジアの安定化の問題もある。放っておけばテロリストが入り込んでくる可能性のある地域であり、こうした地域に社会的、経済的な安定状況を作り上げることは国際社会にとっても非常に重大なことだ。いまの日本の法体系の中でも日本がテロとの戦いで果たせる役割はたくさんある。何もイラクに自衛隊を出すことだけが貢献ではない。
冷戦が終わった今、日本は日米同盟を大事にしながら、しかし、日本が国際社会の中で独自にしっかり動けるようにしておかなくてはならない。
年金制度調査会。
我々が主張していたこれまでの年金制度の中でのおかしなところ、つまりグリーンピアをはじめとするおかしな事業と年金の積立金の運用のいい加減さを徹底的に調査するワーキングチームが誕生した。
我々のもう一つの主張である根本から、つまり国民年金を保険料でやるのか税でやるのかという議論、厚生年金を賦課方式でやるのか積立方式でやるのかという議論をする場をきちんと作ることも尾辻部会長および大野年金制度調査会長がきちんと確認。
それならば、来年の予算についての議論が先行することも了承する。
かつて通産省の官僚がカーエアコンのフロンの回収率があまりに低いため、それを隠そうとしてあの手この手を使った。回収可能量なるイカサマを編み出してみたり、調査の度に調べる内容を変えて前回調査との比較ができないようにしたり。それに怒ってNGOや環境省と努力してフロン法を議員立法で作った。
そのフロン法ができて最初の実績発表を明日に控えて環境省がプレス発表ように作った資料を見て、思わずキレる。今度は環境省が回収率を隠している!
官僚なんて、結局、こんなものか。
党税調。部会ヒアリング。
環境部会の要望の筆頭に環境税に関する議論を継続することを持っていった。何も来年導入する税ではない。しかし、環境税に関する議論はこれから先、やらないということはできない。議論は続けなければいけない。
12月1日
今日、平塚青年会議所を卒業した!
十年前にJCに入った時には、OBは中年のオッサンに見えた。まさか自分が卒業する時が来るとは思わなかった。
JCに入った頃は、現役は食事や飲み物に手を出すな、先輩にきちんと気を遣えと怒鳴られた。卒業式を終え、さあ、大手を振って飯を食うぞと意気込んだら、横で現役がガツガツと飯を食っていた。
まったく最近の若い奴らは!!
三位一体の改革で、補助金の一兆円カットを総理が指示。
補助金を止め税源を委譲し、何年間か期限を切って地方の財源格差を埋めなければならないかもしれないが、後は地方にも自立してもらわなければならない。
環境部会も当然、環境省の補助金をカットする。
特殊法人改革の時も他の部会が役所の肩を持つ中で、環境部会は山本公一部会長、河野太郎部会長代理で環境事業団をたたきつぶした輝かしい歴史がある。やるべきことをやるのが環境部会だ。
環境部会の中に廃棄物・リサイクル資源の国際間移動に関する勉強会を立ち上げることにする。
部会の中の小委員会の委員長人事もやらなければならないし、明日から始まる税調のヒアリングの準備も始める。
今年から政府税調が来年度の税制改正のことだけを取りまとめるようになった。そのため、環境税のような将来の問題は党税調の大綱に盛り込まなければ扱うところがない。
中国のODAに関して、外交部会に外務省が提出した資料がいい加減だったので、再説明をしてもらう。外務省資料はJICAの技術協力だけを取り上げていたが、政府全体では対中技術協力は、なんとその4倍の金額がある。おっと外務省の数字だけでやっていては議論を誤ることになる。
公益通報者保護制度の論点の取りまとめ、明日は2回目。年内にPTで方向性をきちんと出したい。
消費者基本法の議員立法に向けてのヒアリングも年内に開始する。
北朝鮮向けの送金停止を可能にする外為法も通常国会にかかるようだし、船舶の入港拒否を可能にする法案作りも早急に進める。
同時に臓器移植法の改正案も通常国会に向けて作業をやらねば。
国会攻略本、安倍幹事長のコメントを頂き、新聞広告が出るようになりました。ご感想をお待ちしています!
11月28日
総選挙で明らかに有権者から拒絶された政治家を来年の参議院選挙の比例の候補者にしようというのは、もはや馬鹿げているというレベルを超えてしまっている。自民党を変えていかなければならない時に、こんな話が出るのはいかがなものか。やはり自民党のわけのわからないところを切り捨てなければダメだ。
ソウルで開かれた Korea-China-Japan Forum 2003 に出席しました。
韓国からは孔魯明元外務大臣や与野党の国会議員、研究者等、中国からは中国人民外交学会会長、新華社副社長、前駐韓大使等、日本からは研究者やジャーナリスト等、幅広いメンバーで、日本、中国、韓国に関わる問題を議論しました。
会議は個人の資格で発言し、個人の発言内容はオフレコというルールで行われました。
韓国の現在の政治状況は一過性のものなのかそれともシステム的なものなのか、中国の経済発展は共産党主導の政治にどういう変化をどのくらいのスピードでもたらすか、日本のナショナリズムの台頭をどう見るのか、なぜ日本は拉致問題にこだわっているのか等々が議論されました。
特に拉致問題にこだわって交渉をしなければ、拉致問題の解決はかえって遅れるではないかという指摘が韓中双方から出され、日本の真意は何かという質問が飛び交いました。
六者協議が北朝鮮問題解決の最後のチャンスだという認識は、かなりの研究者が共有しているようでした。
コーヒーブレーク等会議の合間の雑談で、中国側が北朝鮮に対して持っている感覚が少しわかってきたような気がします。
いよいよ羽田−金浦のシャトル便、いやチャーター便が始まります。もっとも時間帯の問題があり、日韓を日帰りビジネス圏へ、という夢の実現には至りませんが、第一歩を踏み出すことになります。
次は日韓の自由貿易協定に向けての一歩が必要です。韓国側もかなり前向きになってきたところもあるようです。
我が家のPESHIも明日で一歳。我が家の天井に顔を出すクモにクモ太郎と名前を付け(名前を付けたのはわが愛妻ですが)、すっかり友達になりました。電話にも出られるようになり(伝言は頼まないで下さい)、いよいよ歩く日も近いか!
11月22日
衆議院議長にめでたく当選された方と衆議院副議長選挙で惜しくも落選された方が食事をしました。
(正副議長選挙は立候補制ではありません。なんで立候補したのですかなどと聞かないように!)
衆議院議長予定者は平服で本会議場に入り、普通に議長選挙で投票する。議長に当選したことが発表されると自席で立ち上がってご挨拶をする。そこですぐに副議長選挙が始まるので、他の議員と一緒に投票はするが、票を入れるやいなや議長席の後ろのドアから議場外に出て、議長室でモーニングに着替える。そろそろ副議長選挙の開票が終わる頃に、議長席の後ろのドアのところで待っていて(「待っていたら変な奴に1票入っていたもんだからえらいばつが悪かったじゃないか」)、副議長選挙も終わると議長席後ろのドアから入ってきて、議長席に着く。一言挨拶をして、年長議員からのお祝いの言葉を受ける。
副議長は、副議長の当選が発表されると副議長当選者として立ち上がってお辞儀して、後ろのドアから出て副議長室でモーニングに着替える。けっこう副議長は忙しいらしい。
ちなみに前回は副議長に予定されていなかった人が副議長になってしまったものだから、モーニングの用意が無く、平服であいさつしたそうだ。
議長の挨拶なんかいつも同じだと思っていたが(サンプルはあるらしい)、今回は初めて国内外の情勢などと言葉を濁さずに世界の平和という言葉を初めて議長挨拶にいれたらしい。(正直言ってそんなこと全く気がつかなかった)
議長は首班指名の時は議長席で投票用紙に記載して、事務局が取りに来るそうだ。副議長は自分の議席で投票用紙に記載するそうだ。
将来の議長を目指している諸君(なぜか議長の挨拶のなかでの呼びかけはいつも「諸君」だ)、頑張ってくれ!?
11月21日
特別国会開会式。
ほんの1年半前には死にかけていた病人が、立派に衆議院議長としての職責を果たしているのを見て、臓器移植という医療の有効性を疑わない人はいないだろう。
問題は、日本で年間に五百件近く行われる成人間での肝臓移植のほとんど全てが健康な人間のお腹をかっさばいて、その肝臓をぶった切る生体肝移植であることだ。
肝臓移植は、ドナーの肝臓も半年で元に戻るからまだ良いかもしれないが(とは言ってもドナーの12%には後遺症が残っている)、生体肺移植や今度行われようとしている生体膵移植などの場合、ドナーの肺や膵臓は元に戻らない。
もちろん生体心移植はあり得ないし、小児移植も制限されている。
その結果、海外で移植を待つ日本人の数は増える一方だ。
さらに、親族に限られている肝臓移植のドナーを、親族以外でもできるようにしようなどという動きまである。ドナーの候補者に対する社会的なプレッシャーを考えれば、これはあまりにおかしい。
もはや、現行の臓器移植法を改正し、脳死からの臓器提供を現実的なものにすることは避けて通れない。
そこで、臓器移植法の改正の議論をスタートさせるために、あえて、河野太郎私案を述べる。これを一つのきっかけてしていただきたい。
臓器移植法改正河野私案
一、 移植に使用されるための臓器の提供の有無にかかわらず、脳死は人の死であることを前提とする(現行法の第六条二項の限定を解除)。
二、 脳死判定に関して、本人の書面による意思表示及び遺族の同意を必要としない(現行法の第六条三項の削除)。
三、 現行の要件に加え、脳死になったもの本人が生前に臓器提供に反対の意思表示をしていなかった時にも、遺族の書面による承諾によって臓器を提供できるものとする。
四、 三の場合において、脳死になった者が未成年である場合は、親権者であった者の書面による同意を必要とする。
五、 脳死になった場合に親族に臓器を優先的に提供する意思をあらかじめ生前に明確にすることによって、脳死になった場合に、親族に優先的に臓器提供できるものとする。
六、 自動車免許に臓器提供の意思を明記する欄を設け、免許の更新時に臓器提供に関する情報提供を行う。
七、 省令で定めた生後一定の月日が経っていない者からの脳死下での臓器提供は除外される。
どうぞご意見をお待ちしています。
11月20日
依然として副議長選挙で河野太郎に入れられた1票は不明です。
真相につながる情報を提供された方に御礼を差し上げます。
委員会の配属が決まりました。
常任委員会は経済産業委員会と財務金融委員会、特別委員会は青少年特別委員会(理事)、それに憲法調査会です。
自民党の方は環境部会の部会長に内定しました。
これだけでも無茶苦茶忙しそうですが、選挙前から岸田代議士(2度目の自民党経理局長おめでとう!! ちなみに前回の経理局長は四十三歳で史上2番目の若さでの就任だったそうです。ちなみに最年少の経理局長は宮沢喜一41歳だったとか)とプロジェクトチームでやっていた公益通報者保護制度の法制化と消費者保護基本法の改正がいよいよ佳境にはいりました。公益通報者保護制度の法制化は来週から論点整理に入り(こちらは最終的には閣法)、消費者保護基本法の改正は今月からヒアリングを始めます(こちらは議員立法)。
さらに臓器移植法の改正(議員立法)も通常国会で実現しなければならず、河野私案の策定作業中です。
環境部会には、動物愛護法関連の新規立法とバーゼル条約関連の作業が待っているし、なんといっても年金制度の抜本的な改革(あす大村代議志他と研究会を立ち上げる)と厚生省の年金局の年金の財源を利権化したものをたたきつぶす作業(武見参議院議員とご一緒)もあるし。
NACCSの問題も財務金融と経済産業の両方の委員会で取り上げなければならないし、イラク派兵をしない場合についてのアメリカ議会と自民党との意見交換の日程調整もせねばならないし、年末の環境関連の税制改正もあるし、PNND(Parliamentary Network for Nuclear Disarmament)でのアメリカの使える核兵器の開発に反対する声も上げねばならんし、2005年のNPTレビュー会議の問題もあるし、来年のJALNの準備もしなければならないし、都市近郊農業の競争力強化の問題も勉強会を始めるし、部品産業とサービス業の競争力強化の問題も始めるし、時間がたらない!
11月19日
特別国会召集日。
公報では三分の一以上が登院すると電鈴がなり云々となっているが、事実は午後1時に本会議が設定されている。
十時前に当選証書を持って、名刺を持って、議事堂の正面玄関から登院する。名刺を出して、登院ボタンを押して、証書を対照して、議員バッジを付けてもらう。
これで議員バッジは三個になった。ただ、僕はキイホルダーに議員バッジを付けてポケットに入れてあるので、バッジの周りのサテンのところがすり減って色が変わってしまっている。
480名の衆議院議員のうち、479名が応召。
本会議で、まず議長選挙。単記無名選挙(投票する人の名前を書かない)なのに、投票した者の名前を書き、2票が無効。
河野洋平が477票で当選。
ハプニングは副議長選挙で起きた。
無効票が3票、中野寛成君475票、そしてなんと河野太郎君1票!
思わずどよめき。みんなこっちを見るから、俺じゃないぞ、と大声で叫んだ。誰だ、こういうことをやる奴は。
森元総理や橋本元総理までがニヤニヤしてこっちを見ている。
この1票を入れた人間が誰か、情報をお持ちの方、河野太郎までお知らせ下さい。真相解明につながった情報にはお礼をさせていただきます。
11月17日
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夜遅く、東京でこの総選挙で落選してしまった同期の仲間の慰労会。
まさかと思う奴も落ちてしまった。
電話でもしようと思ったが、なんと言って良いかわからず電話もできなかったので、今晩は良い機会だった。
「俺、前の選挙の時にさ、落選した同期に電話したんだよ。だけど、あのときは落選というのがどういうことか、百分の一もわかっていなかったってことがわかったよ。とにかく落ちてから、眠れないし、腹も減らないんだよ。太郎ちゃんよ、選挙はさ、絶対に落ちちゃだめだよ。」
とにかく、落選した仲間が地元で集会をやる時は、必ず誰かが行くことにする。
厚生省の年金改革案。役人は、まず厚生省の利権ありきのこんなものが通用すると思っているのだろうか。
国民年金は税方式、厚生年金は積立方式という抜本的な制度改正に向けて、大村代議士らと動き始める。
NACCSだけでなく広く税関問題を取り上げる議員グループの結成に向けて動き始める。日経ビジネスをはじめ、マスコミも通関情報システムのいかさまに目を向け始めてくれている。旧知の青山さんも関税局の審議官だそうで、徹底的にこの際、調べていこう。
臓器移植法の改正案も法案をまとめなければならないし、公益通報者保護制度も岸田座長と打ち合わせを始める。農業改革のデータ集めも大きなファイルをつくる。ここしばらくやりたくてもできなかったことを並行してみんな始めよう。
11月15日
スターバックスでキャラメルドーナッツを食べながらラテを飲んでいて、ふと気がつくとクリスマスソングが流れていた。
この数ヶ月、本当にあっという間だった。
ふと気がつくと、今日がベルマーレの最後のホームゲームだった。
昇格争いをしているフロンターレを相手にチームも頑張る。小長谷組長と来年のスポンサーの話をしているうちにフロンターレの2点目が入る。ふん、昇格がかかっている試合なのにこの程度の数のサポーターしか来ないチームならさっさとJ1に上がってくれ、と負け惜しみ(浦和レッズがまたJ2に来てくれるとベルマーレの経営にも良い影響があるのだが)。
と、左サイドから上げたセンタリングがミスキックになって、あーあそれちまったよ。ありゃ、それたボールがふらふらとキーパーの頭の上を越えて...ゴールに入っちまった!!同点!
フロンターレよ、来年も一緒にやろうね。富士通本体から幹部もわざわざいらしていたようだが...。
来年は、昇格争いをする側に回ろう。
11月13日
衆議院議員当選証書
神奈川県平塚市八重咲町二六番十九−ニ〇五号ブルーハイツ高風荘
河野太郎
右は神奈川県第十五区選挙区において衆議院議員に当選したことを証明するためにここに当選証書を付与する
平成十五年十一月十二日
神奈川県選挙管理委員会
委員長碓井貞弘
当選証書の付与と一緒に諸手続が始まる。
まず議員の名前の字画に関する届け出。これはどの字を名前に使うかというもの。
JRパスと航空券引換証の選択について。議員はJRパス、JRパスと月三往復に相当する航空券引換証、あるいは月四往復に相当する航空券引換証のいずれかの交付を受けられる。ただし神奈川県選出の議員は選択の余地無くJRパスの支給になる。
資産等報告書の提出について、および政策担当秘書の採用についての書類。
召集日当日の登院に関する注意書き。
一、午前十時ご参集を願います。
議事堂中央玄関から御登院下さい。尚、議事堂中央門、中央玄関は午前八時に開きます。
二、登院の際は、次の事項にご注意下さい。
1当選証書をご持参下さい。
2玄関受付に名刺を差し出し、当選証書の対照をお受け下さい。なお、玄関に設置してある登院表示板の名札の押しボタンを自身でお押し下さい。
3議員記章を受け取り、おつけ下さい。
4召集に応ずることができない場合には、理由を付して応召延期届けをご提出下さい。
三、当選証書の対照を受けた方は、衛視の案内で所属の控え室にお入り下さい。
四、登院議員数が総議員の三分の一に達した後、電鈴いたします。電鈴で議場に入り議席に御着席ください。
11月11日
10月10日の解散の日にひっそりと「河野太郎の国会攻略本」という本が発売されました。公職選挙法に抵触するために、宣伝活動は一切できなかったにもかかわらず、発売直後の一瞬、アマゾンドットコムでランキングトップになり、このたび増刷が決まりました。
是非お近くの書店を覗いてみて下さい。
というわけで、選挙も終わり、ちょっとPRでした。
今日は各選挙区で、「選挙会」が開かれ、当選人が決定しました。
明日は県庁の選挙管理委員会にて、当選証書の交付が行われます。
また、本日、自民党国対から速達で、常任委員会の希望をとる用紙が送付されました。例によって新人は、憲法調査会、予算委員会などいくつかの委員会には配属されません。
落選した議員は12日までに議員会館を明け渡さなくてはならないそうです。初当選の時からの仲間も今回何人か涙をのむことになりました。
わが事務所は、万歳は毎回NHKの当確を見てということにしていますが、今回は、かなり早く当確が出ました。
NHKは必ずその選挙区のどこかで開票が始まっていないと当確を打たないことになっていて、神奈川15区では大磯が八時四十五分から開票をしたため、八時五十三分頃当確になりました。
NHKは出口調査をやっていて、当確間違いなしと思っていたのかもしれませんが、こっちは万歳はしたもののあとでひっくり返ったらどうすんだと思っていました。
TVKをはじめ、開票の晩の出演依頼を投票日までにいただいたところがいくつかありましたが、本人はとてもいらだっていて、当選を前提としたそんなもの全部断れ、とお断りをしました。本人を無視して事務所と話をしたNHK、テレ朝、SCN(湘南ケーブルネットワーク)、BBCだけ出演しました。
投票日の待っている時の気持ちは、候補者になったことがある者にしかわからないものかもしれません。うー、胃が痛い。
選挙になると、私のようにやせる候補者と、三度三度の飯をちゃんと食うので太る候補者がいます。ちなみに小田原の自民党候補者は、選挙になると太る(体調もすこぶる良いようで、カリウムの濃度に影響が出るからと禁止されていたチョコレートも解禁になり、とうとう免疫抑制剤に影響するグレープフルーツのみ禁止という状態になりました)。
ペシ坊は、選挙期間中すっかりおばあちゃん子になってしまいましたが、今日も、そんなに泣いてちゃわからないでしょ、言いたいことがあるならはっきり言いなさい、とスパルタに育てられてました。
11月10日
昨日の総選挙で、神奈川第15区から三回目の当選をいたしました。
まずは、ご報告まで。
10月10日
一時前に代議士会。
一時に本会議。まず、人事案件が二つ。一つ目は全会一致だが、二つ目は、民主党と社民党が反対。なぜか共産党は賛成。
起立採決が終わると同時に議長の後ろのドアが開く。議場内にどよめき。官房長官が紫色のものを持って入ってくる。
議長の横に座っている事務総長が中から解散の詔書を取り出す。意外に小さい。それを議長に渡し、議長が、内閣総理大臣から解散の詔書が出された旨の示達があったと述べ、証書を読み上げますと続けたところで議員が起立。天皇陛下のお言葉だからということか、共産党は全員着席のまま。一部の共産党議員が周りにつられて立ったが、周りの議員に注意され、着席。
証書が読み上げられたとたんに、万歳がわき起こる。前回の解散の時は、あまり万歳していた議員はいなかったが、今回はなぜか与野党問わず、大勢が万歳。なんで解散すると万歳なのかわからないので、僕は万歳せず、辺りを見回す。大村代議士をはじめ周りの議員と握手して、さあ、がんばろう。
同期で沖縄一区の下地代議士は、連立内での調整がつかず、公認なしでの選挙になりそうだ。
みんなそれぞれの事情を抱えながら、選挙後にまた会おうと約束し、議場を出る。
この後、両院議員総会と党本部での公認証の手渡しがあって、いよいよ、戦いが始まる。